2人での戦闘
さっきの場所から1キロほど離れた開けた場所
モンスター達がよく集まる場所でレベリングに利用されることが多いとこだ
「魔法って何覚えてる?範囲系の覚えてたらいいんだけど・・・・」
今のサユナのレベルなら1つは覚えているはず
でもサユナは種族が妖精のウィンディーネだから下手すると覚えてないかも・・・
「1つだけならあるよ。これをどうすれば?」
よかった、あるならどうにかできる
「そしたらあの大群のなかに一発打ち込んじゃって」
多少心配は残るがどうにかなるだろ
「だ、大丈夫なんだよね?私やられたりしないよね?」
心配なのはわかるけどやらないことには・・・
「大丈夫!俺が守るから!それじゃあいくよ」
サユナが呪文を唱える
俺はそれに合わせて突っ込む
「氷の精霊、シヴァよ、今我の呼び声に答え、氷の大地となせ。アイスストーム!」
呪文を唱え終わるとフィールドの真ん中に氷の竜巻が起こる
ダメージを受けたモンスターはタゲをサユナに向ける
「そう簡単にはやらせねぇぞ!」
動き出すモンスター達をひたすら斬り倒していく
鬼族専用スキル
【桜花乱舞】
スキルを発動すると共にハルの動きは加速する
近くにいるモンスターを華麗な躍りかのように一撃で切り捨てていく
「あと一匹!これで終わりだ!」
相棒を上に振りかざしそのまま降り下ろす
さっきまでいたモンスター達は全ていなくなった
「す、すごい・・・・」
サユナはポカーンと口を開けたまま固まり驚きを隠せないようだった
「お疲れ、レベル上がった?たぶん1か2は上がったと思うけど・・・」
一回でも攻撃に参加してれば経験値はもらえるからさすがにレベルが上がってないってことはないはずなんだけど・・・
「上がってる!3も上がったよ!すごい!」
30を越えた辺りから格段にレベルは上がりづらくなる
24てことはあと2回ぐらいあげたら1あげるだけで2回は必要になる
「今日はあと3回やったら帰るからな。それ以上やると疲れが影響してあぶない目に遭うかもしれない」
サユナはこくりと頷く
「がんばる!」
そしてサユナは戦闘へと再び踏み込んといった
それから一ヶ月ほどたった
サユナのレベルは50を越え、暇なときには戦いかたも教えたのでそこそこ強くはなった
そんなある日のことだった
「ねぇ、ハル。私も強くなったしダンジョンに行ってみない?1人で行くよりは楽でしょ?」
いきなりの流れに驚いた
確かに強くはなっただろうけどそれでも2人だとちょっと心もとない気がする
「うーん、そろそろ連れていこうとは思ってたけど・・・・・。じゃあ明日行ってみよっか」
何かあればすぐに帰還の羽使わせればいいし
俺も多少レベル上がったから大丈夫かな
「やったー!ハルと冒険だし頑張らなきゃね!」
久しぶりにこんなに喜ぶサユナを見た
はしゃいでもいいんだけど、なにもなければいいなぁ~・・・




