新たな街
俺が向かった先は魔族の領地
ヴァンパイアシティ
領地の話をしていなかったからここで説明になるんだけど
一番北側にあるのが人狼の領地になるそこから始まり
それが時計回りで鬼族、妖精、人間、龍族で一番南側になる
そこから今度は神人、魔族で一周になる
何故俺が魔族の領地に向かうかというとダンジョンを回るため
領地の中では魔族の所持しているところが一番広い
ダンジョンの数もかなりあると聞いてやってきた
「それにしても・・・・・なんかラスベガスみたいですごい街だな」
そこらじゅうに光輝くネオンライト、超高層ビル、カジノまで海外の国を思わせるような作りになっていた
「宿屋の料金足りるかな・・・・・」
不安があるがそれよりやらなければならないことがある・・・・・
一刻も早くあれを探しださなければ・・・・
翌日の朝
俺は廃墟の地下ダンジョンへ来ていた
目当てのものはドロップアイテムなのだが・・・・
それもまさかのZ級の素材アイテム
怨獄の輝石
ダークヴァンパイアのドロップアイテムだがやはり簡単には落ちない
かれこれ三ヶ所目のダンジョンでもうすぐボス部屋
これで出なければまた明日もダンジョン巡り
目の前に現れた金色の扉
片手で触れると自動で開く・・・・
そこにいるはずのダークヴァンパイアが・・・・いない
松明に火がついていき現れたのは別の何かだった
『よく来たな、小さきものよ。何が目的だ?俺の命か?』
王冠をかぶっているのは人間の骨・・・
に見えるがスケルトンキングだろう
前作で一度だけ戦っているがレアボスの部類に分けられる
つまりは強いってことだ
「そうだな。お前を倒して、俺は強くなる!」
相棒に手をかけ一気に駆け寄る
いつも通り近づき斬りけたらい一旦距離をとる
チャンスがくるのであればひたすら連撃を打ち込む
だがそう甘くはなかった
『1人で来たことを後悔させてやろう・・・』
すると、地面から屍が現れた
その数約50体
こいつらを倒してからボスのもとへ行くのは骨がおれる
「邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!どけぇえぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!」
ひたすら斬り倒して突き進む
一直線にボスのもとへ・・・
あとはスキルを使い隙を出さず斬り続け俺の体力が切れるギリギリでどうにか倒した
すぐに回復用のアイテムを使い体をもとに戻す
「死ぬかと思った・・・・・。ん?なんだ?」
メニュー画面に表示されたのはレアアイテムゲットという文字
そんなにいいやつ落ちてないだろ・・・などと思いアイテムを開くと・・・・
「えーっと・・・・・?」
【絶望の妖玉 】
たぶん素材なんだろうけど・・・・
わかんないな
街に帰るときアフィナに見てもらおう
多少売ればお金になりそうな装備類も手に入ったしよかった
「また明日だな。これ以上は暗くて危ないだろうし・・・・」
街へ続く道を下っている時に誰かの悲鳴が聞こえた
「こないで!・・・・・・やめて!・・・・誰か助けて!」
なにかに襲われてるのか?
急いで助けないと!
声のした方にひたすら走る
見えた!
少し大きめのモンスターに囲まれた女性がいる
このままだと間に合わない・・・・
瞬時に判断し、先程のダンジョンで手に入れた短刀を投げる
「これで・・・・・っ!」
見事にモンスターの腕に突き刺さるとこちらに標的を変えてきた
間に合ってよかった
通常のモンスターなどは怖くなんてない
ただ斬りつければ簡単に消えていく
瞬く間に周りにいたモンスター達を片付けた
「大丈夫?怪我とかしてない?」
女性は腰が抜けてしまったのか立ち上がることができなさそうだ
見た感じだと俺と同い年ぐらいかな?
「あ・・・・助けてくれてありがと」
無理矢理作った笑顔で俺に微笑みかけてくれた
無理しなくていいのに・・・
俺は女性を抱き抱えると街まで戻った
ステータスによるものなのかずっと抱えていても全然疲れない
「あそこの道を左に・・・・・ここを真っ直ぐです」
道案内を頼み家まで送ることにした
街のなかなら襲われることもないとは思うがあんな出来事のあったあとに、1人で帰らせるわけにもいかない
「ここです。下ろしてもらって大丈夫です。あの・・・・もし良かったらご飯でも・・・・」
時間的には晩御飯時より少し遅いぐらいだが女性と2人で食事ってのも少し気が引ける
けどたまにはいいかな~・・・・
特に断る理由も見つけられなかったのでお言葉に甘えることにした




