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WORLD ~wepon and magic~  作者: MASTER━T
The gear which begins to be out of order
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16/24

決別

アフィナの店の前までやってきた

やっぱやめて帰ろうかな・・・・・・

そんのことを考えていると後ろから声をかけられた


「あれ?ファントムじゃん!どうしたの?入りなよ!」


どうやら買い出しにいってたらしくこれから店を開けるらしい

タイミング悪すぎだろ


「あいかわらずきれいにしてあるな~」


店の中は前きたときのようにしっかりと整理してあった

前よりも種類が増えてるみたいだし・・・・・


「それよりさ、なんで元ランカーだったこと黙ってたの?あとその武器!どこでてに入れたか詳しく教えてもらうからね!」


やっぱそうなるよな~

こいつには教えたくなかったんだけど・・・・・

しょうがないか


それから2時間ほどアフィナに説明をしていた

武器に関しての情報は全て教え、黙っていた理由も本当のことを教える


「なるほどねぇ~。限定クエストみたいなもので作ってもらえたオリジナル武器か~・・・・・私もためしに作ってみようかなぁ~」


作ったことは何度かあるらしく、どれも残念なことに性能的にはB級が限界だったらしい

聞いている感じ問題は素材の方だな

個人が売買するものは値段が均一化されたのがつい最近でそれまでは基本的に自分の力で手に入れるしかなかった


「試しにさ!鬼剣作ってみようと思うんだけど・・・・ためしに使ってくれたりする?」


俺には相棒がいるわけで・・・それ以外の鬼剣に手を出すのはなぁ・・・・・

正直心苦しいとこがある


「装備しなくて試しに振ったりするだけなら・・・」


俺の言葉を最後まで聞かずに俺の手をつかんできたアフィナ


「ありがと!だったら少し待ってて!すぐにとりかかるから!」


そう俺に告げると直ぐ様工房の方へ走っていった

行動力があるのはいいことだけど暴走癖があるのはな・・・・

そんなことを思うとてっちゃんのことを思い出す

あいつもいっつも人のはなし聞かずにすぐ行動し始めちゃってたよな~・・・・


そんなことを思いつつ俺も工房の方へと行ってみる

中は薄暗く窯の熱で室内温度はかなり高くなっていた


工房の入り口から見ているとアフィナは重そうに灰色の大きな鉱石を持ってきた

あとはまばらなサイズの鉱石と綺麗な白い玉

白狼玉かな?

マップ上こことは反対の位置にある北のフィールドにいるフェンリルのドロップアイテムだ


「あ、ファントムも近くで見る?良かったらどうぞ」


イスと飲み物を持ってきてくれた

そこまでしてもらって断る理由もないためありがたく見物させていただく


まず最初に大きな鉱石を窯の中へ放り込む

5分ほどしたら窯から出すと赤く凄まじい熱気を放っている

アフィナはそれを大きめのハンマーで叩き形を整える

その作業を8行程ほど繰り返すと大きな武器の形になってきた


そこからは窯に入れる時間を短くし、少し小さめのハンマーで確実に形を変えていく

水につけて窯へ入れ叩く

そんな作業の繰り返しだった


熱気にやられて外で涼みにでる

もう外が暗くなってきている

たまに吹く風が心地よい


「ごめんね!お待たせ・・・やっとできたよ!」


両手で抱えるようにして持ってきた

渡された武器を掴むとずっしりとした重みが伝わってくる

少し重いな・・・・

だが布が外れるとその姿う神々しい限り


柄の部分は耐久値を重視して作られており強度は申し分ない

白狼玉もキレイにはめ込まれている

両手で構え思いきり振ってみると思ったところを音をならし切り裂いた


「使った感じだけだとAA級はあると思うけど・・・・ちょっと重いな」


感想を偽らず素直に伝える

嘘を言ってもアフィナのためにならない


「そっかぁ~・・・・てことはあの鉱石を・・・・・・」


アフィナはボソボソと独り言のように呟いている

こちらに気づくと我にかえる


「あ!ごめんごめん。今日はありがとね!また良かったらきて?」


もちろんくるつもりだ

大体のものはここで買いそろえるつもりでいる


「言われなくてもまたくるよ。それじゃあな」


俺はアフィナの店をあとにし街外れの協会へと足を向ける

1つの墓標の前に来ると腰を下ろす

ここはてっちゃんの墓だ

あのあと俺と銀で作った


「なぁてっちゃん・・・・・なんでこんなことになっちまったんだろうなー・・・・。せっかく楽しく3人で遊んでたのにさー・・・・」


誰もいないのに俺は喋りかける

てっちゃんの墓標に・・・・


「今日はさ久しぶりに1人で街中を歩いたよ。あんまり変わらないよな。ライオネルのやつがさまた勝手に行動したらしくてまたもめ事だよ・・・・。ウィドたちも大変だよな」


風が冷たくなってくる

でも、まだここにいたい


「それにアフィナがさ、てっちゃんに似てるんだよ!ほんと面白いぐらいに・・・・・・・・・・なんで、なんでてっちゃんが死ななきゃいけなかったんだ・・・・。どうして・・・・」


諦めたはずなのにそれでも涙が止まらない

いつも元気に笑っていたてっちゃんはもういない


「絶対に生き残って帰るから・・・・」


俺は協会をあとにしとある街へ向かった

銀とも少しの間だがお別れだ


「あいつ怒るだろうなぁ~・・・・」


そしてこの街から出ていった


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