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摘出 玲は快楽殺人の被害者だった

あらすじ

摘出 玲とはツンデレの異名を持つアンデッド課の美人枠なのだ!課長に素直になれないツンツンツンデレ


pixivでも投稿しております。キャラクターイラストも上げているので是非覗いてみてください


【果物の話】

    


「おはよう。」

「おーっす!遅かったね摘出!」

「まぁね、、、これ」ドサ

「あー、、、なるほどね。お疲れ様」

「本当に疲れたわよ」

「摘出さんこれって、、、」

「あら不詩君おはよう。果物よ、大量の」

「見れば分かりますよ!?そうじゃなくて何ですかこの尋常じゃ無い量!?」

「凄いわよね、、、私もひいてる」

「摘出さん果物農家さんか何かですか、、、?」

「流石に違うわ、貰い物よ」

「毎年毎年よくやるよなぁ、、、」

「まぁそれ以上の事はされたからね」

「?」

「ほら摘出、不詩君はてなマーク出してる」

「まぁ、、、どうせそろそろ言わなきゃだったし、、、不詩君」

「はい、、、?」



摘出さんの目つきが変わった



「教えといてあげる私が死んだ訳を」

「、、、はい!」



「言っとくけど私は臼井君みたいに同情されたからって泣かないわよ?」

「それはそうでしょうね、、、」

「どう言う意味かしら」

「ごめんなさい!!!」

「はは!だんだん不詩君もヘイト向けられつつあるな!おもしろー」

「アンタはいらないから」

「やっぱりボクにヘイト向くんかい!?」







【玲の話】


私はとある有名な会社の社長の娘だった

昔から全てが超一流。食べる物、付き合う人達全てが



無事受験に成功して、国内で有数のエリート中学に入学出来たものの、そこには私よりも賢くてお金持ちのクラスメートが沢山居た。

日に日に上がっていく授業スピードと人間関係について行けずに、私は悪い噂をよく聞くクラスの女の子、

金藻 千代とつるむようになっていった



千代は私と同じく勉強について行けて居なかったが、クラスで1番お金持ちだったから



そんな彼女と一緒にいると私も"1番"になれた気がして心地良かった。

   


でもそんな学校生活を続けた半年後。私史上最低の事件が起こった。

千代が誘拐されたのだ。  




どうやら千代はお金持ちそうな大人の男性を引っ掛け、脅し、金銭を取っていたらしかった。いわゆる美人局的な事をやっていたのだそう



私は嫌な予感がしてたまらなかった、、、そしてその予感は的中した



朝目が覚めレース越しに外を見てみるといかにも怖いおじさん達が私の部屋をただ一心に見つめていた



それに気づいたのも束の間、突然脳天に響く鈍い音に眠らされてしまった




気がつくとそこは知らない倉庫と思わしき天井が目の前に広がっていた。頭が痛いし体の自由も効かない、、、


そうこうしてる間にラフな格好をした白髪のおじさんが私の目の前に現れた。そして


「もちろん知ってたよね」


と、焼けたような声で語りかけてきた。

私の脳裏に最初に浮かんだのは千代だった


「その感じだと知ってるね。じゃあ分かっているね」


そう言い、おじさんが取り出したのはノコギリだった。私の嫌な予感は的中したようだ



小指をぎこぎこと切り落とされる。痛い!!!

次は薬指をぎこぎこ、、、痛い痛い痛い!!!

そろそろ慣れたかな?中指もぎこぎこ、、、


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

      














あれ、、、痛く無い、、、


痛覚が鈍くなっていった頃はもうお終いの合図だったようだ


最後に見たのは満面の笑みで私の指を口に頬張るヤツだった






【信頼の話】


そうして私は出血多量で死んだ。


でもアンデッドとしてその後目が覚めた。生き延びた私に真っ先に舞降りた考え、、、それは



復讐だった



私を巻き込んだ千代を、、、私を殺した男を殺す、、、と



まずは千代だ!血眼で探して探して、、、探し出してやる!


そんな私の思惑を裏切るかのように千代は見つかった。

悲惨な遺体で、、、


どうやら彼女は危ない人達のトップに手を出したらしく、1週間じっくりと暴行された上に、食事や水も満足に与えられず死んだそうだ、、、



私は千代の実家へ向かった。そうしてこんな話を聞いた

千代が死ぬ前最後の夜。一本の電話を家族へ残した。その内容は今までの後悔と謝罪と、私へのお礼だった




どうやら千代は私の名前なんて一言も出さなかったらしい。それどころか家ではよく友達だって話していてくれたようだった、、、



私は一旦自分の家に帰った。きっと両親が心配しているだろう、、、家に入るとそこには


目を丸くさせ開いた口が塞がらない様子の父が居た


そうして泣きながら話をし出した


「お前はこの前売ったはずなんだ、、、向こうのお偉いさんに目を付けられて、、、脅されて泣く泣く売ったんだ!」


なんだそんな事か、、、


私は信じられないぐらい冷静になって父に今までの事を伝えた





父はもっと泣いた






その後、アンデッドの施設に入居する事になった。



「そこで日向野や番子さんと出会い今はアンデッド課として過ごしているって訳。」

「、、、」

「不詩君!?静かに泣いてる、、、」

「さっきから泣いてたわよ。まったく話しにくいったら、、、」

「だって!娘を売るとか、、、信じられないです!」

「そうよ。だからか知らないけど毎年私が死んだ日になるとバカみたいに果物送ってくるの。私が好きだったでしょって」

「仏様みたいだよなー」

「殺すわよ」

「ごめんなさい!」



「、、、でもその摘出さんを殺したおじさんって何者だったんですか、、、?」

「あとから分かった事だけど、父の会社のオーナーで美人の指が好きな快楽殺人鬼だったって」

「ひぇ、、、」



そんな人、、、本当に存在したんだ、、、




「どう。これで分かったでしょ?私のこと」

「まだです」

「え?」

「まだ課長と出会ってからの事知れてません!」

「そんなのどうだって、、、」

「良くないです!俺は今の摘出さんが知りたいんですよ!」

「!」

「はは!摘出まだまだ話してやろうよ!ボクたちの事。もっと知りたいんだってさ」

「、、、本当に面白い人ね、不詩君って」

「そうですか、、、?」


「まぁ良いわ。今の私の事、教えてあげる」

「ありがとうございます!」




そうして俺は摘出さんと課長が、施設で先輩後輩としてよくつるんでいた話を聞いた。その話をしている摘出さんはさっきよりも楽しそうだった!





ノコギリで指はなかなか切れません。よく研がれた大きめの包丁ならスッパリいけますがね

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