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深夜に男女2人きり。何も起こらないはずが無く、、、

今回は課長と摘出2人きりの回です


pixivでも投稿しております。キャラクターイラストも上げているので是非覗いてみてください


【2人きりの夜の話】



「いやぁー摘出助かったよ!どーしてもこの仕事が終わらなくてさ、、、!」

「、、、あんたさ」

「何?」

「雑誌のピクロスの事、仕事って呼ばないで貰える?」

「えー!だって今週号あまりにも難しくて、、、ほら、摘出ちゃん頭良いからさー」

「ん。」

「なぁに摘出照れてるのー?」

「うっさい!」ビシッ

「いてっ!」



別に頭がいいのは当然だし、、、それよりこの状況が私をおかしくするの、、、



「そろそろ雨止んだかなー?」

「止んでないわよ」

「どれどれ、、、?どひゃー!外すんごい土砂降りー、、、こりゃまた記録的だね」

「そうね」

「明日不詩君達来れるかなー、、、」

「さあ」



そう、私は日向野のバカに付き合ってあげてる間に記録的豪雨に見舞われて帰れなくなった、、、つまり今、2人きりな状況、、、



「摘出さ」

「何よ」

「今日ボクのとこ泊ま、、、」ドゴォッ

「!!!!」



なんて事言ってんのコイツ!!!私があんたと2人で泊まる!?訳わかんないわよ!




「いったぁ、、、手加減してよ、、、」

「だまれ」

「何そんな怒ってんのー、、、?摘出変だよ?」




変なのはアンタよ!?フツー女の子をそんな風に誘ったらダメでしょうよ!!!




「あ!摘出もしかして、、、」

「、、、なによ」

「ボクにドキドキしちゃってる?」

「はぁ!?んな訳無いじゃない死ね!」ドッキー

「残念ボクもー死んでまーす!わはは」



このボケ、、、分かってるんだか無いんだか、、、こっちの気も知らないで、、、!



 


「そんじゃどーするのさ!この土砂降りの中帰るの?指とか無くなるよ!」

「無くならないわよアンタじゃあるまいし」

「でもこんな中家に返せないよ。上司として」



上司として、、、なんだ




「え?」

「え?」

「上司としてじゃダメだったのか」

「私今声に出してた!?」

「うん。バッチリ!」



しまった、、、このアホの事だから茶化される、、、!





「、、、分かったよ玲。今日だけな」

「!?」



久しぶりに耳に届く私を呼ぶ声、、、懐かしいわ、、、この感じ



「ほら、摘出も呼んでよ俺の事!」

「、、、」

「ほらほら!」

「うるさい、、、今は恥ずかしいのよあの感じ、、、」

「俺だって!でも玲が言い出したんだろ?」

「ごほん、、、陽先輩、、、」


「はは!顔赤ー!おもろー!」

「陽先輩。戻ってますよ」

「あ、、、しまった。俺とした事が」

「まったく、、、アンタは、、、」

「玲も戻ってるぜ」

「あ、、、」





この喋り方してるとあの頃に戻ったみたい、、、



「なぁ玲」

「何ですか」

「俺らさ、最近頑張れてるかな」

「頑張れてるって?」

「慎ましく優しくなれてるかなってさ」

「私は元々慎ましいですけど、、、陽先輩はどうでしょうね」

「俺慎ましくない?」

「だって先方に怒鳴るような事したんですよね」

「あっ、、、あれはもう5ヶ月ぐらい前だし、、、それに向こうが俺の仲間をバカにしてきたから、、、!」

「言い訳ばっかり」

「玲、、、」

「言い訳ばっかりですね今のあなた」

「!」



あれ、、、私何言っちゃってるんだろう、、、



「昔の貴方ならきっとそれをまるで誇るかのような口振りで自慢して回ってましたよ」

「確かにな、、、血の気は多かったな」

「あの頃の陽先輩の方がかっこよくて私は心から憧れていました。でも、、、」

「でも?」

「今の先輩もダサいけど私達の為に頑張ってくれている所がかっこよくて」






今の私の精一杯の気持ち、、、










「嫌いじゃ無いです。貴方のこと」










あの頃の私じゃきっと言えなかった言葉。伝えてあげたわよ、、、




「摘出ー、、、」 

「え?」

「やっぱりボクのこと憧れとして見ていてくれたんだねーーーー!」

「は?何で戻って、、、」

「時計見てごらんよ」

「時計、、、?あ!」



掛け時計は0時を示していた




「ふーん!摘出ってやっぱボクの事大好きだよなー」

「違うわよ!あれは条件反射って言うか!ごにょごにょ、、、」




してやられた!やっぱりこんなタコ大嫌い!!!




「なあ摘出」

「なんです、、、何よ」

「今ちょっと間違えたろ」

「すぐ揚げ足取る、、、そう言うとこよ」

「ごめんって、、、!」

「それで何?」

「ボクさ」

「ん?」




「摘出と出会えて良かったよ」

「え、、、」





まさかのカウンター、、、!?




「何言って、、、!?」

「だってさっき正直な気持ち聞かせてもらったからね。ボクも言わなきゃと思って」

「はぁ!?そんなの良いわよ別に!?」



深夜0時に2人きり、、、これってもしかして!?




「本当に良かったわー」

「日向野、、、」ドキドキ

「摘出と臼井君と時見君と不詩君に会えて!」

「、、、は?」

「みんなに会えてボク幸せ!それじゃボクの部屋行こうか」

「行ってたまるかクズ!!!」

「何で!?」



やっぱりコイツは分かってない!!!私の気持ちなんて全然!!!




「あ、そうだ摘出」

「今度は何!」

「不詩君に伝えたよ。ボクの事」

「!」

「ざっくりだけどね」

「そう、、、」

「摘出が最初に提案したんだしさ。そろそろ話とこうよ。ボクら同じ会社の仲間なんだから」

「分かってるわよ、、、」




私の過去、、、




「じゃあこの話お終い!まだ雨降ってるし今日はボクの部屋で過ごしなよ。ボクはここで過ごすから」

「最初からそう言いなさいよ!!!」

「今日ボク怒鳴られてばっか!?」


何も起こりませんでした

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