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最終話 おわりに

 これまで長々と「地図作り」について書いて参りましたが。

正直、相当にマイナーな題材ですよね。お読みくださった皆様、ありがとうございます。


 ここは「なろう」ですから。多くのかたは、画像ソフトを扱うことは少ないと思います。そして、「なろう」に接続している機材が PC だったりモバイル端末だったり、お持ちの画像ソフトも色々だったり。

 私が自分の環境の例をあげて地図作りの作業の実際について説明をしても、「ふ〜ん?」という印象だったと思います。




 それでも書いてきたのは、個々の内容についてではなく、地図作りの作業の「雰囲気」を感じてもらいたかったからです。


 アナログではなく、デジタル環境で絵や地図を描く最大のメリットとは何でしょう。それは「何度でも描き直すことができる」ということです。

特にレイヤーを上手に使えば、必要な部分だけを楽に修正することができます。


 まずは画像ソフトに触れるところから、ぜひ始めてみてください。




 そして既に地図を描いたことがある方々に対しては。

 何かしら参考になることが見つかるように色々と書いてみました。入門編?にしては凝り過ぎの部分があるのはそのためです。

多少なりともお役に立つ所があればよいのですが。




 さて。

改めてファンタジー系物語の作者様に申し上げます。


 できれば……なのですが、物語に「地図」をつけてください。


 「なろう」のうち、特に「ハイファンタジー」に属する物語の世界は、作者様が創り出した世界です。読者はその世界を知りません。お話を読みながら、キャラクターのイメージを、世界の法則を、地理を想像し頭の中で再構築していくわけです。


 地形や地名が一目で分かる、というのが物語の地図の目的なのはもちろんですけれど。


 こと地理に関しては、地図には文章とはまた違った「力」があります。

例えば、ある町から別の町までの旅の様子を文章で書いたとしましょう。その旅でかかった時間、途中で起こった出来事。その様子で把握できた「距離感」は、地図があれば一気にその地図全体に広がります。物語で登場しなかった場所まで含めて、読者はその広さを感覚的につかめます。




 ファンタジー物語に地図があれば、読者は助かります。作者様は他の物語を読む一読者でもあるので、お分かりいただけると思います。


 「地図がある」ことが大事なのです。地図の有無に比べれば、地図の出来栄えなど問題にはなりません。見やすい地図ならより助かりはしますが。


 キャラや魔物や乗り物などのイラストとかなら「イメージと違うんだけど?」という意見も出て来る可能性はあります。でも地図の場合はそんなことはまずあり得ません。

 簡単なものでよいので、ぜひご検討ください。

お読みくださって、ありがとうございました。

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