帰国編Ⅲ
ヴェールガントは、大国でも小国でもない。日本と比べれば少し小さいが人口は8000万人ほどだ。2年前までは...
◆
アレクシアと氷雨はヴェールガントに到着した。
「「「お帰りなさいませ!アレクシア様!」」」
5000人ほどの国民が空港に集まっていて、アレクシアの姿が見えると同時に、皆は叫び上がった。
(すごい国だなぁ)
氷雨は、素直に驚く。
ヴェールガントは、皇族が国を支配する独裁国家なのにも関わらず、平和で、立派で、それに何より、皆がみんな、楽しそうにしている。
それに対して、アレクシアは笑顔でみんなに手を振っていた。
「みんな!ただいま!」
アレクシアは、声を出して歩き続ける。
◆
空港から出ると、そこには東京を凌駕するようなビル群が連っていた。
「アレクシア!ここら辺はすごいな!」
氷雨はアレクシアに話しかける。
「......」
しかしアレクシアは漠然としていて、返事はしてくれなかった。
「おーい」
「!、なに?」
アレクシアは、意識を取り戻し氷雨に質問した。
「いや、特に何も」
(アレクシアが、話をしても気付かないなんて珍しいな)
氷雨は、少しアレクシアのことを考えながら歩く。
「...!氷雨!」
「なっ、何?」
今度は逆にアレクシアが、氷雨を呼んでいた。
「どこ向かってんよ!迎えはここに来てるわ」
アレクシアが、微笑みながら氷雨を呼び止めていた。
「あっ、ごめん!」
氷雨も笑い返して、返答する。
何故か、2人は久しぶりに笑った気がした。
「イチャイチャしているところ申し訳ないですが、お帰りなさいませ。アレクシア様」
「......!」
アレクシアは頭が沸騰させながら、頬を赤らめた。
「失礼いたしました氷雨さん。わたくし、ウェールガント王国の第二皇女の第一執事でございます。」
執事と言っていたが、服装はメイド服でとても大人っぽい人だった。
「はじめまして。僕は、霧島氷雨。彼女のクラスメートです」
氷雨が、丁寧な挨拶をし終わったあと、アレクシアはなぜかむすっという表情をしていた。
「ここで立ち話するのもなんですし、二人とも車にご乗車ください」
そう言われると2人は、リムジンに乗り込んだ。
しかし、タイヤと言われる車輪は、現代から50年ほど前に消失しており、車は宙に浮いているのが当たり前だ。
「さて、外で話せない本題と行きましょうか」
1ヶ月以上も待たせてしまって本当に申し訳ありません!
この小説を楽しんでくれている方々に本当に申し訳なく思っております。
言い訳みたいになってしまいますが、事情説明を行いたいと思います。
三月前半に期末テストがあり、勉強に専念していて、終わり次第書こうと思っていたのですが、部活や、合宿に追われる日々であり、投稿できていませんでした。
本当に申し訳ありませんでした。
これからもこの小説をよろしくお願いします。
不定期の更新ですが楽しんでください。
では、また次回!




