時雨救出編Ⅵ
「ええ!貸してちょうだいっ!!」
(わかった。なら叫べ「ソウルロックバースト」と)
ソウルロックをもう一段階解除するらしい。神剣の特殊能力らしい。
「ソウルロック、バースト!!」
そう叫ぶと、〈クラウ・スラスト〉の周りに光る魔力が大量に現れ、形を変え龍が現れた。だが、片手には剣を持っている。
「はじめまして。私は〈クラウ・スラスト〉」
「は、はじめまして!」
アレクシアは喜んでいる。自分に膨大な力が手に入ったことを。
「茶番劇は終わったか?」
地雨は、こちらを見てそう言い放った。
「ええ。準備は整ったわ!行くわよ!!〈クラウ・スラスト〉」
地雨は剣を持ち、アレクシアは生物を出している。
「〈ライトニング〉」
〈クラウ・スラスト〉の技だ。地雨の下から雷が出てくる。
「あぶねー」
すかさず、アレクシアが突撃する。
「雷よスラストに宿れ!〈界雷〉」
〈クラウ・スラスト〉が、剣に宿る。剣には膨大な魔力と雷が宿っている。
「ハァアアアアアアアアア!」
その剣を思いっきり地雨にぶつける。地雨は後ろに飛ぶように避ける。触ったりしたら、感電死するからだ。
「甘いっ!」
地雨はそこから、〈村雨〉を発動する。
「甘いのはそっちよ!!」
〈村雨〉が、アレクシアに届く前にアレクシアは
「雷の力を渦とようにまとめ、一気に相手を打て!〈渦雷〉」
剣にまとまっていた雷が渦になり、一気に地雨へ向かって放電した。
「〈逆雨〉」
ギリギリで、地雨はその攻撃を防ぐ。
「掛かった!〈モルトライトニング〉」
〈逆雨〉は、小さい〈ライトニング〉のようなもので囲まれた。さらに、
「〈ライトニング〉」
(逆雨のしたからならっ!)
しかし、〈ライトニング〉はいつになっても出てこない。
「〈逆雨〉は、術者の周り全部を囲むようにシールド
を貼る。下からの攻撃は意味がない!」
(っく!!)
好調だったアレクシアの攻撃は、ここで勢いを失う。
場は樹雨の精神内へ。
「「ソウルロック、解!」」
黒樹雨は、機会融合と自然融合と生物融合全ての融合を行う。それに対して、樹雨は魔眼のみ。
まるで、蛇と蛙だ。
「もう少し黙ってろ」
黒樹雨は、なぜか精神内だけでは強い。
「簡単にやられちゃ困るのよ」
樹雨は少ないチャンスを逃さないために、全力を尽くす。
「〈エンジェルアイ〉」
天使の能力を持った目が、黒樹雨を硬直させる。
「もう、あなたを殺す覚悟が出来たわ。」
樹雨と黒樹雨の闘いは、まだ始まってなかったというのに、、、
祝30話!今日も腹痛が厳しかったー。でもなんとか書けました!では、また次回!




