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第14話 『抵抗軍』

「じゃあリア、貴女は引き続き『記憶』を探すのね?」


 落ち着きを取り戻したミア。私は「ええ」と強く頷いた。


「ミアの話を聞いて、さらに『過去』を知りたくなったの」

「そう……けど、気をつけて。この地域は『女神』の信者らに事実上、支配されてるわ」


 ミアは『目覚めて』すぐ、この地域(コミニティー)にたどり着いた。生き残る為、様々な知識を身につけた。

この地域は昔から、女神一派と抗争を繰り広げてきた。過激な取り締まりにより、ついに地域が女神一派に対して蜂起(ほうき)したのだ。


 戦局はほぼ五分のまま膠着(こうちゃく)状態となり、今でも睨み合いが続いている。だがミアによると、やや抵抗軍(レジスタンス)の方が不利とのこと。


 地域で陣頭指揮を執っていたリーダーが、敵の捕虜になってしまった。戦力的にも痛く、一派は地域に無条件降伏を促している。


「このままでは、ここが占領されるのも時間の問題だわ。どうすれば……って、リア?」

「要するに、そのリーダーを解放すればいいんでしょ? 私に任せて。腕試しには丁度いいわ」


 せっかく『帰るべき場所』を見つけたのだ。ワケの分からない教祖に乗っ取られてたまるか。もちろんミアは反対したけど、最終的には私に押し切られた。


「リアがそこまで言うなら……けど、絶対に無茶はしないでね?」

「ええ、必ず戻ってくるわ。待っててね、ミア」


 私はミアと約束を交わし、門へと向かった。


 ◇ ◇ ◇


 スラム街の門番は、あっさり私を通してくれた。すんなり入れたのも、事前にミアが手引きしてくれたからに違いない。


――ババババッッ‼


 地域から出た瞬間、銃弾の雨が降り注いだ! 地下鉄(サブウェイ)と異なり、ここは『近代兵器』を使ってくる敵が多い。

 私が素早く建物内に避難すると、今度はショットガンを構えた『信者』が群がってきた!


 それなりに『連携』は取れてるか……地味に厄介ね。私は聖刃(ブレイド)を床に突き刺し、雷撃(スパーク)を流した!


――バチバチバチバチッッ‼


 感電した『信者』を各個撃破。後はドローンを飛ばして、狙撃兵を始末するだけ。だが……


――バリバリバリバリッッ‼


 凄まじい轟音と共に、ドローンは無惨に墜とされた。今度は何……⁉ 空を見上げると、戦闘ヘリが私を冷たく見下ろしていた。


「……女神一派っていうのは、過激派みたいね。私も遠慮しなくて済むわ!」

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