第10話 『幼馴染み』
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私ことリアは『試練』を突破した。体力も回復して、立ち上がった時……
ゴゥ! ロキの居た場所から、巨大な光の柱が出現した。あれは……間違いない。私の『記憶』に関するものだ。
私は迷わず『柱』に触れた。
◇ ◇ ◇
「待ってよぉ~リア」
「もう遅いよ~ミア」
二人の幼い少女が、仲睦まじく遊んでいた。ちょっと待って⁉ いま私はなんて……?
目の前には金髪のロングヘアーの女のコが、私とお人形遊びに興じていた。主観なので、私自身の姿は確認できない。
そうだ……思い出した。私、なんで忘れてたんだろう。ミア……私の大切な幼馴染みだ。
何より驚いたのが、あの『導き手』の少女がミアと瓜二つという点だ。これってつまり……!?
『どうやら思い出したみたいね?』
「……ミアっ⁉」
振り向くと、立体映像のミアの姿が。『過去』の姿のままで。
「貴女、私を知っていたの⁉ 初めて接触した時、恰も『知らない』みたいだったけど?」
『ゴメン……リア。私自身も『確証』が持てなかったんだ。第一、貴女は……ううん、何でもない。今のは忘れて』
どうやらミアも混乱してたみたい。実は私も初めてミアの『声』をした時、どこかで聞いた憶えがあった。
『リア。この先のスラム街で、実物の私がいる。話したい事、沢山あるんだ』
「私もよ、ミア。すぐ行くから待ってて」
私たちは何年振りかの『指切り』をして、再会を誓いあった。そうと決まれば、こんな辛気臭い所からは早くサヨナラしよ。
◇ ◇ ◇
「ここね」
私はやたら長いハシゴを見上げた。これを上がれば地上に出られる。私は手を掛け、ひたすら昇っていく。そして、ついに……
「……っ! 眩しい!」
私は強い日射しを浴びて、思わずハシゴから手を離しそうになった。何日ぶりの外だろう。研究所を出た時は夜だったしな。
私はマンホールから出て、辺りを見回した。相変わらず、荒廃した世界が広がっている。ここからスラム街まで、若干距離がある。
幸いミアが、私の端末に座標を送ってくれた。待ってて、スグにいくから。私は一気に駆け出した。早くミアに会いたい一心で。
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