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夏祭りの夜  作者: 森好子


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第四話:パメラからの伝言

数日後。

体育祭の応援団に選ばれたヨシコは、心の支えでもある占い師・パメラのもとを訪れていた。


サチとの関係の悩みを相談し、パメラは静かに聞いてくれた。

サチは良い子だと思う。

でも時々、ヨシコが困っているのを面白がっているように見えることがある。

どう付き合っていけばいいのか――そんな青春の悩みだった。


占いの最後に、パメラが言った。


「ヨシコさんのお母様に伝言があります。お祭りの夜、家に突然来られた方がいますよね?

 その方から、驚かせてしまって申し訳ありませんでした、と謝ってほしいと言われました」


ヨシコはぽかんとした。

祭りの夜の訪問者?

・・・母からは何も聞いていない。


「……誰のことですか?」


パメラは真っ直ぐにヨシコの目を見ながらこう答えた。


「お母様に伝えれば、きっとわかります」

ヨシコがその言葉の意味を知ったのは、その日の夕方のことだった。

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