無敵の巨人
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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カノンは躊躇していた。
カノンが技を発動すれば、近衛兵は恐らく簡単に
絶滅可能だが、その後ボルトが暴走した時、
カノンが止めないといけない。
止めると云うことは、即ちボルトを殺さないと
いけないと云うことだ。
カノンは涙目で、
「ボルト!私には無理だよ。」
「俺は大丈夫だ。やれ!」
ボルトは覚悟をした目を、していた。
そう言えば、じいちゃんが言っていた。
「覚悟を決めた男の背中を覚悟をもって押せる
女性になるんじゃぞ。」
そ、そうか。
今が、その時なのか⋯辛いな。
カノンは目を閉じて、ボルトに技を放った。
ボルトは見る見るうちに巨大化し、
ゴーレムの様な姿になり近衛兵達を集団ごと
踏み潰して行った。
「ボルト!私の声が聞こえますか!?
聞こえたら左手を上げてください!」
ゴーレムとなったボルトは狂ったように
近衛兵を足や持っていたウォーハンマーで
叩き潰していた。
「そ、そんな⋯。」
カノンはボルトから反応が無く、
衝撃を受け青ざめていた。
アンリがそんなカノンの頭を叩き、
「ボルトはまだ必死に闘ってんのよ!
あんたが諦めてどうするの!?」
ゴーレムと、化したボルトは、ゆっくりでは
あるが左手をあげようとしていた。
「お姉さん、ありがとうございます。」
「アンタから、お姉さんなんて呼ばれる間柄
じゃないわ。」
と、アンリは照れていた。
しかし、懸命に上げようとした左腕は、右腕に
より叩き落とされた。
アンリはゴーレムの近くまで行き、
「だらし無い!!ボルト、あんたはそんなモン
なの!?ゴーレムなんて相手にもならないって
言ってたのはどこのどいつかしら!?」
ボルトを叱咤した。
ゴーレムの左拳がゴーレムの頭を執拗に叩いた。
ゴーレムは頭を振り、
「姉さん、俺はそんなこと言った覚えはないが、
助かった。ありがとう。」
乗っ取りかけられた、ボルトの精神は
アンリの罵声によりボルトが持ちこたえた様子だ。
「皇帝、カナ。今のうちに帝城までいけ。
ここは何とかする。」
とボルトがいうと皇帝とレイラが走っていき、
その後を追うように、カナとツナデとレイラとリン
が走って言った。
ジンも向かおうとするが、アンリの方を見ると
「私は、ボルトといるから⋯馬鹿な弟がいると
苦労するよ。」
カレンも、
「私もここに残ります。」
フォスターは腰に手を当て、
「回復術使える奴が一人くらいいないとな。
俺もここに残るぜ。
人の心配ばっかりしてると、長生き
出来ねーぞ。」
と言って、フォスターはジンを送り出した。
*
神殿の大聖堂では、中央神 メディウスが
苦い顔をしていた。
「今、なんと言った?」
「ですから、誰も苦しまない世界を望みます。」
中央神 メディウスは頸を振って、
「そんなモンつまらん。なにも起こらん。
いいか?人は進化しないと価値がないんだ。」
サラは考え込んで、
「でしたら、試練を与えましょう。
人は試練を乗り越えることで成長します。」
中央神 メディウスはニヤリと笑い、
「それは良い。全ての人民に試練を与えよう。
下らん身分制も廃止だ。
そもそも私はこんなもん作らせたつもりは
無かったたんだが⋯。
あとはサラお前の自由にせよ、
私は暫く寝るよ。」
と言って、姿を消してしまった。
サラはため息をついて、
「簡単におっしゃっる。
カナ達は私の言うことなんか聞かない。
あの子たちをなんとかしないといけないわね。」
*
ズールダンジョンの中で巨大な魔獣の前で
シュレが困惑していた。
「あなたは、なんで人を襲うのかしら?」
魔獣は低い唸り声でシュレを威嚇する。
ガウルゥ〜。
シュレは魔獣の威嚇を全く意に介さず、
魔獣の頭を撫でて、
「う〜ん。お腹が空いたのかしら。
こんなところにいるのがいけないのかも
しれないわね。
外に出ましょう。」
シュレはそう言うと、魔獣の頭の上に乗り、
魔獣をズールダンジョンの外に連れ出して
しまった。
ズールダンジョンの中にいた、生き残っている
人々は歓喜し、
「新たな聖女さまが我等を救ってくれた!!」
と、歓喜した。
シュレは、ズールダンジョンを出ると、
魔獣に、草木を食べり様に命じた。
「あなたは、瘴気を吸いすぎたわ、浄化しない
とね。」
と、魔獣の頭を優しく撫でた。




