姉妹
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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ツナデは、リンが残した最後のメッセージが
気になって仕方がなかった。
リン、あれじゃ遺言じゃないの。
私はそんなの赦さないわよ。
セレニアに着いたツナデ達は王城の有り様に愕然
とした。
王城と認識するのが不可能なくらいに、
植物に覆われていて、蔦がぐるぐる
動き回って更に王城を厚く包み込もうとしていた。
ジンがツナデの肩を強く持ち、
「どういうことなんだ、これは!」
ツナデは俯き、言葉を絞り出す様に答えた。
「私のミスです、セレニアを放棄しろと
言わなかった⋯絶対死守が領主様からの
命令だったので。
リンは自滅してでも、城を守ることを選んだ
ということだと⋯。」
カナがツナデの襟首を摑んで、
「まだ、諦めるな。生きてるかも知れない、
行くよ!」
ツナデは顔を上げて、頷き
「はい。信じてます、行きましょう。」
カナが勢いに乗って斬りかかるが、蔦の攻撃が
以外に厳しく思う様にいかない。
ジンが掌に炎を起こして、
「焼き払うか。」
「ダメです、ジン様逆効果です。」
ツナデがジンを制止した。
「でも、どうすればいい?」
ジンが困った様に、ツナデを見た。
「見ててください。」
ツナデは優しく蔦を持つと、一気にツタが変色し、
ボロボロになり朽ち果てた。
ジンは顔を引き攣らせて、
「ツナデって怖い術使うよね。」
ツナデは顔を赤らめて、
「そんなに褒めないで下さい。」
パコン★
「褒めてねーだろ。」
カナが冷たく突っ込んだ。
ジン達は枯れ果てた、蔦をもぎ取りながら
前に進んだ。
階段には朽ち果てた、神殿からの使い達が
折り重なるようにいた。
ツナデが、神殿からの使い達を見て
「この上ですね、こいつらに襲われて
リンは最終手段を使ったんだと想います。」
ツナデが、神殿からの使い達の上に乗り、
上の階を目指した。
ツナデ達が見たものは、神殿からの使いたちに襲われていたリンの姿だった。
ツナデは顔を覆い、涙をボロボロ流し
「ゴメンね、ゴメンね。お姉ちゃん間に
合わなかった⋯許して⋯リン。」
カナも膝をつき床を叩き、悔しがった。
僕は信じたくなかった、あの悪態をつく
リンがこんな⋯こんな。
こんなに簡単な終わり方するわけない。
ジンは全魔力を解放して⋯王城の屋根部分を
強烈な風の魔術で吹き飛ばし、
神殿からの使いたちを風の魔術て切り裂いた。
カナが目を擦りながら、リンの姿をみた。
齧られていると見えたのは
角度的なもので、リンが頭を剣で突き刺して
いるところで、リンの魔力がなくなった様だ。
ジンの解放した魔力が、リンに振り注ぎ
目を開けた。
「ダメじゃん。姉さん、先いかないと。」
と、ツナデを見てニヤリと笑い倒れた。
ツナデは、リンを抱きしめ
「ゴメンね、ゴメンね。いつも、家や自分のこと
ばかりでリンのこと考えてやれなかった。
お姉ちゃん失格だね。」
と、大声で泣き叫んだ。
カナは肩を竦めて、ジンの背中を叩いた。
「お前、あんまり女に感謝されるようなこと
しないでよね。
味方にライバルだらけで疲れるわ。」
「いやぁ~。僕は感謝されるようなことは
なにもしてないからね」
と言ってジンは頭を掻いていた。
ジンがリンを背負って、マグニアに戻ることに
なった。
ツナデは魔力の使いすぎで背負えなく、
カナでは身長の問題があり、
レインは、痩せ我慢していたが、前の戦いで
背中を負傷していたため、とても背負えなく、
消去法でジンとなった。
しかし、ジンは3人から冷たい目線を浴びながら
リンを背負う羽目となった。
リンは、ジンの背中で寝ながら、
「お父さん⋯。」
ツナデは、リンの言葉を聞いてまた涙ぐん
でいた。
「リンは父さんが大好きだったから⋯。」
と呟いた。
*
「へぇ〜。ボルトがロリコンとは
知らなかったよ。」
と、アンリが辛辣な言葉をボルトに投げかけた。
「姉さん、いい加減にしなよ。」
と、ボルトはあきれた表情で言った。
カノンはニヤリと笑みを浮かべ、
「お姉様は、ヤキモチをやいているの
ですか?」
と、言うと
「ば、バカいわないで。
こんな奴になんでヤキモチなの!?
ありえないわ。」
と言って足早にその場を去った。




