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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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姉妹

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

ツナデは、リンが残した最後のメッセージが

気になって仕方がなかった。

 

リン、あれじゃ遺言じゃないの。

私はそんなの赦さないわよ。


セレニアに着いたツナデ達は王城の有り様に愕然

とした。

 

王城と認識するのが不可能なくらいに、

植物に覆われていて、蔦(つた)がぐるぐる

動き回って更に王城を厚く包み込もうとしていた。


ジンがツナデの肩を強く持ち、

「どういうことなんだ、これは!」

 

ツナデは俯き、言葉を絞り出す様に答えた。

「私のミスです、セレニアを放棄しろと

 言わなかった⋯絶対死守が領主様からの

 命令だったので。

 リンは自滅してでも、城を守ることを選んだ

 ということだと⋯。」


カナがツナデの襟首を摑んで、

「まだ、諦めるな。生きてるかも知れない、

 行くよ!」


ツナデは顔を上げて、頷き

「はい。信じてます、行きましょう。」


カナが勢いに乗って斬りかかるが、蔦の攻撃が

以外に厳しく思う様にいかない。


ジンが掌に炎を起こして、

「焼き払うか。」

 

「ダメです、ジン様逆効果です。」

ツナデがジンを制止した。


「でも、どうすればいい?」

ジンが困った様に、ツナデを見た。


「見ててください。」

ツナデは優しく蔦を持つと、一気にツタが変色し、

ボロボロになり朽ち果てた。


ジンは顔を引き攣らせて、

「ツナデって怖い術使うよね。」

 

ツナデは顔を赤らめて、

「そんなに褒めないで下さい。」

 

パコン★


「褒めてねーだろ。」

カナが冷たく突っ込んだ。

 

ジン達は枯れ果てた、蔦をもぎ取りながら

前に進んだ。


階段には朽ち果てた、神殿からの使い達が

折り重なるようにいた。


ツナデが、神殿からの使い達を見て

「この上ですね、こいつらに襲われて

 リンは最終手段を使ったんだと想います。」


ツナデが、神殿からの使い達の上に乗り、

上の階を目指した。


ツナデ達が見たものは、神殿からの使いたちに襲われていたリンの姿だった。


ツナデは顔を覆い、涙をボロボロ流し

「ゴメンね、ゴメンね。お姉ちゃん間に

 合わなかった⋯許して⋯リン。」


カナも膝をつき床を叩き、悔しがった。


僕は信じたくなかった、あの悪態をつく

リンがこんな⋯こんな。

こんなに簡単な終わり方するわけない。


ジンは全魔力を解放して⋯王城の屋根部分を

強烈な風の魔術で吹き飛ばし、

神殿からの使いたちを風の魔術て切り裂いた。


カナが目を擦りながら、リンの姿をみた。

齧(かじ)られていると見えたのは

角度的なもので、リンが頭を剣で突き刺して

いるところで、リンの魔力がなくなった様だ。


ジンの解放した魔力が、リンに振り注ぎ

目を開けた。

「ダメじゃん。姉さん、先いかないと。」

と、ツナデを見てニヤリと笑い倒れた。


ツナデは、リンを抱きしめ

「ゴメンね、ゴメンね。いつも、家や自分のこと

 ばかりでリンのこと考えてやれなかった。

 お姉ちゃん失格だね。」

と、大声で泣き叫んだ。


カナは肩を竦めて、ジンの背中を叩いた。

「お前、あんまり女に感謝されるようなこと

 しないでよね。

 味方にライバルだらけで疲れるわ。」


「いやぁ~。僕は感謝されるようなことは

 なにもしてないからね」

と言ってジンは頭を掻いていた。


ジンがリンを背負って、マグニアに戻ることに

なった。


ツナデは魔力の使いすぎで背負えなく、

カナでは身長の問題があり、

レインは、痩せ我慢していたが、前の戦いで

背中を負傷していたため、とても背負えなく、

消去法でジンとなった。


しかし、ジンは3人から冷たい目線を浴びながら

リンを背負う羽目となった。

リンは、ジンの背中で寝ながら、

「お父さん⋯。」


ツナデは、リンの言葉を聞いてまた涙ぐん

でいた。

「リンは父さんが大好きだったから⋯。」

と呟いた。


          *


「へぇ〜。ボルトがロリコンとは

 知らなかったよ。」

と、アンリが辛辣な言葉をボルトに投げかけた。


「姉さん、いい加減にしなよ。」

と、ボルトはあきれた表情で言った。


カノンはニヤリと笑みを浮かべ、

「お姉様は、ヤキモチをやいているの

 ですか?」

と、言うと

「ば、バカいわないで。

 こんな奴になんでヤキモチなの!?

 ありえないわ。」

と言って足早にその場を去った。


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