↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
75/87

亡者の叛乱

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

大聖堂から逃げ出した聖女は、一目散に

ズールダンジョンに入って行った。


聖女がズールダンジョンに入ると、人々が一斉に

聖女に飛びかかってきた。

「せ、聖女様⋯化物、化物がいてダンジョンの

 奥に行けません。

 助けて下さい。」

と、すがりつかれたが聖女の精神状態は

それを受け入れられる状態ではなかった。


取り囲んだ人々を弾き飛ばし、

「それどころではない、中央神に粛清され

 そうなんだ!」


人々がざわつき、

『聖女を祀って中央神を端によけたから中央神

 の怒りを買ったのだ!!』

と、言い出すものがいて、

人々はパニックに陥った。


聖女は人々の様子に目もくれず、先に進んだ。


自分自身の状態が変わりつつあることに

気がついたのはそれから数分後のことだった。


「うん?魔力が淀みを増してる?黒化も進行

 している⋯?

 聖女め、何かしたのか!!」


テレパシーで呼び出すと、

『これが最後の会話ね、影の私。

 私は中央神 メディウス様から聖女失格の

 烙印を押され神の修行中よ。

 もう、余裕ないのよ。

 あなたに分けた私の力を回収するわ。

 じきに、あなたは抹消されるわ。

 中央神があなたの存在は赦すことが出来ない

 っておしゃっていたもの。』

と、言って一方的に会話を切断した後に、

聖女(影)から魔力を吸い上げて行った。


「ウギィァァ!!」

聖女(影)は聖女としての魔力を失い、

姿もかわり人の記憶が頭に入り込み別人と

成り果てた、


「わ、私はシュレ。兄さん、シューリンガー

 兄さんはどこ?!」


聖女が地上から消えたことで、聖女の

コントロール下にいた亡者達の

暴走が始まった。


           *


セレニアの王城ではリンの悲鳴がこだましていた。

「な、何なの!あなた達は?

 持ち場に戻りなさい。」


「あわわ。あうあう!」

リンの言葉は全く亡者達には届いていない様

だった。


「姉さん聞こえる!!

 こっちはなんとかしてみせるけど

 そっちは街全体がこいつらだから、

 とんでもないことになるわよ。」


リンが床に手を触れると、床から無数の触手が

出現して、亡者達を切り刻んだ。

リンだけが、特別というわけではなく

リンは特殊な結界を作り、取り敢えず耐えていた。

「まぁ、よくて1時間かな。

 お姉ちゃん、ガンバリな。

 私は天国で見てるよ。」


            *


レインとカノンが王城に着いた頃

街の様子が騒がしくなり始めていた。

レインは頸を傾げ、

「暴動か?

 ま、軍隊もあるし。平気か。」

と言って王城に入って行った。


レインが、謁見の間まで行くと

カナがレインを見つけて抱きついてきた。

「レイン!久しぶり。

 戦いの後、どこにいたの?探したのよ」


「い、いや。私はお前達頼まれた仕事を

 しないと⋯だから帰らないと。」

レインは思いとは裏腹な言葉を発した。


カナはレインの顔を指差し、

「今がどういう時か分かってるの!

 人手が全然足りないの!

 あんなみたいな優秀な剣士を

 ド田舎に置いておく余裕なんかないわよ。

 いいから、私を手伝いなさい!」

と、叱責した。


カナの発言をジンがフォローして、

「カナが言いたいのは、また前みたいに

 一緒に戦おうよってことなんだよ」

と、笑って言った。


レインは目に涙を貯めて、

「済まない、お前等の活躍を聞く度に、

 私はなんでこんなところにいるんだろう

 ⋯って、辛かった。」

ジンの手を握り言った。


カナがレインの手を掴み、

「アンタ、まさか⋯、ジンに気があるとか

 ないでしょうね?」


レインは頸を振って、

「断じて⋯ない。」

とチラっとジンを見て、ジンがニコッとすると

顔を赤らめた。


カナがレインの襟首を摑んで、

「本当なの?」

「だ、大丈夫だ。そんなことはない。」


レインが姿勢を正して、

「そうだ、私がここに来たのは、この子を

 お前達が置いて言ったと怒ってたんだ。」


ジンが、

「あっ。忘れてた。」

というと、カノンがジンの脛を蹴り飛ばした。


「全く、酷いやつらね、こんどやったら

 赦さないから。」


警備兵が青ざめて、謁見の間に入って来た。

「民衆が亡者の様になって王城に迫ってます。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。