亡者の叛乱
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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大聖堂から逃げ出した聖女は、一目散に
ズールダンジョンに入って行った。
聖女がズールダンジョンに入ると、人々が一斉に
聖女に飛びかかってきた。
「せ、聖女様⋯化物、化物がいてダンジョンの
奥に行けません。
助けて下さい。」
と、すがりつかれたが聖女の精神状態は
それを受け入れられる状態ではなかった。
取り囲んだ人々を弾き飛ばし、
「それどころではない、中央神に粛清され
そうなんだ!」
人々がざわつき、
『聖女を祀って中央神を端によけたから中央神
の怒りを買ったのだ!!』
と、言い出すものがいて、
人々はパニックに陥った。
聖女は人々の様子に目もくれず、先に進んだ。
自分自身の状態が変わりつつあることに
気がついたのはそれから数分後のことだった。
「うん?魔力が淀みを増してる?黒化も進行
している⋯?
聖女め、何かしたのか!!」
テレパシーで呼び出すと、
『これが最後の会話ね、影の私。
私は中央神 メディウス様から聖女失格の
烙印を押され神の修行中よ。
もう、余裕ないのよ。
あなたに分けた私の力を回収するわ。
じきに、あなたは抹消されるわ。
中央神があなたの存在は赦すことが出来ない
っておしゃっていたもの。』
と、言って一方的に会話を切断した後に、
聖女(影)から魔力を吸い上げて行った。
「ウギィァァ!!」
聖女(影)は聖女としての魔力を失い、
姿もかわり人の記憶が頭に入り込み別人と
成り果てた、
「わ、私はシュレ。兄さん、シューリンガー
兄さんはどこ?!」
聖女が地上から消えたことで、聖女の
コントロール下にいた亡者達の
暴走が始まった。
*
セレニアの王城ではリンの悲鳴がこだましていた。
「な、何なの!あなた達は?
持ち場に戻りなさい。」
「あわわ。あうあう!」
リンの言葉は全く亡者達には届いていない様
だった。
「姉さん聞こえる!!
こっちはなんとかしてみせるけど
そっちは街全体がこいつらだから、
とんでもないことになるわよ。」
リンが床に手を触れると、床から無数の触手が
出現して、亡者達を切り刻んだ。
リンだけが、特別というわけではなく
リンは特殊な結界を作り、取り敢えず耐えていた。
「まぁ、よくて1時間かな。
お姉ちゃん、ガンバリな。
私は天国で見てるよ。」
*
レインとカノンが王城に着いた頃
街の様子が騒がしくなり始めていた。
レインは頸を傾げ、
「暴動か?
ま、軍隊もあるし。平気か。」
と言って王城に入って行った。
レインが、謁見の間まで行くと
カナがレインを見つけて抱きついてきた。
「レイン!久しぶり。
戦いの後、どこにいたの?探したのよ」
「い、いや。私はお前達頼まれた仕事を
しないと⋯だから帰らないと。」
レインは思いとは裏腹な言葉を発した。
カナはレインの顔を指差し、
「今がどういう時か分かってるの!
人手が全然足りないの!
あんなみたいな優秀な剣士を
ド田舎に置いておく余裕なんかないわよ。
いいから、私を手伝いなさい!」
と、叱責した。
カナの発言をジンがフォローして、
「カナが言いたいのは、また前みたいに
一緒に戦おうよってことなんだよ」
と、笑って言った。
レインは目に涙を貯めて、
「済まない、お前等の活躍を聞く度に、
私はなんでこんなところにいるんだろう
⋯って、辛かった。」
ジンの手を握り言った。
カナがレインの手を掴み、
「アンタ、まさか⋯、ジンに気があるとか
ないでしょうね?」
レインは頸を振って、
「断じて⋯ない。」
とチラっとジンを見て、ジンがニコッとすると
顔を赤らめた。
カナがレインの襟首を摑んで、
「本当なの?」
「だ、大丈夫だ。そんなことはない。」
レインが姿勢を正して、
「そうだ、私がここに来たのは、この子を
お前達が置いて言ったと怒ってたんだ。」
ジンが、
「あっ。忘れてた。」
というと、カノンがジンの脛を蹴り飛ばした。
「全く、酷いやつらね、こんどやったら
赦さないから。」
警備兵が青ざめて、謁見の間に入って来た。
「民衆が亡者の様になって王城に迫ってます。」




