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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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74/87

中央神 メディウス降臨

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

帝都を出たサラは、夜中すぎに神殿にたどり

着いた。

「そんなに時間が経ってないが、ちょっと

 懐かしい気がするな。」

と、サラは呟いて神殿の敷地内に入って行った。


神殿の敷地内に難民が多くいると思っていたが、

神殿の敷地内は閑散としていた。


サラは、辺りを気にしながら大聖堂に向かった。

大聖堂の中心には、今も聖女像が祀られていた。


サラはため息をついて、

「罰当たりな奴らめ。」

と呟いて、サラは光の球で聖女像を一瞬に破壊し

端に避けられていた、中央神 メディウスを

祀った。


サラは更に、中央神 メディウスに向かい

光の球を発すると光の球は中央神 メディウス像

を包み込んだ。

「メディウス様、これでいつでも降臨して

 いただけます。」


バタン。

「誰だ!!何をしている。」

聖女(影)が現れた。


サラが振り向き、ニヤリと笑みを浮かべた。

「なんだ、遅かったではないか、一緒に

 メディウス様をお迎えしよう。」


聖女(影)は、怯んで後退りした。

「メディウスだと⋯。私を抹殺しにくるのか?」


サラは頸を振り、

 「メディウス様はそんなに暇じゃないですよ。」


「し、信じられるか、そんな事。」

と聖女(影)は恐怖を滲ませていた。


聖女(影)に石礫が飛んできた。

聖女(影)は避けきれず、頬を少し切った。


「アハハハ。動きが大分鈍いね。

 人の瘴気を吸いすぎたみたいだね、

 どちらかと言うと君はもう人よりだね。」


聖女(影)は目を剥き、

「なんなんだ、貴様は!」


メディウス像の前には少年がニヤニヤしながら

座って石礫を掌で遊ばせている。


「あれれ。御主人様の気もわからないの?

 もう君は人か人未満の存在だね。

 う〜ん、僕としてはいらないかな。」


聖女(影)は愕然として俯きながら

「メディウスが⋯降臨して、私を不要?」

ガタガタ震えだし、全力で大聖堂から

逃げ出した。


サラは頭を下げ、

「お早い御降臨で驚きました。」


メディウスはため息をついて、サラを見て

「あのさ、分離してあんなの排出しないで

 くれるかな?僕の神格に関わるよ。」


サラは深々頭を下げ、

「も、申し訳ありません。あの場はあ〜でも

 しないと自分が保てなかったので。」


メディウスはサラを睨みつけ、

「要はお前の油断が原因だろ。

 で、どうする気なんだ?」

 

「はい、人は信仰を忘れ神も利用しようと

 しました。

 鉄槌を下すべきです。」


メディウスは肩を竦め、

「そんな事したら人は居なくなるぞ。」


「それが戒めというものだと考えます。」

と、サラが言うと、

  

メディウスが頸を振って、

「ちょっと聖女が長かったか、お前失格だ。

 神の見習いの修行にでも行ってこい。」

と言って、サラの頭に手を乗せると

サラの表情が昔のサラに戻った。


「え?これはいったい、どういうこと

 でしょう?」

と、サラはオドオドしてメディウスに聞いた。


「今から君が、聖女ということだ。」

と、メディウスは優しく言った。


サラは頸を振って、

「そ、そんな大それた事。無理です。」


メディウスは笑みを浮かべて、

「いや、君ならできる。君なりの聖女でいい。

 間違っても、あいつみたいにならないでね。

 聖女ってね、人と神の間の存在だけど人に

 対する愛情が欠落しちゃだめなんだ。

 だから、君なら出来る。

 で、この世界。君はどうしたい?」

 

           *


レインは苦しそうな表情で城門を眺めている。

そんなレインの袖を引っ張る者がいた。

「ね〜ね。お姉さん、ジンのとこ行かないの?

 あいつら私を置いていったんだよ、酷いよね。

 連れて行ってくれない?」


テンプは笑みを浮かべ、

「いい口実が出来たじゃないか。

 行ってこいよ。」


レインは、カノンを見て頷き、

「わかった。連れて行こう。

 直ぐに戻るので、待っててください。」


テンプは意地悪そうに、

「やだよ、一緒について行け。」


レインは困った顔をして、カノンとともに

城門に向かって歩いて行った。


ミルはレインの背中を見ながら、

「父さん、レインさんはなんでそんなに

 カナさんやジンさんについて行きたい

 んですかね?」


テンプは顎髭を撫でながら、

「ジンって、以外とモテるのかもな。」


ミルは苦笑いして、

「そ、そうですか?」


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