最後の基幹国
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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ジン達は、ノビリア王城の謁見の間前にいた。
カナは、ジンをチラっと見て、
「本当に大丈夫なんでしょうね!?」
ジンは引き攣った笑顔で、
「信用してよ、何回も話し合ったから
平気だって。」
カナは、謁見の間の扉を押し開ける。
謁見の間の中央の赤絨毯の両端に配置された兵士
達は少し緊張した面持ちだった。
カナは凛として、真っ直ぐ謁見の間の玉座に
向かって進んでいった。
カナが玉座に座り、ジンとツナデが
カナの隣に立つと、ツナデが、兵士に向かって
言葉を発した。
「新王カナ様より、皆にお言葉を賜る。
しかと、聞くように!」
カナがツナデを見て、え?という顔をした。
ツナデに小声で、
「私、王になんてならないわよ。」
ツナデが適当に頷きながら
「そう言わないと纏まらないので、
そこはガマンして下さい。」
カナは咳払いを一つすると、
「我が国は、基幹国を統一し、帝国に攻め込む!
諸君の責務は、国の防衛である。
命を賭して、達成せよ!」
大きな拍手とともに気勢が上がった。
カナの言葉は兵士に届いたようで取り敢えず、
ジンとツナデは安堵した。
カナは玉座から立ち、
「ここ、居心地悪いから静かなとこ行こうよ。」
と言ってカナ達は王の寝室を休憩所代わりに
使うことにした。
カナが干し肉を噛じりながら、
「この先どうするのさ?」
と、ツナデに聞くと
ツナデが俯きながら、
「言いにくい報告が2点ある。
シューがサラに殺害された。
あと、サラが姿を晦ました。」
カナがツナデに食ってかかり、
「姉様がそんな事する理由ないだろ!」
ツナデは頸を振り、
「多数の者が見ているので疑い様がないと、
言うことです。
シューさんがサラさんを襲撃したが
返り討ちにあったというのが正しい様です。」
ジンが頸を捻り、
「シューさんがそんなことするなんて、
信じ難い。
何でいまなんだ?
襲う機会はあったはずなのに。」
ツナデが続いて話し始めた。
「リンの報告によると、シューさんがアンデッド
になってまでも恨みつづけ、倒さなければ
いけなかったのが聖女だと言うことです、
サラさんは巻き込まれた形ですね。」
「で、姉様は行方がわからないということ
なのね。」
と、カナはため息をついた。
ジンが気を取り直して、
「これからはなんか考えてる?」
と、ツナデに聞いた。
「まずは、カナ様が仰った様に、マグニアに
攻め込んで基幹国を統一する必要があると
思いますが⋯現在皇帝が暫定王位について
いるらしいという、噂です。」
ジンは頷いて、
「詳しいね、よく調べるじかんあったよね、
関心するよ。」
と、ジンが言うと、
ツナデから透明な抜け殻みたいのがあらわれて、
宙にプカプカ浮いている。
ジンは、驚いてツナデに聞いた。
「な、何あれ?」
「私はあれでリアルタイムに情報収集して
います。」
と、ツナデは冷静に答えた。
「分身というわけじゃなさそうね。」
とカナが気持ち悪そうにツナデの抜け殻みたいな
ものを突っつきながら言った。
「そうですね、それ程精巧なものでは
ありませんが、耳と目の情報だけ本体に伝達
できます。」
と、ツナデが言った。
「破壊されても平気なの?」
と、ジンが聞くと、
「ジン様はお優しいですね。
神経はつながっていませんし、24時間で
消滅します。」
と、ツナデはにこやかに言った。
「帝国の皇帝とは私がお話致します。」
レイラが扉を開けて入ってきた、他のメンバー
もあとから続々と入ってきた。
「レイラ様知ってるの?」
ポカン★
ジンが質問するとカナに叩かれた。
「まがりなりにも、レイラ様は皇帝のお后に
なるためにきてるのよ?忘れたの?」
と、カナに怒られた。
「まがりなりにもは、引っかかるが、
まぁそういうことだ。
心配は、要らん。私の下克上を見せて
やろう。」
ツナデが全員に、
「我等3人で、レイラ様を皇帝の下へ連れて行く。
他のものは先行で陽動をしてもらいたい。」
アンリが肩を竦めて、
「ツナデが仕切ってるのは、なんかしゃくだけど
分かったわ、思いっきり暴れるわよ、
いい?ボルト!?」
「はいはい。俺が暴れりゃいいんだろ、姉さん?」
と、ボルトが項垂れながら言った。




