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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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ノビリア陥落

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

深夜、クロウは死んだ目で、近衛兵及び警備兵を

集め、国王の寝室に向かっていた。


国王の寝室の前に来ると、ノックを2回した。

通常は3回、緊急時は2回という決まりだ。


寝室の中から

「入れ!」

と声がすると、クロウだけが静かに入り

敬礼をした。


「こんな夜中に何事だ、クロウ!」

「陛下、王国は陥落しました。

 地下にお逃げ下さい。」


国王は笑って、

「陥落だと?笑わせるな、陥落したならなぜ

 お前がいる、お前がいるということは陥落

 などしているわけがない、何を隠している。」

と、クロウを問い詰めた。


クロウは涙を流しながら、

「そうです、我が国が陥落など私がさせません、

 陥落したのは私であり、

 王国ではありません。

 陛下、私を切り捨て⋯ゲボ、ゲホゲホ。」

国王に訴えたが途中で大量の血を吐血した。


国王は、クロウの様を見て、

「お前、負けて⋯血の契約を仕込まれたか。

 それで?どうすればいい?」

 

クロウは激しく首を振り、

「私の為に陛下にご迷惑をかけるわけには

 行きません。」


国王は、クロウの肩を叩き、

「生きてりゃまたやれるさ。」


クロウは、頷き

「私と地下に幽閉されて下さい。

 近衛兵入れ。」


クロウは国王と地下室に向かった……。


           *


セレニアの王城では異変が起きようとしていた。

サラの背後を黒い影が狙っていた。


サラはその気配を感じ取っていた。

キン。

王城内に金属音が鳴り響く。

サラが二本の長剣で、攻撃を受け止めた音だ。


サラは向き直り、その攻撃者の姿を確認した。

それは、シューだった。

「ほぅ。お前が私の命を狙ってくるとは

 以外だな。」


シューはいつものぼんやりした印象はなく

殺気に満ちて、

サラとの距離を少しずつ詰めている。


「そうでもないだろう。知っているんだろう?

 俺の正体を。

 だったら俺程お前を恨む者はいないと

 思うだろう?」


サラは頷きながら、

「分かってるさ、シューリンガー。

 しかし、お前が私を恨む理由がな⋯。

 思いつかない。」


「じゃ、俺が思い出させてやる!」

シューは、神速の剣で、サラに切りかかったが、

サラは上空に回避して難を逃れた。


「妹、婚約者を俺はお前に差し出した、

 それに対したお前の仕打ちは、

 我が一族の惨殺。

 聖女が聞いて呆れる。」

シューは上空に向かって飛んだ。


「全く!アンデッドの癖にとんでもない攻撃力

 何だから!」

サラは光の球を放出して、シューを弱体化

させた。


「だいたい、あんたの種族が、神に対する叛逆を

 企てるからでしょ、あれは天罰っていうの。」


シューは身体中が溶けながらも、

「幼子になんの罪がある⋯なにも知らぬ者

 もいた⋯未来に希望を持つ者も。

 それでもお前は天罰というのか!」

残された力でサラに斬り掛かったが、

サラは特大の光の球で、シューを強制的に

浄化した。


「ふぅ。やれやれ、とんでもない逆恨みをされた

 ものじゃ。」

と、サラが汗をぬぐっていると、


ボルトから辛辣な言葉が投げかけられた。

「逆恨みじゃねぇだろ、正当な恨みだぜ。

 大事な人を殺されたんだ当たり前だ、

 神様だからって、特別はおかしいん

 じゃないか?」


レイラがボルトの発言を訂正した。

「聖女は神ではなく神に許可された人の神格化

 なので厳密には神ではないけど、

 なんでもしていいわけではないと

 いうのは確かね。」


サラはため息をついて、

「覗き見はよくないわね、厳に慎むべきだわ。」


アンリがサラに反論した。

「あんなに大騒ぎすれば、みんな見に来て

 当然です。

 妹さんと婚約者さんも殺したんですか?」


サラは頸を振って、

「彼女らは殉職じゃ。

 だがな、その時のシュリンガーは怒ると言うか

 錯乱状態じゃったな。」


リンが、

「回答次第では私はあなたを許しません。」

と言った。


「許すか⋯そういう次元の話ではないんだ。

 神格化する能力が足りず、魔獣になったから

 処分した、それだけだ。」


ボルトは頸を振って、

「悪いが、おれはあなたと行動することは

 出来ない。」

全員、聖女に背を向け去った。


「これでよかったのかサラよ。」

『はい、これからは人ならざる道ですのて。』

「私はもう少し人のぬるま湯につかりたかった

 けどな。」

というと、聖女は闇のなかに消えて行った。

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