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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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屈辱のクロウ

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

「なにも、あんなバカでかい十字架を

 作らなくても

 良かったんじゃないかな。

 あれじゃ、誰だかわからないよね。」

と、僕はミーに愚痴をこぼした。


近くにいた警備兵が、

「あれは、処刑を始めるというシンボルだ、

 お前が処刑されるのは、あそこだ。」


なんか、人だかりが出来ている。

「そんなに処刑がみたいのかな?

 悪趣味だよな。」


なんだか、ギロチン台みたいのが運ばれてきた。

僕はそれを見て懐かしくてニヤニヤして

しまった。


それは、リミニア国でのギロチンを思い出した

からだ⋯。

あの時は、カナが凄く怖がっているのが

本当に可愛いかった。


今、その話をしたら怒るだろうなと

クスクス笑った。


警備兵達がざわついていた。

ギロチンを見て笑顔になったり、クスクス

笑いだしたりしたから頭がおかしくなったと

思われたのかも知れない。


「クロウ様。あいつ、ギロチン台を見て笑い

 だしました。何かあるんでしょうか?」


クロウは、歯ぎしりをして、

「新型の三枚刃の奴に交換しろ。

 ギロチン前にして笑い出すとは、

 気持ち悪い奴め!」


            *


「カナ様、ジン様を探さないと⋯。

 処刑みるなんて、悪趣味ですよ。」

「いいから、どんな極悪人かみるだけだって。」


人をかき分け、カナが目にしたのはニヤ

ついているジンだった。

「あいつ何であんなところで、アホ面

 提げてるんだ?」


ツナデも食い入る様に見たが、

「そうですね、処刑されるようには

 見えませんね、別の人でしょうか?」


しかし、その表情のまま、警備兵にギロチンの

前まで連れて行かれた。

 

カナがピンと来たみたいで、

「あ〜。あいつ、リミニアのこと思い出して

 ニヤついているんだ。

 あいつの方がよほど悪趣味よ。」


ジンの首が、ギロチン台に乗せられた。

 

ツナデがカナをチラチラ見ながら、

「ま⋯、まだ笑ってますよ(汗)、どうします?」

と、言った。


カナはツナデをチラっと見て、

「アイツね、杖なんかなくても魔術使えるんだよ

 ギロチンなんか意味ないよ、見てなよ。」


ギロチンに繋がれたロープが警備兵により、

切り落とされた。


ギロチンが、ジンの首を捉えたかと思ったが、

ギロチン台が火に包まれた。

近くで見ていたクロウに、

燃え尽きたギロチン台の一部が落下してきたら。


「うわぁ〜!!」「」

白い影が、クロウを落下物から救った。


ジンだった。

クロウを見ながら、風の術で拘束し、

「どうしましょうかね?」


カナとツナデがジンの元に歩いて行った。

「血の契約でもしちゃいなよ。」


ジンはカナ達を見て明るい顔なり、

「もう来ていたんだ。探そうと思ってたん

 だけど良かった。

 ⋯。その子は?」


カナとツナデは顔を見合わせて、

女の子を見て

「名前⋯聞いてなかったな。」


女の子も笑って、

「そうだったね。私はカノンだよ、お兄さん

 よろしくね。」

と、握手をした。


「アハハハ。カノンちゃんって言うんだ。

 よろしくね。」

と、ジンが頭を掻きながら言った。


カナがカノンの顔を摑んで、小声で

「アンタ、ジンに色目を使わないで!」


カノンが怯みながら、

「お、お姉ちゃん⋯なんで?」


カナは真顔で目を見開いて、

「ジンは、私の所有物なの。誰にも渡さないわ。」


「わ、分かったよ。お姉ちゃん。」

と、カノンはカナの勢いに負けてしまった。


カナはクロウの手を摑んで、ナイフをクロウの

手のひらに突き刺しだ。

「うぐぁぁぁ!」

 

カナが小指にナイフで傷をつけ

クロウの血に垂らし、

『この者今から我が従者となり、血の契約を結ぶ』

と、唱え魔力を注入した。


「はい、終了。」


クロウは項垂れ、

「く、屈辱だ。」

と、小声を洩らした。


「じゃ、あなた。国王を幽閉して国の全権を私に

 譲渡させなさい。」


クロウは、逆上して

「我が王に私は忠誠⋯、ゴボ、ゴホゴホ。」

威勢良く言葉を発した所で、

血の契約の制裁を受け、大量の吐血をした。


「あんまり、変なことすると命が持たないわよ」

と、カナは微笑みながら言った。


カナはクロウの肩を叩いて、

「ま、頑張ってネ。」

と言った。


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