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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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囚われの身

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

北のルートの下水道は、ジンの不手際により

破壊された。

爆発を聞きつけた衛兵たちが、破壊された

下水道の中から這い出してきたジンを見つけ、

取り囲んだ。


ジンは両手を上げて、攻撃の意思のない事を

アピールした。

ジンはあっけなく捕まり地下牢にぶちこまれた。


「一応この国は機能してるみたいだな、

 衛兵もいるし、不法入国者は地下牢に

 入れられるし。」

と呟いていると、地下牢の警備兵から突っ込みが

入った。


「貴様は、不法入国で捕らえられたのではなく、

 破壊活動容疑で捕らえられたのだ。」


破壊活動⋯?テロリストみたいじゃないか?


「ち、違うんです。魔獣除けで使ってた火が

 地下のガスに引火しただけなんです。」


警備兵は白い目で僕を見て、

「ほぅ。では、地下で何していたんだ、何を

 しようとしていたんだ。」

と、問い詰められてしまった。


完全にやぶ蛇だった。


「あ〜。道に迷っちゃって⋯。」

ま、こんな言い訳じゃ、通らないよな。


コツ、コツ。

警備兵とは別の急いだ様子の足音が聞こえて

きた。


警備兵は足音の方向を見て、緊張した面持ちで

敬礼をした。

それをみたジンは首を捻って、


お偉いさんなのかな?と覗いてみると

全身黒衣の目の鋭い男が鬼気迫る勢いで

足早に近づいてくる。


「どこにいる!」

黒衣の男は警備兵を怒鳴りつけた。


警備兵は、ジンを指し

「ここに収監しています。」


黒衣の男がジンを鋭く睨みつけ

「久しぶりだな。」


え?初対面だけど⋯。どこかで会ったかな?

後に隠れているミーにコッソリ聞いてみる。

「ね〜、ミー、知ってる?」

ミーは首を傾げ、そのあと頸を振った。


「全く心当たりありません。」


黒衣の男は、続けて

「あれだけのことをしておいてよく私の

 前に姿を現せたものだ。」


う〜ん。

ここまで来ると、1回誤解を解いておく必要が

ありそうだな。


「あの〜?僕は初対面だと思うんですけど?

 どこかでお会いしましたか?」


それを聞いて黒衣の男の隣の警備兵が笑いを

堪えている。

笑いごとじゃないんだけどな。


ピキッ★

黒衣の男はこめかみに青筋を浮き上げさせて、

怒りを顕にした。

 

「お、覚えてないだと?2人で結託して

 私を陥れこの傷を負わせたのにか!?」


この傷⋯魔法剣の斬り跡に似てるな⋯

待てよ⋯。

そう言えば⋯

『ねぇ〜。ジン聞いてよ、手応えがあって血も

 ついてるのに、何もいなかったのよ?

 怖くない?』


アレか。


「なんとなくですけど、思い出したかも

 しれませんが⋯。

 会ったわけじゃないですよね?

 勝手に襲ってきて返り討ちにあっただけじゃ

 ないかなと思うんですけど?

 違いますか?」


黒衣の男は目を見開いて、ジンを睨みつけた

ままだ。


「貴様がそういう態度ならこっちにも

 考えがある、首を洗って待っておけ。」

と捨て台詞を吐いて、黒衣の男は去って行った。


ジンはため息をついて、

「あ〜いう、会話が通じない相手は嫌いだな。」

と、ボソっと呟いた。


ミーはお腹を抱えながら笑って、

「ジン様って理屈が通じない方嫌いですものね、

 昔から。」

と、言った。


ミーってこっちに来てから性格が悪くなった気が

してならない。


石の天井を見上げながら、ウトウトとして

2〜3時間くらい経っただろうか、警備兵が

続々と来て、騒がしくなった。


「おい、出ろ!」

ジンは引っ張り出されて、石の床に叩き

つけられた。


「痛ったいな。なんですか?釈放ですか、

 それならもっと丁寧に⋯。」


バコン★


「ふざけるな!処刑だ、死罪が確定した。」


ジンは目が点になった。

「え?でも裁判もなにも⋯。」


「馬鹿を言うな、刑を決めるのは上の方々だ、

 お前が口を挟んでいいものじゃない。」


ジンは引き摺られながら、悲鳴を上げていた。

「そんなの無茶苦茶だよ~!」


           *


パコ。

カナ達はスライムの大群に地上近くのマンホール

まで無理矢理運ばれてきて、

マンホールを開けて地上に上がってきた。


「なんだか騒がしいわね、何の騒ぎかしら?」

ツナデが上を見上げると、ちょうど大きな

十字架が立ち上がった。


「あ〜、誰か処刑されるみたいですね。」


カナが笑って、

「以外と、ジンだったりしてな。」

「まさか。」

と、ツナデも笑った。


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