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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第4章 基幹国

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72/87

正面突破

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

マグニアの城門を前にして、ボルトが立ち

すくんでいた。

ボルトは自分の足を鼓舞する様に叩きながら、

「少し、シューさんに頼り過ぎていたようだな。」


ボルトはウォーハンマーを構え、走りだした。

アンリ、フォスターも続いた。


ツナデは3人の走り去る姿をみて、

「シュー殿の抜けた穴は思いの外、大きい

 みたいですね。」


腕組みをして深いため息をついているジンの

背後を黒い影が通過した。

『私に任せてくださいね。ジンさん』


「え?」

城門の衛兵がバタバタと倒れていき、

城門が完全に解放された。


「あの声、どこかで聞いたような気がする。」


カナが目を細めて黒い衣服の剣士を睨んでいた。

「あいつ⋯。ジン、レインよ。あいつ留守番

 サボってきたのね。まったく。」


まぁ仕方ないけど、レインならシューの穴を

埋めてくれるかもしれない。


しかし、レインが加勢しただけでは皇帝が

作り上げた部隊の防御は強固で

なかなか前に進めずにいた。


「まぁ、それはそうよね。剣一本でどうかなる

 なんて思ってはいませんでしたけど。」


レインは指笛を鳴らすと、

「全員壁際まで退避!」


ボルト達は理由もわからず取り敢えず、

壁際まで退避した。

次の瞬間、どこからともなくミサイルが飛んできて

マグニアな火の海と化した。


「よぉ!大将久しぶりだな。」

テンプとミルが重戦車で現れた。


「え!テンプとミルじゃないか!?」

ジンは、驚いて声をあげた。


「どうしてここに?」

と、ジンが聞くと、


「あ〜。フォスターの奴が泣き言、言いやがって

 たからな。

 俺達も行くから死ぬ気でやれって言って

 おいたぜ。

 ジン、カナ。今なら敵さん大崩れだ、行きな。」


ジンとカナは頷き、

「レイラ様、ツナデ!行くよ」

と、カナが号令をかけた。


カナ達は、轟音鳴り響く中、レイラを庇いながら

王城を目指した。

レイン達が引きつけてくれているおかげで、

王城自体の警備は手薄で殆ど人がいないみたいだ。


カナ達は労せずに、謁見の間の前まで

たどり着いた。

 

謁見の間からは、皇帝の苛立った声が聞こえて

きた。

「一体、どうなっているんだ。何の報告も

 ないのか!

 大体なんなんだこの音は、なにが起きて

 いるんだ!」


ジンはレイラを見て、

「大分苛立っているみたいですが、平気ですか?」


レイラは頷いて、

「まかせといて、なんとかしてみるわ。」

と言って謁見の間の扉を開けた。


皇帝は怪訝な表情でレイラを見た。

「なんだ、お前らは。」


レイラはお辞儀をして、

「ボトミニア国のレイラでございます。

 陛下にはお初にお目にかかりますが、

 第256王妃だったかしら?

 になることなっております。」


皇帝は苦笑し、

「そ、そうか王妃⋯、王妃であったか。」

バン★

玉座を強く叩き、

「その王妃が、何故私に敵対するのだ、

 すでに帝都はメチャクチャで、

 私は、こんな基幹国の王なぞ命じられる

 始末だ。」


レイラは目を閉じ、静かに皇帝の怒号を

聞いていた。

皇帝の言葉が止まると静かに目を開け、


「それは、皇帝陛下が今まで何もして

 来なかった怠慢でございます。

 陛下は、国の階級や民の階級制度や

 民の生活になにも不満がないと思いますか?

 これらについて興味をもったことが

 一分でもおありですか? 」


皇帝がたじろぎながら、

「ば、馬鹿にするな。それくらいはある。

 階級は神殿が、決めたことだ。

 私が、覆すことなどできるか!」


レイラが一歩踏み出し、

「では!だれが出来るのですか!!

 あなた以外いるわけないでしょ!

 やるのです、できたかどうが問題では

 なくやることが民が信頼します、

 民が動きます。」

と、威圧感を込めた言葉で皇帝を言い負かした。


「そ、そうなのか⋯?」

迷子の子犬が救いを求めるような顔で

レイラをみた。


宰相が隣で、

「勝負ありましたな。順位を繰り上げては

 どうでしょうか陛下?」


皇帝は頷き、

「ここまで言うんだ。覚悟はあるんだろう。

 ボトミニア国のレイラ姫よ、

 たった今からお前は第一王妃、

 つまり皇帝の正式王妃だ。

 私をサポートしてくれ、頼む。」

と言って、深々と頭を下げた。


レイラ姫は、皇帝を抱きしめて

「頭を上げてください。

 うれしいです。この命を賭してあなたを

 お支え致します。」


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