修羅場?
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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リンがすくっと立ち上がり、
「私、用事を思い出したので帰りますね。」
と、食堂のドアを開けるとダッシュで帰って
行った。
アンリは、頭を抱えて、
あいつ、逃げたな。
しかし、どうしよう。
こんな、面白い話、絶対に誰かに喋っちゃうわ⋯
だれがいいかしら、口が硬そうで話しやすそうな
人って。
ジン様⋯当事者だからだめね、サラ様かレイラ様
ってとこかしら。
ガラガラ。
ツナデが戻ってきた。
ツナデはひとつ咳払いしてから、
「近々、城に人が派遣されてくるらしい」
ボルトとシューが立ち上がり、
「返り討ちにするか!」
ツナデは頸を振って、
「今、事を構えるのは得策ではない。
送られてくるのは戦闘員ではなく民間人
みたいだ。」
「でも、僕等結構顔バレしてるから、隠すの
難しいんじゃないかな。」
と、人が言うと、
「その辺は、幻術で誤魔化せます。」
とツナデが言ったが、幻術ってなにするのかな?
カナが不機嫌そうに、
「どっちみち、帝国に攻め込むんだから、
やっちゃえばいいんじゃないの?」
ツナデは、頸を振って
「あ〜。おバカはこれだから困るわ。
一気に帝国や基幹国、神殿まで敵に回して
どうする気?」
ツナデは、カナを指差し
「まずはね、守備と攻撃に分かれて基幹国を
制圧して周りの防御を固めないとダメよ。」
カナはグーの音も出ないという感じまで、
ツナデに抑え込まれてしまった。
ツナデはジンに向き直って、
「ジン様、私も御仲間に加えてもらって
よろしいでしょうか?」
キラキラした目で、僕に圧をかけてくる。
「う〜ん、僕はいいけど。みんなどうかな?」
レイラやアンリ、サラ、ボルト、シュー、
フォスター⋯カナを除くみんなが快く頷いてる。
「カナ⋯。」
カナは、僕を睨みつけて、
「勝手にしなさいよ、バ〜カ!」
と言って、カナは食堂を出ていってしまった。
僕は天井見上げて、
『神様⋯僕のどこがダメなんでしょう⋯』
と、言いたい気分だった。
僕等は各々、各自の割り当てられた部屋へ
戻って行った。
僕が部屋に戻ってしばらくすると、
フォスター、アンリ、サラがやって来た。
僕の部屋はたまり場じゃないのに。
「なんなんですか、みんなして僕のところ
に来て。」
サラが、
「単刀直入に聞くけど、ツナデってカナより
信用してるの?」
と、答えに困る質問をしてきた。
「え〜?!そ、そんなことはないですけど、
なんなんですか、その質問は。」
「私もしたくないけど、よいこのサラが
どうしても聞けって言うからね、
仕方ないでしょ。」
と、サラがため息つきながら言った。
「カナの味方をしてくれなくて、酷いって⋯
あ〜面倒くさい。分離したくなるな。」
性格が違う2人が融合してしまっているために
中で面倒なことになってしまってるようだ。
そんな時、
コン、コン。
ノックの音ということはまた誰かが入って来よう
としているのか、これ以上僕を混乱させて
どうしようと言うんだ。
ドアが開き、
「ジン様、ちょっと来てもらっていいですか?」
みんなの視線が僕に集中する。
あ〜。もう。
「はい、行きま⋯。」
ドアの向こうに獲物を待ち構えている肉食獣の
様な目が、さながら僕は何も知らない
草食動物だ。
カナが、物凄い目つきでツナデの後から
睨んでる。
僕は部屋から出てツナデについて行った。
フォスターがドアを見ながら、
「あいつ、いきなり修羅場かかわいそうだな。
まだ何もしてないのに。」
「フォスターさんが言うとなんか説得力
ありますね。」
と、アンリは笑いながら言った。
「さてと、私は部屋に帰るわよ。」
と、サラが帰ろうとすると、アンリが、
「とっておきの話があるんですよ。」
と、サラを引き留めた。
「実は⋯。」
フォスターとサラは、アンリから話を聞くと、
口を揃えて、
「聞かなかったことにする、巻き込まれるのは
ゴメンだ。」
と言って、部屋を出ていった。
アンリは一人残され、
「う〜ん?私なんか悪いこと言ったかな?」




