基幹国へ
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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ジン達は、最後の魔石を破壊することに成功し、
次の目的は、基幹国に潜入することにあった。
みんなを見ていると緊張感⋯ないな。
特にカナとアンリが、基幹国に行くと決まったら、
キャッキャキャッキャと喜んでいた。
しかし、基幹国ってどんなとこなんだろう。
ポカン★
「何ボーっとしてるんですか?ジン様。」
「なんだ、ミーか。どうしたの?」
ミーが、話したくてどうしょうもないって顔を
していたので仕方なく聞いてみた。
「そ、それがですね、ボトミニア国から連絡が
入って、ロケットのエンジンが
かかったそうなんです。」
僕はあまりにびっくりしすぎて、ミーの言葉
を理解するのに数十秒かかってしまった。
「え?そ、それは帰れるということなの?」
ミーは頸を振って、
「燃料は試作品らしいので、もう少しかかるのと
ロケットのまわりの補修もあるので
すぐには無理ですね。」
僕は腕組みをして、
「無理だとあきらめてたけど、暫くすれば
帰れそうだね、安心したよ。」
と、僕が笑うとミーが真剣な顔で、
「カナ様はどうするんですか?」
ミーが一番答えたくない質問をしてきた。
「ミー?勘違いするなよ、カナはこの星の人で
立派な人だし、僕も大事なひとだけど⋯
僕にはね、もったいないくらいいい人なんだ
だから、僕なんかがつきまとっちゃ迷惑さ。
ここのケリがついたら、ロケットに
乗って帰ろう。」
ミーは悲しそうにジンの肩に乗った。
カナは木の陰で、ジン達の話を聞いてしまって
いた。
「そうよね、直ったら帰るわよね⋯当たり前か。
私、どうしたらいいんだろう。」
と、カナが悩んでいると、アンリが興味津々
という顔で寄ってきた。
「私に任せて下さい。」
「いや、遠慮するわ。本当になにもしないでね、
なんかしたら許さないわよ。」
カナは、アンリを振り切るように逃げた。
「待って下さいよ、カナさん。
そんな、興味本位じゃないですから。」
カナは逃げながら、
「顔が、笑ってるわ。絶対に興味本位でしょ。
絶対に関わらないで。」
フォスターは、シューとボルトと一緒に出発の
準備をしながら、
「なんか、あっちは楽しそうでいいな。」
シューは首を傾げて、
「拙者にはよくわかりませんが。」
ボルトも頷きながら、
「できれば関わりたくないですね。」
フォスターは、欠伸をしながら、
「そうだった。お前ら戦闘バカだもんな、
分かんねーよな。」
サラが横に来て、ニヤニヤしながら
「おしとやかなサラが戻って来て欲しいんだろ?」
「そ、そんなこと思ってねーよ。」
とフォスターは慌てて否定した。
「ま、サラは聖職者みたいなもんだから、
諦めることだな。」
と言ってサラは行ってしまった。
*
神殿の焼却炉の前では、聖女に魔力を根こそぎ
吸い取られた人が大量に積み上げられていた。
「ただ、焼却するのも時間がかかるし、
後味も悪いわよね〜。
まずは試してみるか。」
聖女は積み上げられてた人のうちの一体を
引っ張り出して、地面を歩いている虫から魔力を
吸い出し、引っ張り出した人に与えた。
「あわわわ。」
言葉にならない言葉を発していた。
聖女は腕組みをして、
歩きは千鳥足だし、言葉は理解出来るのかしら?
「言葉は理解出来る?」
軽く頷いた。
「ま、使えるか。」
「取り敢えず、基幹国の住人としていきなさい。」
と、聖女は命令し、同じ様に100体ほど
基幹国へ行かせた。
「若い2人は、死なない人間にどうやって
対処するかしらね⋯楽しみだわ。」
とほくそ笑んで、歩いて行った。
しかし⋯、あの千鳥足で基幹国にたどり着く
のかしら?
*
「お〜い。出発するぞ!」
フォスターが声を掛けると、カナがアンリとの
追いかけっこをやめて、
「ほら!アンリ、出発だって言ってるわよ
行くわよ。」
カナとアンリは慌てて、荷物を持って
フォスター達を追いかけて走り出した。
カナ達との思いとは裏腹に基幹国のセレニア
は守衛の姿はいなく、
国の中に賑わいは全くなかった。




