叱責
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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帝国の謁見の間では、上半身だけの青の魔神が
転がっていた。
緑の魔神は赤の魔人の背後に隠れ、
微妙に動く青の魔神を気味悪そうに眺めていた。
赤の魔人は、青の魔神の魔神を蔑んだ眼で見て、
ゆっくりと玉座から青の魔神が転がっている
ところまで歩いて言った。
赤の魔人は大きなため息を吐き、
「何か言いたいことはあるか?」
と、青の魔神に問いただした。
青の魔神は激しく頸を横に振り、言葉は
発しなかった。
赤の魔人は小刻みに震え、怒りが収まらない
様子だ。
怒りが限界を越え、青の魔神の頭部を蹴り
飛ばした。
「ゲホォ、ゴボ、ゴボ。」
青の魔神の血しぶきが、飛び散った。
緑の魔神が、玉座の後から見ていて
「う〜わ〜。汚〜い。」
と罵声を青の魔神に向けて発した。
赤の魔人は無表情で、
口から血を流している青の魔神の髪の毛を
鷲掴みにして、
青の魔神の潰れてない方の目を間近で睨みつけ、
「俺は退けって言ったよな?
命令無視で、そのザマか?!
赦されると思ってるの?」
*
帝国魔術士団と行動を共にしていた黄の魔人に
テレパシーで青の魔神の敗北が伝えられた。
「え〜え。あいつ負けたの?
恥ずいね、みんなもそう思うでしょ?
だって魔人だよ、ひとにまけるわけないじゃん、
弱いとは思ったけど、人に負けるとはね。」
帝国魔術士団の団員が洞窟の奥を指差し、
「あれが魔石です。」
魔石は淀んだ光を暗闇の中で放ち続けていた。
黄の魔人は、魔石のところまで躊躇なく
歩いて行き、魔石を拾い上げると目を細めて
魔石をくまなく観察していた。
「これ、欠陥品が粗悪品ね。
誰?作ったの?」
黄の魔人が、帝国魔術士団を睨みながら言った。
帝国魔術士団は、揃って頸を振り
団の責任者らしき男が強張りながら、
「神殿から頂いたものです。欠陥品や粗悪品で
あるはずがありません。」
といい切った。
黄の魔人はその男の眉間に人差し指を当て、
ニヤリと笑い、
「バーン!」
団長らしき男は、卒倒して、暫く動かなかった。
「あれ?冗談だったのに。
気絶しちゃたったわ。」
と、黄の魔人はケタケタ笑いながら言った。
黄の魔人は近くの大木の枝に腰掛けると、
帝国魔術士団の団員を指差しながら
諭すように言った。
「い〜い?あなたたち、神殿なんか信じてたら
大変なことになるわよ?
あいつら私利私欲しかないからね。
あなた達もケツの毛まで毟り取られるわよ。
キャハハハ。」
黄の魔人が少し暗い表情になり、
「あとね、聖女がもっと最悪⋯。
あいつのことあなたたちは、崇めてる
かもしれないけど、あれが世界を滅ぼす
悪魔なの⋯って言ったら信じる?
キャハハハ!」
と、枝の上で大笑いしていた黄の魔人が突然
首を押さえて枝から落ちた。
「くっ!苦しい!⋯や、やめて。」
『あまり余計なことは言わない方が身のためよ』
黄の魔人は目を剥いて、
「お、お前!聖女?!」
『あなたはずっと監視しているから
気をつけてね?またお会いしましょう。』
黄の魔人はどっと汗をかいて、息が上がっていた。
「せ、聖女にロックオンされたってこと?」
と、呟いて、拳で地面を強く叩いた。
「糞!」
黄の魔人は血走った目で、悔しさを滲ませていた。
黄の魔人の目には魔石の光が映り込んでいた。
「ふっ。
この魔石借りるよ。」
黄の魔人は目から光線を出し、魔石を変質
させていった。
「サッサと逃げないと餌なっちまうよ。」
黄の魔人と帝国魔術士団は上空に退避し、
魔石に集まってきている魔獣の様子を見ていた。
集まってきたのは、アンデッドのゾンビ集団と
キマイラの群れの様だ。
ゾンビとキマイラは抵抗していたが、魔石の力
により融合され、四脚の真っ黒い体中に溶けた
目玉をぶら下げている魔獣が次々に生成されて
森の中を猛烈な勢いで走って行った。
その魔獣は走りながら毒を吐き、木々を枯らして
いき、森は徐々に死滅して言っていた。
帝国魔術士団は、黄の魔人に恐る恐る聴いてみた。
「あんな魔獣、野に放って平気でしょうか?」
黄の魔人はニヤリと笑い、
「青の魔神を倒した奴らがなんとかするん
じゃない?」
と言って、帝国領の方角に向けて飛んで行った。
帝国魔術士団も、黄の魔人に慌ててついていった。
*
「宰相、魔石が発動したのですが、凄まじい
スピードで森が死滅しているということです。」
宰相は青ざめて、赤の魔人にすがる様に
「も、森に手を出すと、神殿が⋯聖女さまが⋯
帝国は神の制裁を受けてしまいます。」
赤の魔人は、ほくそ笑んで
「面白い、私に制裁を下してみろ!」




