裏機能
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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カン、カン。
鍛冶村では、ユーリ爺に今日も子ども達は
朝から扱かれていた。
「お〜い。今日は杖の整理じゃ。」
ユーリ爺は子ども達に声を掛け、
杖が保存している納屋に向かった。
「ここって、ジンの杖があったところだよね?」
ユーリ爺は頷き、
「そうじゃ。」
と、答えた。
「あいつらには言わんかったが、あの杖裏機能
があってな。
多分発動することはないと思うが。」
「裏機能?」
「あ〜。瀕死と計り知れない念が発生すると
数分だけ、神化する。」
「神化?」
「あらゆる魔術、攻撃術を使うことが出来る様に
なる⋯反動が大変だがな。
ホラホラ、おしゃべりしてないで
仕事じゃ。」
*
ジンがフラフラと立ち上がったかと思うと
猛烈なスピードで、
青の魔神の手首を叩き落とした。
「うぐぅっ。」
青の魔神が苦痛に歪む顔をした。
青の魔神が、左手を修復していると、ボルトを
締め上げている腕を、カニの足を折るように
簡単にへし折った。
「いっ!」
青の魔神が、初めて怯んだ顔を見せた。
『青の魔神よ、退け。今回はお前の負けだ。』
赤の魔人から、テレパシーが伝わってきた。
「こんな奴らに、俺は負けん!」
ジンが腕を振り下ろすと、青の魔神の左手が
吹き飛んだ。
青の魔神の顔が顔面蒼白になり、ガタガタ震え
始めていた。
ジンの目には、慈悲の心は一切感じ取れなかった。
ジンが再び腕を横に振ると、
青の魔神の両足が切断された。
更にジンの歩みは止まらず、青の魔神の顔を掴み、
「気に入らない目をしてるな。」
とジンが呟くと、
青の魔神から冷や汗がどっと出た。
ジンは冷徹な表情のまま、人差し指を突き立てて
そのまま、青の魔神の眼球を潰した。
「ウギャー!!」
ジンは全く表情を変えずに、
「次行くか。」
と呟いた。
「ま、待ってくれ。お、おれの負けだ。」
青の魔神は、ジンの拷問に屈して負けを認めた。
ジンは頸を傾げて、
青の魔神から流れ出る、血をすくって
飲み干し、自分の血を青の魔神に無理やり
飲ませた。
「な、なにを?」
ジンは青の魔神の顔を掴んで、
「神の契約だ、違えることは出来ん。」
と凄み、
ジンはカナを指差し、
「あの者の指図通りに動いてもらう。」
と言った。
カナは自分を指差し、
「わ、私ですか?」
青の魔神は俯いて、
「そ、それは下僕の契約⋯ですか?」
ジンは頸を振り、
「そんな甘いもんではない、そのうちにわかる
ハハハ。」
青の魔神は、下を向いて動かなくなった。
暫くすると、青の魔神は消えた。
ジンはボルトを治療中に倒れる様に眠って
しまった。
ジンが寝ている最中に気を失っていたボルトが
起き上がり、自分の体をペタペタ触って不思議
そうにしていた。
アンリが、ボルトに近づいて頭を叩いた。
ポカン★
「気持ち悪いからやめなさい!」
ボルトがアンリの存在を確認し、
「あ、姉さん。無事で良かった。」
アンリは目に涙を貯めて、
パチーン★
「心配したんだからね!たった1人の肉親
ってこと忘れないでよ!」
と言って泣き崩れた。
「ゴメン。姉さん、心配かけたね。」
と言ってアンリの背中をポンポンと叩いた。
カナとサラはジンの手を握り、ジンが目を覚ますのをジッと待った。
「姉様、ジンは元のジンに戻るよね?」
サラは頷いて、
「大丈夫。ジンさんを信じなさい。」
ジンはかなり重症だったが、サラの聖女様の術で
奇跡的な回復をしたが、意識だけがなかなか
戻らなかった。
3日間意識がもどらずカナが憔悴しきっていた。
堪りかねたサラが、カナに聞いてみた。
「あなた、ジンさんが、このままだったら
どうするの?」
カナは涙を滲ませて、
「私が悪いの⋯ジンが戻らなかったら、私は
ジンの傍を離れない。
ジン⋯ゴメンなさい。」
サラがため息をして、
「以外と、キスでもすれば起き上がるかも⋯。」
と笑って立ち去った。
カナは2人っきりになってしまい、顔を真っ赤
にして意識してしまった。
カナがジワリ目を閉じながら、ジンに顔を
近づけている。
こんな時に目を覚ましたら、怒られるよな。
カナの顔が間近まで近づいている。
これはこのままな行くしかない。
カナとジンは重なり合い不思議な時間の中にいた。
カナは涙を流しながら、
「ジン、お願いだから起きて!」
ジンは耐えきれずに、
目を開いて、
「や、やぁ。」
というと、カナの顔色が変わって、
バチーン★
「いつから、意識が戻ったのよ!」
ジンがバツが悪そうに、
「キスの少し前かな?」
バチーン★
「こ、この、ヘンタイ!」
カナは怒って立ち去ってしまった。




