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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第3章 スタンピード

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魔人との戦い

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

青の魔神が、ゆっくりと降り立ち、ジン達を

見回した。


「う〜ん。これで、帝国があたふたするなんて

 情けねえな。」


シューが青の魔神に対して切りかかった。

青の魔神が水平に腕を振ると、

シューの体のがバラバラになった。

と、全員にそう見えた。

「シュー!!」

カナが目を覆った。


悲鳴が上がったが、青の魔神も片膝をついた。

「な、何だと⋯。

 切り刻んだ筈だが。」


シューは、青の魔神の背後にまわり、

切りつけた。

青の魔神は消えてしまった。


「そう簡単にはヤラれんよ。」

青の魔神がシューの首を掴み、岩壁に杭で

貼り付けた。


「とんでもない化け物飼っていやがったな⋯

 こんな奴いたら、帝国軍じゃきついか。

 でも、これで終わりだな。」


青の魔神がジン達にジワリジワリと距離を詰めて

行った。


ジンは、ボルトとは留まり、カナ達を後退させた。


ボルトは、一歩踏み出し小声で

「ジンさんは退いてください。

 ここは私が食い止めます。」


ジンは驚いた表情で、

「ダメだ。魔法防御が出来ないだろ、即死の

 可能性もある。」


ボルトは頸を振り、

「私は盾となり、倒れてもジンさんが助かれば

 それでいいんです。」


ジンはボルトの太い腕を持ち、

「それは違う。君もいないとダメだ、

 僕はみんながいないと何も出来ない無能

 だからね、仲間を犠牲には出来ないよ。」

と言った。


ボルトは頷き、

「では行きましょう。」

と言ってボルトがウォーハンマーで、青の魔神に

襲い掛かった。


僕はボルトの後ろで杖から風の魔力と火の魔力を

放出して、ボルトのまわりに火炎竜巻を纏わせて

青の魔神の魔術に対抗した。


青の魔神は、水の魔術と風の魔術で攻めてきた

ボルトにかけた火炎竜巻は一発で弾き飛ば

された。


しかし、次の瞬間ボルトが青の魔神に

ウォーハンマーの一撃が入った様に見えた。


青の魔神の左腕が青い盾に変化し、

ウォーハンマーを受け止めた。

青の魔神の右腕が、長剣に変化し、

ボルトの首と左肩の間に振り下ろされた。


真っ赤な血が噴き上がった。

青の魔神は、返り血をペロリと舐め、

「やるな。筋肉で心臓まで到達させないなんて

 常軌を逸してるぜ。

 化け物パーティだな、お前等」


「飛べボルト!!」

 

ボルトは、ジンの掛け声と共に横にジャンプし、

ジンは、青の魔神に杖から竜巻の様なものを

出し、青の魔神を覆った。


「小僧、何のマネだ?」

青の魔神は、ジンを睨みつけた。


ジンは目を閉じ、風の魔力を青の魔神を覆う

竜巻に注入し続けた。

 

竜巻は、青の魔神を 包み込む高さになると

次第に内部に向け縮小を始めた。


「何が目的なんだ?ただ風が吹くだけ⋯っ。

 なに!」

 

青の魔神の身体に数え切れない裂傷が

できていた。

「ふっ。かまいたちか?」

 

青の魔神は自分を火につつみ、

竜巻を吹き飛ばし、腕を伸ばしジンの首を

締め上げた。


「くぅっ。く、苦しい」

ゴキ。

ジンの頸から鈍い音がした。

首の骨が折れたのかも知れない。


「舐めたマネしやがって。」

青の魔神が、汗を拭いながら、

「流石に肝を冷やしたな。」


ジンの首があり得ない角度に曲がっている。

既に手遅れの可能性もある。


そこに、カナが立ち尽くしていた。

「嘘でしょ?ジン。」


夥しい流血がありながら、ボルトは再び

立ち上がりカナの前に立った。

「カ、カナ様。退いて下さい、カナ様だけが

 頼りです。」


青の魔神が次は、ボルトの首を締め上げ始めた。

「ほほぅ。よく鍛えてるな、

 全然締め上げられぬな。」


しかし、ボルトの首筋から血が流れ始めると

徐々に首が締まり始めた。


ジンは意識が薄らいでいる中でも、

カナを感じることができた。


なんだよ⋯、なんで戻ってきたんだよ。

僕の苦労が無駄じゃないか。


カラン。

青の魔神が盾を捨て、左手がカナを襲い

かかろうとしていた。


ジンは、咄嗟に不味いと思ったが身体が全く

動かない。

 

無理か⋯。

そう思うと情けなくて涙がでた。

僕はまた、あの時の僕に戻るのか?

 

何も出来ない、何も救えない、世界で一番

大事な人すら守れないのか。

 

悔しい、悔しい。

 

ドス黒い感情が地の底から湧き上がってきた。

その時、ジンの目が赤く鋭く光った。


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