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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第3章 スタンピード

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46/87

魔石の弱点

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕等は、前と同じ様に魔石の中に入ったが、

前と魔石の中の様子がちょっと違っていた。


なんというか、小さいひし形の粒も前は

僕等に突き刺さる様な猛烈な測度で飛んできたが、


今回はヒョロヒョロ〜、ポトンといった感じで、

僕等に届く前に床に落ちてしまっていた。


中央で動くひし形も前は、力強い音を立てて

動いていたが、今回は今にも止まりそうなスピード

でグラグラ揺れながら動いている。


「カナが周りを見ながら、なんかおじいちゃんの

 魔石って感じね。

 なんか、ヨボヨボしてる感じがするわ。」


カナが歩いて周りを確認し始めた。

剣で壁を突っつくと、

ピキッ、ピキピキ。

亀裂が魔石の部屋全体に入っていった。


「おお?!」

やったカナ自身が驚いていた。


「びっくりしたね?ジン。」

「あんまり、変な事しない方がいいよ、カナ。」


カナは頷いて、中央の微妙に動いている巨大な

ひし形のところに向かった。

 

カナが剣で巨大なひし形を突っつくと、

ピキッ、ピキピキッ。

亀裂が入った。

そして動きが止まった。


「死んじゃった?」

カナが首を傾げて、ひし形に語りかけている。


その様があまりにも面白かったので

吹き出しそうになりながら、

「うっぷぷっ。と、取り敢えず前と同じ様に

 しよう、カナ。」


カナはちょっと不機嫌そうに、

「あんた、ちょっと失礼よ。わたしは真面目に

 そう思ったんだから。」


カナはそう言って剣を構え、僕は剣とカナの手

を握り、2人で声を合わせて斬った。

「魔法剣!『斬』」


パリーン。

魔石が破壊され、強い光とともに魔石のあった

場所に僕達は戻った。


戻ると何故かデュラハンの長がフォスターに

慰められていた。


「ほら!言ったろ戻って来るって。」

デュラハンの長が大粒の涙を流している、

それも脇に抱えた頭から。


「え?戻って来た〜!!」

デュラハンの長が腕広げてこっちに迫ってくる、

カナはいち早く避難して、サラの元に駆け

寄っていた。


「ふぅ。危なかったわ。変な魔獣のおっさんに

 抱きつかれるとこだったわ。」

と、カナは冷や汗を拭っていた。


フォスターは鼻水まみれのデュラハンの長に

抱きつかれているジンをみて、

不憫に思った。


暫くして落ちついたデュラハンの長が

「宴を催すから是非参加してくれ。」

というので、みんなで参加することにした。


宴の準備まで、これからの予定を話し合うこと

にした。

みんなの目線がサラに集中した。


サラは微笑みながら、

「すみません。未だ明確なお告げじゃ

 ないんですけど⋯1週間か2週間後ぐらいに

 複数同時で発生する可能性があるみたいです。」


全員頭を抱えた。

「複数はキツイって⋯。」

ボルトが愚痴っぽく言った。


サラが、考え込みながら呟いた。

「ただ、方向が逆で基幹国に向うみたい

 なんです。」


カナが目を閉じ考え込んでいる。

僕は頷いて、

「関係ないですよ。基幹国にだって助けを求めて

 いる人達がきっといます。」


サラも頷いて、

「聖女様もきっとそうおっしゃると思います。」


「カナもそれでいいよね?」

と僕が言うと、

僕の頬を抓って、


「生意気ね。ま、今回は許してあげるわ。」

と、言った後誰にも聞こえない様な声で


「ありがとう。ジン。」

と言った様に聞こえた。


僕等はデュラハンの長の宴に参加した。

宴の最中にカナと魔石の中での話を、

サラに話した。


「そうですか、そんなことがあったですね。」

サラは少し考え込んで、


「2人以外で、魔石に入れればいいの

 ですが⋯。」

と、笑って答えた。


「違うんだ、サラ。

 もう少し強い力、聖女様の力があれば

 外部からでも破壊できるんじゃないか

 と思う。」

と、僕が真剣に言うと、サラは、


「次に聖女様と話せる機会が有る時に

 聞いておきます。」

と、言ってそれ以上は何も話そうとはしなかった。


僕はカナを見て、

「どういうことなんだろう。サラは何かを

 知ってる?」

と、言った。


カナは僕を一瞥して、

「サラ姉様には何かお考えあるはずだわ、

 あなたごときボンクラにはわからないの、

 余計な詮索はやめなさい!」

と、言った。

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