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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第3章 スタンピード

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43/87

第一の魔石破壊

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

剣の光が収まったかと思うと、

景色が一変し、薄暗い空間の真ん中にひし形の

立体物がグルグル回っていた。


カナが僕の頬をつねった。

「イテテ。何するの?」


「夢ではないみたいね。」

と、カナは辺りを見回しながら言った。


僕は頰を押さえながら、

「そういうのは、自分のでやって。」

と呟いた。


周りに漂っていた小さなひし形が、突如停止

したかと思ったら一斉に僕等に襲い

掛かってきた。


僕が、反射的に周囲に小型の竜巻を発生させて

防御した。

周囲の空間にヒビのようなものが入った。


部屋の中心のひし形の立体物が回っているところ

に行くと、竜巻は消えてなくなってしまった。

魔力が、吸い取られてしまったのだろう。


カナの剣を握っている時は、不思議と魔力が

吸い取られない。

 

カナと目を合わせて、カナの剣を握り

息を合わせて剣を魔石に向かって振り下ろした。

 

バキバキ。

ピキッ★ピキン。


魔石が真っ二つに割れ、空間の壁も崩れ去り

元いたドラゴンの巣の前に出た。


僕とカナが周りを見ると、ドラゴン達の姿はなく

サラさんとレイラ王女が目の前にいた。


僕は顔面蒼白で、 

「ひょっとして⋯間に合わなかったですか?」


サラはにっこり笑って、

「ギリギリセーフです。

 すこし城門が損壊した程度です。

 間に合いましたよ。」


僕とカナはホっとして、脱力した。


           *


その1時間前、ボルト達が着くとドラゴン達は

餌である、大型哺乳類を捕食している最中だった。

ドラゴン達の餌場であることが分かった。

 

RuRu♪

「はい。こっちは外れですか。」

 

アンリは通信を切り、

「サラさんから連絡が入ったわ、後退して

 スタンピードに備えるのよ!」


ボルト達は、後退してスタンピードに、備えた。

 

シューは、剣を抜き、

「拙者は、前線を務めます、ボルト殿は

 打ち漏らしたものを頼みます。」


ゴゴゴ。

「始まったでござるな。」

シューの視界にドラゴンが入って来た瞬間

ドラゴンの斬首された頭の山が築かれた。


しかし、次第にシューの剣のキレも落ちていき

ボルトのところに来るドラゴンの数が

増えてきた。

 

ボルトも次第に疲労が増してきて見上げると

シューが、ドラゴン達に咥えられ放り投げら

れている光景が目に入ってきた。


「ね、姉さん。シューさんの回復を。」

しかし、アンリは恐怖で前方が見えてない。

「フォスターさん⋯。」

「とっくにやっているが、意識が戻らない。」


既にエクイニアの城門まで後退している。

あとがない。

ボルトは意を決して、ドラゴンの群れに

突入して、

シューを救出し、フォスターに託し、

更にドラゴンの群れ深くに進んでいった


フォスターはアンリと必死にシューの

回復を試みた。

 

シューは次第に意識が戻り回復して行ったが

ドラゴンの群れが目前まで迫り、もうダメかと

思ったその瞬間、前方から閃光が走り

ドラゴン達の動きが止まった。


ボルトはドラゴンとの死闘の中、ドラゴンに

食いつかれる寸前でドラゴンが飛び去ったので

放心状態になっていた。


フォスターとアンリとシューも

エクイニアの城門の前で暫くなにが起きたか

分からないでいた。


RuRu♪RuRu♪

「あ、はい。」

放心状態だったアンリが通信機の音で我に返った。

「ま、魔石を破壊!?あ〜良かった。」


アンリが心底安堵した声を出して、

ボルトを除いて全員体の力が抜けた。


アンリとシューとフォスターがボルトの様子を

見に行くと、

「姉さん、俺は生きてるのか?」

 

アンリは空を見ながら、

「多分、生きてるわ。よく生きてたと思うわ。」


           *


ボルト達は、フラフラながらもカナ達と合流し、

カナ達に迎えられた。

「あなた達、無事で良かったわ。

 大変だった?」


フォスターは頸を振って、

「大変なんてもんじゃない、お前達はあの

 ドラゴンの大群を見てないのか?」


カナとジンは済まなそうに、

「僕等、スタンピードが始まった直後に

 魔石の中に引き摺り込まれて、その後に

 外で起きたことはわからないんだ。」


ボルトは目を丸くして、

「石のなかに人が入れるのか?」


「恐らく、カナとジンさんだけだと思うわ。

 魔剣士と術士しか出来ない技があるらしいの

 でも、それはかなり稀有なケースらしいわ。」

と、サラが僕等を見て言った。


カナが疲れたのか、座り込んで

「姉様、次はいつなの?」

「次は3日後ね。」

と、サラは明るい声で言ったが、


他のみんな(僕も含めて)

「え〜!!ちょっと休ませて〜!!」


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