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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第3章 スタンピード

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42/93

魔石を求めて

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

北西方向から来る魔獣に対して、僕らは

2チームに分かれて、魔石を捜索することにした。


カナ、僕、サラ、レイラのチームと

シュー、ボルト、アンリ、フォスターの

チームに分かれた。


バランスが悪いと言われたが、

サラから僕とカナは絶対に分かれてはいけない

と言われたので仕方なくこの編成になった。


魔獣の密集しているところに、魔石はあるらしく

サラの話だと密集しているポイントが2つあり

そのどちらかに魔石があるらしい。


しかも、今回の魔獣はドラゴン。

不安しかない。

僕等が目指す、密集ポイントは谷底を背にして

ドラゴン達の巣がある様だ。


「あ、アソコに行くんですか?」

ドラゴンたちが犇(ひし)めき合って、

波打つようにうごめいている。

ドラゴンの巣を見て、あそこに行って生きて

帰れるとは思えなかった。


「はい。」

と、サラが悪気のない笑顔でいい切った。


美人の笑顔って、残酷なんだなと思った。

肩を落としている、僕を見てカナが僕の背中を

叩いて、

「安心しなさいよ、私も行くんだから。」


ん?カナがいく?

「ま、待って。そしたら、誰がサラさんと

 レイラ王女を守るの?ダメだよ、そんなの。」


「大丈夫です。我々は結界の中に隠れて

 ますから。」

と、サラが言うので僕は渋々了解した。


カナと行くなら⋯

今までも何とかしてきたが、

決して怖くなかったわけじゃないし、

怪我もしたし、運に助けられたこともあった、

いつまでも続くことじゃないと思うと

自然に杖を持つ手が震えてくる。


カナが僕の手を握って、

「怖い?」

と聞いてきた。

 

「怖いよ。」

僕は正直に答えた。


「でも、昔の自分みたいに逃げたくない、

 最低でもカナを守り抜く。」

 

カナは笑って、

「じゃあ、私はジンを守り抜くわ。

 そしたら2人は無事に帰れるよ。」


「さぁ、行こう!!」

僕達は声を合わせて、ドラゴンの巣に向かって

ドラゴンの巣に向け、大ジャンプをした。


着地したのは、ドラゴンの背の上だが、

ドラゴンは気づいてないみたいだった。


その時、耳が痛くなるような音が響いた。

カナは平気な顔をしている。

僕にしか聞こえなかったのか?


ドラゴンたちの目が一斉に、赤く光り

僕達の方を見た。

ま、不味い。

「走るわよ!ジン!」

 

カナと僕はドラゴンの背の上を走り、一直線に

ドラゴンの巣を目指して走った。


ドラゴン達は、上空に舞い上がり

僕達に向けて炎を吹いたが、

あまりにも密集しすぎていたため、

同士討ちになってしまい、

ドラゴン同士でケンカが始まった。


ドラゴンの巣に着くと、巨大なドラゴンがその前

に立ち塞がっていた。

 

しかし、ドラゴンはすぐに四つん這いになり

苦しそうだ。


僕は杖から風を出しドラゴンを浮上させ、巣に

浮上させた。

30分くらいすると、

ドラゴンは産卵をした。


カナはその様子を見て、

「それで巣を守ってたのね。ゴメンね。」

「そうすると、魔石は何処にあるんだろう。」


ドラゴンがカナを持ち上げると、

巣の端に禍々しく、黒光りする石があった。

「ジン!巣の奥にある、アレを破壊するのよ!」

 

しかし、巣の中で破壊するわけにいかないから

外に持ち出すしかない。

 

僕は、巣の外に魔石を持ち出すと、目眩に

襲われて膝をついた。

魔力が、枯渇しているみたいだ。

魔石に触れると魔力が吸い上げられてしまう様だ。


カナが駆け寄って来て、

「ジン!大丈夫?」

「なんとか。」

僕はふらつきながら辛うじて立ち上がった。


カナが剣を振り上げて魔石を切ろうとしたが

剣は弾かれ魔石はびくともしていなかった。


ドラゴン達が次第に一方向に向けて動き出した、

そのスピードは次第に速くなっていく、

スタンピードが始まったのだ。


サラが、結界から出て、

「カナ!早く魔石を破壊して間に合わなく

 なるわ!」

と、叫んだ。


カナは、僕を見て

「ど、どうしよう。ジン。」

「やろう。カナ、2人でやればなんとかなる。」


カナの剣を2人で握ると剣から眩い光りが

発された。


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