エクイニア王散る
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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あくる日の朝、
テンプは呆れ顔でカナとジンの両方を見ていた。
「再構築の話は私らが見つかる前だから
関係ありませ〜ん。」
とカナが、悪びれずに言った。
「そこじゃない。お前たち帝国から狙われるぞ?
余計な敵を増やすんじゃない。」
ミルは頰杖をついて、
「それって誰なんでしょうね?
私利私欲で軍隊動かせるのは相当上の人
でしょうから、表の人じゃない人に
狙われそうですね。」
僕達は、食事を取りながらエクイニアであった
ことをミルとテンプに話していた。
もぐもぐ。
「で、このあとどうする?」
テンプはカナを見ているが、カナは僕に目線を
送ってニヤリと笑う。
からかうのはやめて欲しいんだよな。
「僕が決めるんですか?」
と、テンプに言い返した。
「お前等どっちかが決めないと、これから困るぞ。」
「僕は困りませんが。」
「私も困らない。」
カナが、僕に張り合うように言った。
「どうでもいいから、決めてくれ。」
と、テンプは投げやり気味に言った。
カナが、僕を見てにっこり笑い、
「じゃ、決めて。」
僕は立ち上がってミルに相談しに行った。
ミルは笑いを堪えながら、
「ま、負けたんですね。ぷぷっ。」
「何とでも言ってくれ」
正直負けたというよりは、あの笑顔で迫られると
拒否できないというのが正解だ。
最近、可愛さがレベルアップしている気がする
しかもそれを利用しているのではないか
という感じもする。
でもこれ以上の重荷は僕には無理だ。
「リミニアは、僕と父さんでなんとかしますよ。」
「それは助かる。」
正直ホッとした、いくつもの国を連絡取りながら
まとめろとか言われたら、速攻で夜逃げも
考えていた。
「エクイニアはどうしますか?」
「レイラさんが国王代理みたいにしているから、
そのまま押し付けとけばいいかなって。」
ミルは半笑いで、
「ダメです。レイラ王女は帝国にお嫁にいくん
ですよね?」
「あ〜。そうだった。とりあえず、レインに
お願いするかな。」
ミルは興味本位に、おやつを食べながら
聞いてきた。
「ジンさん達はどうする気なんですか?」
僕は天井を見上げながら、
「帝国が、再構築するのを止めないと
いけないと思うんだよね〜。」
と、ぼやいた。
「再構築って何するんですかね?」
「そんなの、異星人の僕に分かるわけない
じゃん。」
と、ミルと雑談をしていたら、襟首をカナに
掴まれて、
「そろそろ行くわよ。」
「じゃ、行ってきま〜す。」
既に城門前にはみんな集合していて、
出発の準備完了しているみたいだった。
エクイニア王はかなり憔悴しきっていたが、
特に怪我とかもないみたいだ。
エクイニア王はボルトが担いで、エクイニアに
運んで行く様だ。
カナは上機嫌で、エクイニアまでの街道を
元気に歩いて行った。
エクイニアの城門では見慣れない者が立っていた
カナが近づくと、衛兵が全員並んで敬礼をして
迎えてくれた。
カナは首を捻って、
「ジン、そういえば、兵士なんかいたっけ?」
確かに、昨日の戦闘で離散して、エクイニア
には向かってないはずだが。
レインが迎えに出てきてくれてその謎を
教えてくれた。
「あれは、奴隷さんたちが志願して衛兵に
なってくれました。」
街の人達がエクイニア王が縛られている状態で
ボルトに担がれている姿を見てザワついた。
カナはその姿を見て、
「ボルト、降ろせ。」
エクイニア王は、かつて、動けなくなった奴隷を
スクラップ場に機械の如く潰していたあの
機械の前に座らせられた。
民衆たちは、カナの言葉を待っている様だ。
カナは民衆達に背を向けて、
「好きにすればいいわ。そいつはもうエクイニア
とは関係ない者だから。」
と言って、ジンの袖を引っ張って
王城の方に行く様に促した。
街の人と衛兵に囲まれたエクイニア王は、
石をぶつけられたり、剣で切りつけられたり
槍で突き刺されたり、
あっという間に、動かなくなっていた。
カナ達は、謁見の間に行くと、
レイラが、出発の準備を完了させていて、
「遅いぞ!カナ、ジン!」
と、カナ達に怒声を浴びせた。
ま、よっぽど暇だったんだろうな。
フォスターがレインに、
「状況はどうなっているんだ?」
レインは深刻な顔で、
「エクイニアの北の魔の谷から魔獣が次々と
発生していると聞いてます。
数日中には、エクイニアに来てしまうとの
予測です。猶予はありません。」
カナは笑って、僕にヘッドロックを決めながら
「じゃ、パパっとやっつけに行っちゃおうか!」




