ボルト奮闘
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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エクイニア軍がリミニアから視界に入る位置まで
進行してきていた。
ボルト率いる奴隷兵達は城壁から500mくらい
の位置で塹壕をつくり身構えていた。
ミルとテンプは、ソルを抑え込んで、
腕を出させて、血の誓約を行う準備をしていた。
「貴、貴様ら。身分の上のものに血の誓約など
したら、神殿から神の天罰が下るぞ。」
ミルとテンプは鼻で笑い、
「うちは、そういうのOKになってるんで。」
と言って相手にしなかった。
「うぐぁぁぁ〜!!」
と、ソルが儀式の間ずっと叫んでいた。
ミルが呆れた顔で、
「大の大人がそんな事くらいで喚くなよ、
痛いわけじゃないんだから。」
と言って、蔑んだ目で見ていた。
『先頭があと200mの距離まで来ました。』
ミルが、ソルの頭を叩き、
「防御壁を、発動しろ。」
「そんな事するわけ⋯うっぐっ。」
ボルト達の前に巨大な水の壁が出現し、
エクイニア軍を飲み込んでいった。
壁から辛うじて、抜け出た者でも歩くことさえ
ままならないため、ボルト達に簡単に取り
押さえられてしまった。
テンプは騎士団詰所のバルコニーから戦況を
確認し、
「今のところは、まずまず成功だな。」
*
「な、何だどうして前に進まん!!」
エクイニア王の怒号が響いた。
「そ、それが⋯ソル司令官の術が発動された
みたいで。」
エクイニア王は、顔面蒼白になり
「ソルが、反旗を翻したというのか?
くっ。」
王の背後を守っていた部隊から、伝令兵が
やって来た。
「敵軍が背後から攻めてきて、部隊が総崩れです、
救援を。」
エクイニア王は、伝令兵を蹴飛ばし、
「こっちの方が大変なんだ、お前等で
なんとかしろ!」
と、怒鳴った。
エクイニア王の態度が兵の士気を一段と下げ、
エクイニア軍は次第に前に進む力が弱くなり
数時間後には、全く前に進むことをやめて
しまった。
テンプがミルに、状況を知らせた。
「エクイニア軍が完全に動きが止まったぞ。」
ミルが立ち上がって、
「よし、ボルト達に一斉攻撃の合図を!
フォスター、出番だよ。」
フォスターは、重い腰を上げて、立ち上がった、
「はいよ、じゃ行ってくる。」
「よし。」
ミルは、ソルの頭を叩き、
「はい、防壁解除。」
と言うと、ボルト達の前にあった水の壁が消えた。
そのタイミングを待ってたかのように、ボルト達
奴隷兵が一斉になだれ込み、エクイニア軍を
圧倒して行った。
「魔術を使わせる隙を与えるな!
カナ様に受けた恩を死んでも
返すんだ!!」
奴隷兵達の凄まじい気合と士気に圧倒され、
エクイニア兵士は散り散りに逃げ惑い、
殆ど、奴隷兵達がなだれ込んだ1時間程度で
勝敗は決した。
奴隷兵がエクイニア王を取り囲んだ
辺りで、カナ達が合流した。
「ボルト、大したものだわ。
私達が来なくても、平気だったわね。」
ボルトは頸を振って、
「カナ様達の援軍があったからここまで
これました」
ボルトとカナが話していり間に、
エクイニア王はシューと奴隷兵たちにより
縛り上げられた。
「そ〜ね、そいつはその辺の木に縛りつけて
おいて、明日まで生きてたら
エクイニアに連れていくわ。
今日はリミニアで休みましょ。」
と、言ってカナはジンを引っ張って、
リミニアの城門の方へ歩いて行った。
エクイニア王は顔面蒼白になり、
「ま、待ってくれ、こんなところに置いて
いかれたら、魔獣がでたらどうするんだ?」
カナは怒り心頭の表情で、
「エクイニアの奴隷達の1億分の1にも満たない
苦痛よ。」
と言って横っ面を叩いてその場を去った。
僕とカナは真っ直ぐ騎士団詰所に向かった。
騎士団詰所では、
ミルとテンプが項垂れているソルを誂っていた。
「ただいま!」
カナがミルとテンプに元気よく挨拶した。
テンプがひと呼吸ついて、
「なんかやらかしたのか?」
カナは腕組みして、僕を指差して
「あいつがね。」
と言ったので、
「止めは、カナだろ?」
というと、カナはふくれていた。
「で?いったいお前等なにをやらかしたんた?」




