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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第2章 衛生国

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35/87

処刑

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕達は、カナを取り囲んで、説得をしているが、

カナは一切耳を貸そうとしない。

「カナ、ここで処刑したら戦争になっちゃうよ

 そんな事は止めた方がいいよ。」

と、僕が言っても、

  

カナはそっぽを向いて、

「どうせ、戦うんだから丁度いいだろ。」

と言って、取り付く島もない。


僕はため息をついて、カナの説得を諦めかけると

同じ様にため息をついている、サラさんがいた。

ちょっと話を聞いて見ようかな。


僕がサラさんのところに向うと、この時は

気づかなかったけど、カナが激しい動揺

していたらしい。


「あの〜。私、ジンと申します。カナの恩人と

 聞いたのでお話いいでしょうか?」

 

サラさんは、最初はビクッとしたがにっこり

笑って、

「はい、大丈夫です。」


その光景を、見ていたミーが涙ぐんでいた。

「どうしたのミー?」

 

「ジン様が、女の子に声を掛けるなんて⋯。

 こんな日が来るなんて⋯。」

 

ハァ。大袈裟だよ、ミー。


頭を掻きながら、

「いや〜カナが、あの兵士を処刑するって

 聞かなくて、困っちゃって⋯なんとか

 なります?」


サラは困った顔をして、

「いい子なんですけど。正義感が行き過ぎる

 ところがあって⋯言い出したら停められ

 ないんですよね。」

と、ため息をついた。

僕は、わかると言った感じで大きく頷いた。


カナは、ミルからの必死の説得を受けているが

完全にうわの空で、ジンとサラ……

「⋯だから、わかってる?」

「⋯あ〜?」

 

「聞いてないよね?」

ミルが怒りながら、カナを見た。

 

「煩いな!今はそれどころじゃないんだ。」

と、ミルに対して激昂した。


テンプとミルが、カナの目線の先を見た。

ジンとサラがにこやかに話している。


「あ〜、ジンが浮気をしているんだね⋯

 そりゃ気になるよね、うん仕方ない。」


「ば、バカ言え。サラ姉さんがあんな奴、

 相手にするわけないじゃないか、

 ハハハ。バカバカしい。」

カナは、処刑のことはすっかり忘れて今は

ジンの動きを見守っている。


「ジンさんはカナとどういう御関係ですか?」

「主従関係です。」

と、ジンは、答えた。


サラは首を傾げながら、聞いた。

「あ、カナの御主人様?」

「逆です。」


サラは想定外の答えが返って来たので驚いて

聞き返した。

「え?」


ジンは、

「僕異星人で、ロケットが落ちて、カナに

 拾われたんです。」

と、カナの奴隷になった事情を話した。


サラは頷いて、

「ジンさんはカナにとって運命の人って

 事ですね。」

僕は頸を横に振って、

「そんなことないです、ただの奴隷です。」


サラは頸を、振って

「いいえ、私がそう教えたので⋯。

 であれば説得できるかも

 しれません。ちょっと、カナのところまで

 連れて行っていただけますか?」


ジンが、サラの手をとると、

カナの近くにいた、ミルとテンプがザワついた。

カナの拳が小刻みに震えている。


サラがワザとジンにもたれ掛かると、

ジンが

顔を赤らめて、

「だ、大丈夫ですか?」

「ごめんなさい、ジンさんこそ大丈夫?」

「ぼ、僕は大丈夫です。」


サラは、カナの息遣いや小声が聞こえて来て

思いは確信に変わった。

 

ジンがサラをカナのところに連れてくると

「2人きりにしていただいて、いいかしら?」

とサラがいうと、全員下のフロアまで移動した。


「カナ、良かったわね。運命の人に

 出会えたのね?」

カナは頸を振って、

「わ、わからないわ。」

「カナ、自分に正直になりなさい。でないと

 あの人はいなくなってしまうかも

 しれませんよ?」


カナは驚いてサラに詰め寄った。

「姉さん、あいついなくなったら⋯困る。」

「今のうちにしっかり掴まえておきなさい。

 だから処刑なんかやめなさい、

 あの人が心配してましたよ。

 つまらないことで溝を作ってはダメですよ。」


カナは頷いて、下のフロアで待っている者たちに

声を掛けた。

カナは、全員が戻ると、

「処刑はやめる、暫く全員地下へ留置しておけ。」

と命じた。


ジンとミルは目を合わせて喜んだが、

一体どうやって説得したんだろうと

疑問をいだいた。


「あと、サラ姉さんは私の相談役として私と

 帯同して頂くことにした。」


ジンとミルは、ブレーキ役にサラは適任と思い、

大きく頷いた。


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