処刑
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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僕達は、カナを取り囲んで、説得をしているが、
カナは一切耳を貸そうとしない。
「カナ、ここで処刑したら戦争になっちゃうよ
そんな事は止めた方がいいよ。」
と、僕が言っても、
カナはそっぽを向いて、
「どうせ、戦うんだから丁度いいだろ。」
と言って、取り付く島もない。
僕はため息をついて、カナの説得を諦めかけると
同じ様にため息をついている、サラさんがいた。
ちょっと話を聞いて見ようかな。
僕がサラさんのところに向うと、この時は
気づかなかったけど、カナが激しい動揺
していたらしい。
「あの〜。私、ジンと申します。カナの恩人と
聞いたのでお話いいでしょうか?」
サラさんは、最初はビクッとしたがにっこり
笑って、
「はい、大丈夫です。」
その光景を、見ていたミーが涙ぐんでいた。
「どうしたのミー?」
「ジン様が、女の子に声を掛けるなんて⋯。
こんな日が来るなんて⋯。」
ハァ。大袈裟だよ、ミー。
頭を掻きながら、
「いや〜カナが、あの兵士を処刑するって
聞かなくて、困っちゃって⋯なんとか
なります?」
サラは困った顔をして、
「いい子なんですけど。正義感が行き過ぎる
ところがあって⋯言い出したら停められ
ないんですよね。」
と、ため息をついた。
僕は、わかると言った感じで大きく頷いた。
カナは、ミルからの必死の説得を受けているが
完全にうわの空で、ジンとサラ……
「⋯だから、わかってる?」
「⋯あ〜?」
「聞いてないよね?」
ミルが怒りながら、カナを見た。
「煩いな!今はそれどころじゃないんだ。」
と、ミルに対して激昂した。
テンプとミルが、カナの目線の先を見た。
ジンとサラがにこやかに話している。
「あ〜、ジンが浮気をしているんだね⋯
そりゃ気になるよね、うん仕方ない。」
「ば、バカ言え。サラ姉さんがあんな奴、
相手にするわけないじゃないか、
ハハハ。バカバカしい。」
カナは、処刑のことはすっかり忘れて今は
ジンの動きを見守っている。
「ジンさんはカナとどういう御関係ですか?」
「主従関係です。」
と、ジンは、答えた。
サラは首を傾げながら、聞いた。
「あ、カナの御主人様?」
「逆です。」
サラは想定外の答えが返って来たので驚いて
聞き返した。
「え?」
ジンは、
「僕異星人で、ロケットが落ちて、カナに
拾われたんです。」
と、カナの奴隷になった事情を話した。
サラは頷いて、
「ジンさんはカナにとって運命の人って
事ですね。」
僕は頸を横に振って、
「そんなことないです、ただの奴隷です。」
サラは頸を、振って
「いいえ、私がそう教えたので⋯。
であれば説得できるかも
しれません。ちょっと、カナのところまで
連れて行っていただけますか?」
ジンが、サラの手をとると、
カナの近くにいた、ミルとテンプがザワついた。
カナの拳が小刻みに震えている。
サラがワザとジンにもたれ掛かると、
ジンが
顔を赤らめて、
「だ、大丈夫ですか?」
「ごめんなさい、ジンさんこそ大丈夫?」
「ぼ、僕は大丈夫です。」
サラは、カナの息遣いや小声が聞こえて来て
思いは確信に変わった。
ジンがサラをカナのところに連れてくると
「2人きりにしていただいて、いいかしら?」
とサラがいうと、全員下のフロアまで移動した。
「カナ、良かったわね。運命の人に
出会えたのね?」
カナは頸を振って、
「わ、わからないわ。」
「カナ、自分に正直になりなさい。でないと
あの人はいなくなってしまうかも
しれませんよ?」
カナは驚いてサラに詰め寄った。
「姉さん、あいついなくなったら⋯困る。」
「今のうちにしっかり掴まえておきなさい。
だから処刑なんかやめなさい、
あの人が心配してましたよ。
つまらないことで溝を作ってはダメですよ。」
カナは頷いて、下のフロアで待っている者たちに
声を掛けた。
カナは、全員が戻ると、
「処刑はやめる、暫く全員地下へ留置しておけ。」
と命じた。
ジンとミルは目を合わせて喜んだが、
一体どうやって説得したんだろうと
疑問をいだいた。
「あと、サラ姉さんは私の相談役として私と
帯同して頂くことにした。」
ジンとミルは、ブレーキ役にサラは適任と思い、
大きく頷いた。




