国の再建
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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荒野の中で、リミニア国を脱出した貴族達は、
領主からの合図を待ち続けていた。
「貴族長、もう2日経ちましたけど、
どうなっているんですか!?」
貴族長は、拳で意見してきた男を殴りつけ
「王城が崩壊したんだ!作戦は成功だ、黙って
待っていろ!」
*
「看護兵のアンリと申します、こっちが弟の
攻撃兵のボルトです。」
と、アンリが全員に紹介した。
ジンが、ボルトを見て
「おっきいね。いや〜、親子かと思ったよ。
ボルトって何歳?」
ボルトは頭を掻きながら、
「15です。」
と、照れながら言った。
「ハハハ。僕等と同い年だね?カナ。(汗)」
アンリが突然土下座して、
「カナ様。お願いがあります。
私達をお仲間に加えて下さい。」
カナが不思議そうに、アンリの顔を見て言った。
「仲間にする気がなかったら連れてこないわよ。
それより、あなたたち困り事はないの?」
ボルトが半笑いで、
「我々奴隷は、困り事しかありませんから
なにに困っているかが良くわかりません。」
と言った。
カナが僕を睨んで、
「ジン!何とかしなさい」
無茶振りにも程って物があるだろう。
僕は頭をかきながら、
「ま、人って衣食住をきちんとすればいいから
そこからじゃないかな?」
アンリが
「着るものは自分達で作れるわ」
と言ってくれたので、着るものは心配ない
みたいだ。
「食べるものはどうしてるの?」
と聞くと、
「週に一度の残飯回収があるから、それと雑草類
かな?」
僕はそれを聞いて頸を振った。
「それはダメ。君等は猟は出来ないの?」
「もちろん出来るが、みんなそれは街の人の
食べものだから。」
プチ。
「は?そんなの獲った人のものでしょ!
許せないわそんな考え方!!
今日から禁止ね、街の人にタダで配るの。」
と、カナが言い出した。
「え〜と、後は住居は?」
「う〜ん、市場か兵士なら城壁とか後は主人の
住まいの1部でいられれば良い方だな。」
「え?街みたいのはないの?」
と僕が聞くと、
「以前はあったが領主様に取り上げられた。」
え〜!。よく暴動とか起きないな。
「あっ!自分達の住居のためなら作業とか
出来るかな?」
ボルトは不思議そうに頷いて、
「でも、そんな場所どこに。」
「ほらあそこ、あの瓦礫どっちみち片付けないと
いけないしね。」
と、ジンは王城跡を指差す。
カナが笑って、
「アハハハ。王城跡地に奴隷街を作るのね、
最高よ、それ!やりましょう。」
ボルトはキョロキョロして、
「ね、姉さん。そんなことして大丈夫かな?
街の人達に怒られないかな?」
アンリも心配な顔をしている。
「大丈夫!私がやるんだから、誰にも文句は
言わせない!」
カナは上機嫌で、かなりテンションが
上がっている。
次の日から猟で、得られたものは有料になり、
奴隷も登録制になり日々の賃金も決められて
国が保護する対象になると告知された。
ま、当然反発するものも現れるが、
カナが、出ていくか、我慢するか、死刑か、
私を倒して王になるかを選べと迫った。
「カナ、そんなことして意味あるの?」
「いいのよ、目印みたいな物だから。」
カナは、奴隷街の一番高い建物にボトミニアの
旗を立てた。
それは荒野で野宿生活をしていた貴族達に決定的
に敗戦を知らせるものになってしまった。
「き、貴族長!
ボトミニアの旗が、リミニアに⋯。
リミニアは陥落したのですか?」
貴族長は、車の上に上がり、リミニアに
ボトミニアの旗が靡いている光景を
目のあたりにした。
「屈辱だ。もう我慢ならん。」
「戦闘準備だ。相手は烏合の衆だ、
勝機は我にあり!」
調子を合わせるように、声は出していたが、
殆どの貴族達は今後の身の振り方を考えていた。
一方、旗の立っている奴隷街では、
歓声が上がっていた。
「完成したぜ!で?誰がここに入るんだい?
ジンの旦那。」
旦那ってそんな歳じゃないんだけどな。
「あ〜。聞いてない?
君達の住居なんだ。喧嘩しないように割り
振って住んでよ。」
作業員達がジンのところに殺到して、
「今の話は本当なのか!」
肩を揺さぶられて、力が強すぎて酔いそうだ。
「本当で〜す〜。だからもうやめて〜。」
奴隷街は更に完成が上がり、騒がしく
なっていった。




