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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第2章 衛生国

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22/87

鍛冶村

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕等は馬車を暫く走らせると、小さな村があったので

そこに寄ることにした。

村に着くまでに、子どもたちに話しかけたが

一言も話してはくれなかった。


村に馬車を乗り入れると、年老いた男性が

出てきて、

「ここは、鍛冶師の村だ。宿屋なんかないぞ

 泊まりたかったら、街の方に行きな。」

と不機嫌そうに言った。


カナが馬車から降りて、

「鍛冶師と言ったか?剣は作れるか?」

 

年老いた男はカナを見回し、

「華奢な体だが、剣なんか持てるのか?」

と言った。


「今使ってる剣がボロボロなんだ。」

と言って、カナは剣を年老いた男に渡した。


男は剣を見るなり、

「なまくらな剣だか、へんな使い方してるな。

 剣で魔術を増幅してるのか?これは?

 魔法剣士か、お前?」

と、カナを睨んだ。


カナは自信満々に

「いかにも。」


年老いた男は

「帰れ!魔法剣士は嫌いだ。顔も見たくない。」


「待って、待って。それじゃ困るんだよ、爺ちゃん

 なんとかしてよ。」

その言葉で、老人の動きが止まった。


カナ、やっちゃったかな。地雷踏んだか?

僕は諦めて先に行った方がいいような気が

してきた。


「爺ちゃん?今わしのことをそう呼んだのか?」

と、老人がカナに詰め寄った。

「あ、気に触ったなら謝るよ。でもなんとか

 したいんだ。」

と、カナが老人に頭を下げながら頼んだ。


老人がため息をついて、

「魔法剣士に爺ちゃんか⋯。偶然か必然か。

 よし、協力してやる。

 しかし、時間を少し貰うぞ。」


カナが言いづらそうに、

「ちなみに魔道士の杖なんか作れないよな?」


老人は頷いて、

「作ることは出来んが、あの小屋にたくさん

 あるぞ。勝手に持っていくがよい。」


「ま、マジか。ヤッター!!

 ジン早く降りて来い。」


カナと僕は空き家にある杖を漁ることにした。


フォスターは僕等が空き家に走って行くのを見て

老人に尋ねた。

「いいんですか?杖って高級品じゃないですか。」


「構わん。どうせ使えん、中級以上じゃないと

 使いこなせないらしいし、しかも複数の

 属性に特性がないと使えんものらしい、

 つまらんものをおいて行ったもんだ。」

と言って、老人は作業場の方に戻って言った。


僕とカナは空き家に入ると、杖が綺麗に並んでいて

驚いた。

 

しかし、攻撃系に使える杖は5本しかなかった。

「これはどうだ?」

カナから渡された杖は、僕の手に触れると激しい

火花を発し、持つことすら出来なかった。


「ジン!いい加減にしなさいよ、

 これが最後の1本よ。」

その杖はカナの手を離れると吸い込まれるように

僕の手に収まった。


凄くしっくり来る感じだ。

外に出て試してみると、えげつないくらい遠くまで

炎が飛んだ。


「あれを私のとこに飛ばすのはやめてよね。」

「アハハハ。(汗)力の加減が難しいみたい。」


僕等は、老人の工房まで行くことにした。

工房に着くと老人がカナの剣の作業を行っていた。

「爺ちゃんありがとう。杖、いいのあったよ。」


老人は耳を疑った。

老人は僕を見て、

「使えるのか?」

「はい、ちょっと前のと勝手が違うのでなれないと

 いけないですけど。」


老人は作っていた剣を投げ捨て、

「駄目だ、作り直しだ。剣も上級の剣じゃないと

 もたない。」


老人は見学していた子どもたちの手錠をみて、

懐に持っていた剣で手錠を破壊はした。


「え?」

子どもたちは初めて声を発した。

 

子どもたちは、暫く老人の仕事を見ていたが、

しばらくすると、老人の汗を拭いたり

道具を運んできたりして手伝いを始めた。


カナはニヤと笑い、

「こいつらの居場所決まったわね。」


カナは子どもたちに、

「早く爺ちゃんから剣の作り方を教わるのよ、

 そしたらわたしが買いに来るからね。」

と、子どもたちの頭を撫でた。


子どもたちは本当に嬉しそうだった。

僕等は馬車に戻り、少し仮眠を取ることにした。


バタバタ。

「た、大変だ!カナ、ジン! 魔獣が、村に

 入って来た!」

フォスターが血相を変えて僕等の馬車に

飛び込んできた。

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