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(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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城門の前には、馬車が三台待機していた。
馬車がある⋯今どき観光地じゃないとないけど
久々に見たな。
レイラ王女が現れて、僕等を見て、
「どうした?乗らんのか?」
テンプかボソッと呟いた。
「何か悪い冗談か、悪い夢としか思えん。」
「何故?」
レイラ王女は気分が悪そうにきいた。
「帝国行くんだよな!?VTOLだって5日は
かかるぞ?何年かける気だ?」
テンプは相手が王女というのを忘れ、
大声を出した。
「仕方ないんだ。わが国は最底辺、車すら
使用するのを禁じられている、許可なくば
馬車しか許されてない。」
ということで、先頭は僕とカナが乗って、
真ん中が王女で後ろがフォスター、
レイン、テンプ、ミルだ。
イマイチ、人数的にバランスが悪いが仕方ない。
全員の希望を最大限に考慮すると
こうなってしまう。
まさか馬車に揺られて旅することになるとは
思わなかった。
RuRu♪
「はい。」
『テンプだ。ここ、魔獣が出るから
頼むぞ。』
え?え〜!!
こんな、荒野みたいところに魔獣って
出るの?
何も出ませんように⋯。
前方で獣に取り囲まれている車両がある。
やっぱりたすけないとダメかな?
カナが馬車を止めて馬車を降り、
「なにしてんの?行くよ。」
後ろからフォスターとレインも来た。
「すみません。私は王女の警護があるので
戦闘に参加できません。」
と、レインがカナに頭を下げた。
ということで、嫌がるフォスターを引っ張って
魔獣に襲われている車両を救出に行った。
数匹の獣に取り囲まれて動けなくなっている様だ。
フォスターが、独り言で
「なんだって、ハイエナビーストに
絡まれたんだ?」
僕はフォスターに素朴な疑問をぶつけた。
「普通は絡まないの?」
「獣が鉄の塊に興味があるわけないだろ、
肉でもぶら下げてたか、車体に人でも
括り付けてたか⋯わからんが、
関わりたくないな。」
そんな話をしてたら、ハイエナビーストが
僕等の存在に気付いてこっちに寄ってきた。
「ジン!そっちに行ったわよ!」
カナ向こうに待ち構えている。
こちらで炎の壁を作りつつ、炎の玉をカナに
投げれば大丈夫なはずだ。
いつものように、炎を出して魔力で壁化している
途中で、杖が『ピキッ』と音を立てた。
嫌な感じしかしなかった。
カナに炎の玉を投げた時、それは起こった。
『ピキッ、ピキッ、バキ★』
手元から杖が崩壊し、木屑となってしまった。
そ、そんな。
僕はその場にへたり込んでしまった。
カナが上手く立ち回って、ハイエナビーストは
殲滅できたが、この後どうするんだ。
ゴン★
「なにやってんの、杖壊しちゃうなんて。」
「ゴメン。」
僕は、カナに地面に頭を擦りつけて謝った。
「いやいや、どう見ても限界だろ。」
と、フォスターは笑って言った。
「お前のも新調しないと、そろそろダメだろ。」
カナの剣も確かに刃毀れが目立つ。
フォスターが車両の方に歩いて行って、
コンコン。
窓を叩いて、中にいる人に声を掛けた。
カチャ。
車両から出てきたのは、シスターと手錠に繋がれた
子どもたちだ。
「危ないところ、助けて頂き、有難う
ございます。」
カナからシスターに対し、とんでもない殺気
が出ていた。
恐らく、手錠に繋がれた子どもたちが原因だろう。
そして、子どもたちは多分奴隷。
この場をどう乗り切ればいいのか。
「同じ、神に仕える身として聞いていいかい?
その子たちどうするつもりだい?」
シスターは、フォスターを一瞥し、
「辺境国の神官のようですね?
同じとは心外ですが、誤解があると
いけないので、この子達は不良貴族から
捨てられた子達で定期的に巡回をしてるんです。」
いちいち癇に触りそうな奴だな。
「で?優しい神官さんはその子達を
どうするんだい?」
と、フォスターはちょっと意地悪そうに言った。
「い、市場よ。元いたところに戻るだけよ。」
カナの剣がシスターの喉元に突きつけられた。
「村に戻せばいいだろ。」
カナは静かに言った。
シスターは肩を竦めて、
「そんなもの、この国にはないわよ。
奴隷は市場と荒野をいったり来たりするもん
なのこの国では。」
子どもたちは下を向いて黙っている。
カナは剣をシスターに突き付け、
「おまえはここから歩いて帰れ、子どもたちは
わたしが預かる。
ジン!車両を燃やせ。」
杖をなくなった僕に無茶を言うカナだが、
フォスターに木屑となった杖を集めてもらい
辛うじて、車両を燃やすことはできた。
シスターは捨て台詞を言いながら、走って行った。
「お前等、絶対地獄に堕ちるぞ〜!!」
僕とカナは子どもたちを僕等の馬車に乗せて
先を進むことにした。




