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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第1章 最底辺〜ボトミニア国〜

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20/87

レイラの悩み

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕等は、深夜の謁見を終えて分隊室に戻った。

カナは機嫌悪そうに、

「あ〜。最悪な気分だわ、寝直すから。

 それと、これね。」


ガチャ。

僕の手に手錠がはめられた。


「私達に近づいたら命がないわよ。」

と、カナに警告を受けた。


特に何したわけでもないんだけど、

なんであんなことになったんだろう。


次の日の朝、目を開けるとそこにはカナの

怒りの姿が⋯今日は何が起こったのかな?

 

ん?妙に寝心地がいいな。布団の上か⋯布団?

布団でなんか寝てないぞ。

これか⋯やってしまったな。


「変態野郎。今度はレインのとこに

 忍びこんだね!」

僕は頸を振りながら、

「ご、誤解⋯。」


あ、あれ。殴らない?

カナは立ち尽くしたまま、拳を震わせながら

下を向いてる。

ひょっとして泣いてる⋯?

ま、意味は良くわからんが謝っておこう。


「カナ…ゴメン。」

と、頭を撫でると固い拳が僕の顎を捉えた。


「他人に迷惑かけるから、今日からは

 私が監視するわ。」

 

僕は薄らぐ意識の中、

『え?それはどういうこと?』という言葉

とともに意識がなくなっていった。


僕が意識を取り戻すと、すっかり機嫌が良くなった

カナと仏頂面のカール部隊長がいた。

 

僕が起き上がると、見覚えのない服が僕の上に

置いてあった。


カール部隊長が服を指差し、

「早く着替えをしろ。すぐにレイラ様のところ

 に行くんだ。」


僕がその場で着替えようとすると、背後から

カナに蹴られ、

「トイレで着替えろ!」

と、罵倒された。


着替えて出てくると、フォスターがにやにやして

近づいて来た。

「お前、またやらかしたんだって?

 いやぁ~若いですな。」


「フォスターは何処にいたの?」

「あ〜。ここって、ただで酒飲めるんだな、

 ずっと酒場にいた。」


どおりで酒臭いと思った。

そんな状態で王女様のところに行って

平気なのかな?


「ここだ。」

カール部隊長は、ドアを指差すとUターンして

帰ってしまった。


「開けるわよ。」

カナがドアを開けるとだだっ広い部屋の中央に豪華な

ベッドが置かれていた。


そのベッドの上にレイラが座っていた。

「いつまでも、そんなとこに突っ立っているな、

 話ができん。こっちに来い!」

僕等は渋々、レイラ王女の近くに行った。


しかも、レイラ王女の前で全員正座させられた。

レイラ王女を見下ろすのは、

私室においてもやってはいけないとの話だ。

以外と面倒だ。


「明日、王国を出発するが、わが国の立場を

 知ってる者は居るか?」


テンプはソロリと手を挙げた。

「言ってみろ。」

と、レイラ王女はテンプを挑発する様に言った。


テンプは頸を振って、

「い、いや。王女様には申し訳難くて⋯。」


レイラは、テンプの襟首を掴んで、

「いいから、言え。」


「最底辺国家、無能国家、奴隷級国家というのが

 この国の評価です。」

ケホ、ケホ。


「流石、商人だな。良く分かっている。」

レイラ王女は満足気だ。


知らなかった⋯、王国が奴隷?級最下層か。

また、カナの心に火が点きそうな感じだな。


「カナよ、お前と私はほぼ同じ立ち場だ。」

カナは頷いて、

「ではやることは、決まっていますね?」


レイラ王女はニヤリと笑い、

「下剋上、帝国をぶっ倒す!」

カナとレイラ王女がハモった。


レインが恐る恐る、尋ねた。

「そのことは、国王様はなんと?」

 

レイラ王女はレインを一瞥して

「知ったら卒倒しちゃうから、言えっこないわ。」


「王子様たちは、なんと?」

 

「お兄様たち?

 出来るものならヤッてみろって、言ってたわ

 いつか跪かせてやるわ!」

レイラ王女は床を何回も激しく踏みつけて言った。


レインは、苦笑いするしかなかった。


完全に置いていかれた僕等は、顔を見合わせて

テンプが頭を掻きながら、

「ま、なんとかなるんじゃねーか?」

なんて、無責任なことを言っていた。


ミーが、僕の肩に乗り、小声で報告して来た。

「燃料と部品の調達に5〜7年かかる

 らしいです。」


嘘だろ。隙を見て逃げることも考えてたけど

まだ、カナといるほうが楽しいかな。


「な、何見てんの」

バキ★

右ストレートが飛んできた。


ま、これも楽しいか。

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