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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第1章 最底辺〜ボトミニア国〜

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19/87

帰還と謁見

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕達は、森の中が安全であることを確認し、

テンプ達を呼び、今までの収穫物をVTOLまで

運んでもらった。


一通り後片付けをした後に、カナが僕にお願いがある

ということで2人だけ森の中に残った。


「あれ?フォスターさん、麓の村に行ったん

 じゃないですか?」

「お前だって、本部に連絡するって言ってた

 じゃないか。」


「⋯フォスターさん。覗きは趣味悪いですよ。」

フォスターは半笑いで、

「お前も同じじゃないか。」


「カナ。なんだい、話って。」

「この森を全て焼き払って欲しいの。」


正直、半分くらいは焼き払っちゃてるけどね。


「構わないけど、なんか理由があるの?」

 

カナは寂しそうな顔をして、

「友達が、何人も騎士のところに行って

 使えなくなったら森に捨てられて魔獣の

 餌になったて聞いたわ、

 騎士も魔獣も大嫌い、だから全部燃やして

 供養するの。いいでしょ。」


僕は静かに頷いて、炎を竜巻上に上空に放り

投げた。


フォスターとレインは脱兎のごとく、森から麓の

村の道を駆け抜けた。

「あいつら、なんてことしやがる。」

フォスターは想定していたことと違いすぎて

腹が立っていた。


レインは、思い詰めた顔をして、

「そっか。騎士に恨みがあったんだ、

 悪いことしたかな。」

と、1人言を言って頭を抱えていた。


テンプがレインを見つけ、声を掛けた。

「どうした?らしくもなく、悩んでるみたい

 だなハハハハ。」


レインはため息をついて、

「騎士って⋯評判わるいのか?」

とテンプに聞くと、


テンプは苦笑いで、

「いいとは言えないな。特に身分の下位階層の

 やつらからは相当恨まれてると思うけどな、

 別にアンタ個人を恨んでるわけじゃないだろ。」

と、レインを慰めた。


「私は、民から信頼されてるとばかり思ってた。」

テンプはニヤついて、

「世間知らずもいいとこだな。」

と言った。


「ジン⋯。」

カナは薄暗くなってきた森の入口で、

ジンに話し掛けた。

「私は奴隷村の人も苦しまない世の中にしたい

 だから、一緒に手伝ってほしいの。」


ジンは静かに頷いてカナの後を歩いて行った。


僕等が麓の村に着くと既にみんなはVTOLに

乗り込んでいた。

僕等が乗り込むとVTOLは王城の城門に向けて出発した。


テンプが僕等のところに来て、

「着くのは夜中だから、城門は開いてないかも

 しれんから今日はこの中に泊まる感じに

 なるぞ。」


カナが僕をチラリと見て、

「今度一緒に寝ようとしたら、切り刻むからね。」

僕は頸を振って、

「あれは不可抗力とフォスターの悪戯だから。」

と、反論した。


城門に着く頃、僕等は折り重なるように寝ていた。


フォスターはそれを見て、

「俺がやった時より、進行してるじゃないか。」


と、ぼやいて窓の外を見ると明かりが点いている。

「あれ?誰かいるな。」


VTOLが着陸すると、外の様子を見に行った

テンプが慌ててレインを呼びに来た。

「部隊長さんがお出迎えだ、レイン。」

 

Zzz。


「おい、起きろって。」

ガン★


「はい〜*? なんれすか?」

 

テンプは、出口に行くように指差した。

「寝ぼけるな、早くいけ。」


頭を掻きながら、レインが外に行くと

慌てて中に戻って来ると、

 

「か⋯、お取り込み中ですね。失礼しました。」

 

レインはカナを呼びに来たみたいだが、

Uターンして、入り口で頭を抱えていた。


カナが目をこすりながら、機嫌悪そうな

声で、

「う〜ん?なんなの騒がしいわよ、静かに

 してよ。」

 

目の前にジンの顔があった。


テンプとフォスターがニヤニヤしてみていた。

カナの顔が真っ赤になった。

「き、貴様ら。またやったのか!」


フォスターが頸を大きく振って

「今回は、お前等が勝手に⋯そうなっただけで、

 だな。俺は無関係。」

ジンが無意識にすりすりしてきて、

更に真っ赤になった。


カツ、カツ。

「遅い!なにしてんの!?

 いやらしい!盛りのついた猫ね!早くきなさい!」

 

カナは、思いっ切りジンの頭を叩いて、

「さっさと起きなさい。変態野郎!」

と、叫んだ。


深夜に全員謁見の間に連れて行かれた。


カナは酷く不機嫌で、レインは呆然としていて、

ジンはガタガタ震え下を向いていた。


「この度は大義だったわね。勲章を与えるわ。

 有り難く思いなさい、あなたたちの身分で

 勲章なんて破格の待遇よ。」


全員ピクリとも反応しない。


「わかったわ、あなた達の望みを1つ叶えま

 しょう、それでどう?」


流石にそれには全員反応した。

カナがレイラに聞き返した。

「なんでも?」


「僕は、燃料と部品。」

と、ジンはにこにこしながら言った。


「私は、安心な生活とお休みと楽しいバカンス」

とレインは手を挙げて言った。

フォスターが、

「一つじゃねーじゃねぇか。」

と、突っ込む。


カナが、

「あとで言う。」

と言った。


レイラは、ニヤニヤしながら

「なんとなくわかるがな。それと引き換えに

 お前達は私専任の近衛隊として、

 帝国に随行するのだ。」

とカナに指差し、言った。

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