オークの意地
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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レインは、フォスターの背中に隠れながら
周囲を確認していた。
「おい、お嬢。違うだろ、剣士が神官を守る
んだろ?」
レインは頭を掻きながら、
「すみません。でも怖いんですけどダメですか?」
卑怯だよな、つぶらな瞳でお願いされると、
ダメだとは言えないだろ。
「あ〜!分かった。危なくなったら頼むぞ。」
レインは頷いて、
「可能な限り、頑張ります。」
あ〜。不安しかねぇ。
フォスターと、レインが見た感じだと焼け焦げた
オークが大量に倒れていた。
「なんかこのニオイ嗅いでいると、お腹
空いてきますね?」
コイツ⋯、戦場で不謹慎だろ、確かにオークだから
ほぼ焼豚だけどな。
レインがフォスターの背後を離れ、
「あれなんですかね?」
といいながら、小走りに走って行った。
「バ、バカ。戻れ!」
レインは片足を縛られ、高い木に吊るされて
しまった。
オークの罠に掛かってしまったみたいだ。
助けに行ったフォスターは、落とし穴に落と
された。
フォスターは頭を抱えて、手持ちの火薬を上空へ
投げた。
「ジン!気づいてくれよ。」
バン★
「うん?花火?そんなものないか。見に行くか
多分、フォスターかな?」
と、僕が立ち上がって行こうとすると、
服が引っ張られた。
「どこ行くつもりなの?」
と、カナが僕を睨みつける。
「多分、フォスターじゃないかと思うんだけど
爆発音がしたから、ちょっと見てくるよ。」
カナが下を向いて、
「1人は嫌。」
僕はため息をついて、
「でも、疲れて歩けないでしょ?」
幼いこどもを諭す様に言ったが、
「じゃ、おんぶ。」
ま、マジか。僕も疲れてないわけでは⋯。
カナを背負ってしばらくすると、カナは
僕の背中の上で寝てしまった。
ま、ちょっと役得だけど、このくらいは
赦されていいよね?
この辺かな?
「ジンさ〜ん。助けてくださ〜い。」
レインが片足で宙吊りになってる、一見すると
遊んでるのかなと勘違いをしてしまいそうだった。
う〜ん。どう見ても罠にはまったんだよね。
敵は近くにいるか。
「ミー、敵は近くにいそう?」
「地上には⋯地下から何か来る!
ジン様、気をつけて。」
「よし、地下だね。」
僕は杖を逆さにして、地面に対して炎を
撃ち込んだ。
オーク達が火だるまになって地下から出てきた。
オーク達は致命傷には至らず、森の奥に
逃げて行った。
僕は、レインとフォスターを助けて帰ろうとしたが
振り返ると、オーガと見間違うくらいの巨大な
オークが立っていた。
刀を持って僕に突進してきた。
紙一重で躱したと思ったが、
脇腹から血が滴り落ちていた。
糞、やっぱり僕はヒーローにはなれないな
カナだけでも助けないと⋯。
杖から出来る限りの炎を放出した。
次の瞬間、カナが僕の頭を踏み台にして
オークに切り込んで真っ二つにした。
カナはにっこり笑って、
「お前なんかに守られる私じゃないわ。」
フォスターが僕の脇腹を見て、
「全く、お前は無理しすぎ。次は死ぬぞ。」
と言って傷に回復薬を塗って手当をした。
フォスターは傷の修復の早さを見て、
やっぱり魔道士向きじゃないよな⋯
とかいっても腕力があるわけじゃないしな
コイツって何が向いてんだろうな。
レインが申し訳無さそうに僕を見て、
「お疲れのところ申し訳ないのですが、解体の
方、お願いします。」
こ、コイツ鬼か。
僕は解体を1日30体やって4日間かかった。
つまり120体あったということだ。
もう勘弁してほしい。
レインは鼻歌を歌いながら、本部に連絡していた。
「オーク120体殲滅し、目標達成っと。」
「皆さん、本部から正式の帰還命令がきたら
帰還しましょう。」
RuRu♪
「はい、はい。レインです。」
「え?え?話が違うじゃないですか!酷いです。
大変だったんですよ!」
いつになく、レインがキレている。
「ハァ。」
レインが大きなため息をついて、
「ボスを倒してから帰ってこいとのことです。」
カナが半笑いで、
「人使い荒くない?」
と吐き捨てた。




