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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第1章 最底辺〜ボトミニア国〜

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14/88

神官くずれ仲間になる

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

カナの腕の中で、次第にジンの顔色が悪くなって

いくのがわかった。

しかし、突然現れた神官崩れの男の薬を飲ませて

いいのかも迷っていた。


「おい、飲ませないと本当に死ぬぞ。」

神官崩れの男は呆れた顔でカナを見ている。


ミーがカナのところに行き、薬をSearchした。

「カナ!毒物の検出はないよ、悪くてもお腹を

 下すくらい。」

と、ミーはカナに薬を飲ませる様に促した。


「だったら飲ませる!」

ぐい!ジンの頭を抑え込んで

薬を流し込んだ。


「ま、⋯。」

「ま?」

カナが真顔で聞くと、

「不味い。」

と、ジンが言った。


神官崩れの男は腕組みをして、

「ふん。薬ってのはだいたい不味いもんだ。」


「あ、呼吸が楽になってきた。」

神官崩れの男がジンの所まで来て、

「ちょっと見せてみろ。」


神官崩れの男が傷口を確認すると、傷口は

塞がっていて、体内に入っていた木片も

体外に排出していた。


神官崩れの男がジンに耳打ちして、

「お前…エルフとかじゃないよな?」

ジンは頸を大きく振って、

「ただの異星人です。」


なるほど…だったら薬との相性が良かっただけか。

でも、こいつ使えるかも。

 

暫くすると、ジンが立ち上がり、

「なんか、治ったみたい。」

というと、カナがジンに抱きついて

「良かった、良かった。もう無茶しちゃダメ

 だからね。」


ジンは、え?って顔をしていたが、カナが

泣き止まないのでそっと頭を撫でた。


「神官崩れさんはこれから何処かに行くのですか?」


あ〜、この子は、天然か?

話通じるか心配だが⋯。

「俺は、神官崩れという名前じゃなくて、

 フォスターっていう名前があるんだ。

 で、折入って相談がある。」


カナはジンを引きずって、フォスターの話を

聞いた。

 

フォスターは神官を破門されてから住処がなくなり

この森で寝泊まりしていたが、モンスターが

多すぎて安心して過ごせないから暫くの間、

一緒に行動させてもらえないかと言うものだった。


「僕等は、レインに呼ばれてここにいるから

 決定権はレインにあるんじゃないかな?」

と、ジンが言った。


カナは、フォスターを睨んで、

「私は変な奴と一緒は嫌よ、だいたい何で

 神官をクビになったのよ。」


「あ〜。それは、修道院から苦情が来て⋯。」

「苦情?」

フォスターは頷き、

「不良神官がシスターに付きまとってるって。」


カナはうんうんと頷いて、

「それがあなたなんだ。じゃ、さようなら。」

と言ってカナは手を振った。


レインか通信機を置いて、

「確認しましたが問題はないですけど、

 一応、神殿に問題ないか確認すると言う事です。」


「じゃ、OKか?」

レインは腕組みをして、

「どうしますか?カナさん。」


「だから、嫌よ。」

カナ、直球だな。


「だ、大丈夫だよ。お前等には手を出さない。」

と、どうしようもないことを言い放った。


ジンは笑うしかなかった。

「ハハハハ。だってカナ?」


明らかに怒っていた。

レインがカナに耳打ちをして、カナもうんうん

と頷いて、

「仕方ないから見習いで採用ね、

 変なことしたら、すぐクビだからね!」

と、凄んで言った。


フォスターは、嫌そうな顔で

「お前がリーダーじゃねぇだろ?」

と、悪態をついたが、


レインが、

「いえ、カナさんは我が隊のエースなので、

 リーダーと言えます。

 フォスターさんもカナさんの指示に従って

 貰います。」

と、断言した。


「マジか。こんなチビガキの手下かよ。」


カナが顔を引き攣らせて、

「今度言ったらクビよ!」


フォスターが、ジンの肩を叩いて、

「お前、苦労するぞ。」


ジンは苦笑いするしかなかった。


フォスターを仲間に加えて、4人で今後の

行動を話し合った。


レインが、これからの目標について、

みんなと共有した。 

「目標までは、昨日の規模の戦闘をあと7回

 必要になります。」


フォスターが肩を竦めて、

「ここにいるのは、ジンがやられたように

 オーガもいるから、あんな奴ら相手にしてたら

 持たないぞ。」

と言った。


レインは頷いて、

「その辺はテンプ達に、魔物の分布を調査して

 頂いているのでその結果で行動したい

 と思います。」


フォスターが小声でジンに声を掛けた。

「テンプって誰だ。」

 

「仲間だよ、商人だから戦闘には加わら

 ないけどね。」

と、ジンが答えた。

 

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