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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第1章 最底辺〜ボトミニア国〜

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12/87

初陣

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

ミルとテンプを残して、3人で山に入ること

になったんだが、

何故か、大量の荷物を僕一人で持つ羽目に

なった。


通常ゲームとかだと魔道士は非力だから、

こんな目には合わないはずなんだけど、

こういう面でリアルって厳しいな。


3時間くらい歩いてようやく休憩になった。

「ミー、僕等っていつになったら帰れるのかな?」


ミーは驚いた顔で、

「帰りたいですか?」

と、聞いてきたので、

「そんなの当たり前だろ、この世界は僕には

 厳しすぎるよ。」


ミーは僕の顔を見て、

「カナはどうするんですか?」

僕は首を傾げて、

「カナは僕なんか居なくても平気でしょ。」


ミーは、ため息をついてカナの方へ

行ってしまった。


この辺は昼間でも日が差し込まないみたいで

昼間でも暗い。

僕は、木に布を巻きつけて松明(たいまつ)

代わりにして、辺りを照らした。


ガサガサ。

え?何かが動いたような⋯。

というか、明らかに光っていり複数の目に

囲まれている。


「カナ、レイン!何かいる!?」

と、僕は叫んだ。


「ちょ、ちょっと。驚かすのやめ⋯。

 光ってる(汗)

 れ、レイン、何あれ?!」


レインは落ち着いた表情で、

「う〜ん。隠れられるんで、オーク

 じゃないですか?」


カナは、ホッとした表情で

「じゃ、ジンやっちゃって。」


え?何を?僕はモンスターなんて倒したこと

ありませんけど⋯。

何か勘違いしてませんか?


僕1人だけが、オークに囲まれてしまった。

 円形の炎を作り、オークを遠ざけなんとか

包囲から抜けだせた。


「カナ!無理。助けて。」


カナはうんうんと、頷いて、

「私のありがたみが、わかったでしょう?

 感謝しなさいよ。」


僕はカナに炎の塊を投げると、カナの剣の上で高速

に回転し炎が凝縮されていく。

「これでも、喰らえ!」


オークの群れに炎が直撃し、オーク達が丸焼けに

なった。

 

「ヤッター!!

 ジン!やっつけたよ!見た見た?」

カナは僕に抱きついて喜んだ。

 

僕もこのひとときが一番幸せだ⋯別に不純な

気持ちがあるわけではない⋯。


そこに、レインも加わった瞬間不幸が始まる。

「ヤッター!カナ、凄いよ〜!」


それは、僕の表情が一瞬緩んだことが

いけなかった、

本当に一瞬だったが、カナはそれを

見逃さなかった。


バキ★


カナのエルボーが僕の顔面を抉(えぐ)った。

同時にカナのケリが僕のみぞおちを捉えた。


僕はその場で失神した。

「糞が。ちょっと隙をみせるとこれだよ。」

カナは、失神した僕を軽く何回も

蹴っていた。


「レインもだめだよ、こいつケダモノだから

 近づくとえらい目に会うよ。」

カナは表情は笑っていたが、目は明らかに

威嚇していた。

『今度やったら、許さん!』という、

感じだった。


「は、はい。気をつけます。」


レインは通信端末に何か入力していた。

「何してんの?」

とカナが聞くと、

「戦績を本部に送るんです。え〜と、オーク10体

 殲滅っと。」


「ジン!10体でいいの!?」

失神から復帰した僕はお腹を押さえながら、

オークの解体を始めていた。

「まだ3体⋯あと9あるよ。」


「レイン⋯訂正よ。12体殲滅だって。」

と、レインを白い目でカナが睨む。


レインがペコペコ頭を下げて、

「す、すみません。10体ぐらいかな〜?って、

 思っちゃって⋯。」

と謝った。


「訂正、12体でした。っと。」

 

ピコーン。ピコーン。

『100体殲滅したら、帰還せよ』


「ふむふむ。100-12はあと84体です。」

と、レインがにこにこして言うと、


カナが、不機嫌そうに、

「なにが84?」

「ですから、あと84体倒せば帰れます。」


カナがレインの首を掴んて、

「援護とか救援物資ぐらい来ないのか!」


レインは、頭を掻きながら、

「私⋯嫌われてるみたいなんで、無理ですね。」


カナとレインの間に微妙な空気か流れたが、

ジンの一声でその空気は一掃された。

「やっと、終わった〜!そろそろ、ご飯にする?」

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