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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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歓迎

 ◆ 登録:アリョーナス家・レフチェンコ家(来日家族)

 ■ ミハイリス家(アリョーナス側)

 父:オレグ・ミハイリス(Oleh Mykhailis)/52歳

 温厚で寡黙。機械整備士。家族を守るため命がけで逃走した過去を持つ。

 母:イリーナ・ミハイリス(Iryna Mykhailis)/50歳

 明るく芯が強い女性。アリョーナスの音楽の原点となった「歌うお母さん」。

 妹:ラリサ・ミハイリス(Larysa Mykhailis)/17歳

 美術が好きな少女。兄を尊敬している。

 ■ レフチェンコ家(カティア側)

 父:アンドリー・レフチェンコ(Andriy Levchenko)/54歳

 元教師。民主化を求めたことで監視対象となり国外追放。

 母:ナタリア・レフチェンコ(Nataliya Levchenko)/51歳

 朗らかで優しい性格。娘の歌を“世界で一番の宝物”と言う。

 弟:マクシム・レフチェンコ(Maksym Levchenko)/19歳

 運動神経抜群。妹と違い、ややヘタレな面もある愛されキャラ。

 ◆ 小説

『星の国から来たふたり ― 爆笑発電所・福岡支部へようこそ』

 1.空港の到着ロビーにて


 2054年の初夏。

 福岡空港の到着ロビーは、ひときわ温かい拍手に包まれていた。


 到着ゲートから現れたのは、

 **アリョーナス・ミハイリス(23)**と

 カティア・レフチェンコ(22)。


 その後ろには、政府が“身の危険を考慮した人道措置”として特別許可を出した家族6名が続く。


 少し痩せ細った表情のまま、それでも母国を脱出できた安堵で涙ぐむ家族たち。


 そこへ——


「おつかれさまーっ!!よう来たね!!」


 爆笑発電所のロゴTシャツを着た

 **小倉光子(32)**と **柳川優子(32)**が、全力ハイテンションで駆け寄ってきた。


 光子


「うちら双子やけん、歓迎のパワーも2倍よ〜!」


 優子


「いや3倍やん、今日は美香お姉ちゃんもおるけん!」


 後ろから

 **美香(42)**がにこやかに手を振る。


 アリョーナスとカティアは、

「なんか……テレビで見るより明るい?」

「いや、国境3つ飛び越えるくらい明るい……!」

 と固まる。


 だが、その瞬間。


 光子が手を挙げた。


 光子


「うちらの“通常運転”はこんな感じやけん、安心してね♡」


 それを聞いた家族6人、

 想像の3倍の明るさに圧倒される。


 2.小倉家での初対面


 その日の夕方、小倉家のリビング。


 総勢 小倉家・青柳家・柳川家・美香一家 が全員集合。


 テーブルの上には筑前煮・唐揚げ・豚汁・おにぎり・ケーキまで山盛り。


 イリーナ(アリョーナス母)


「まあ……こんなに……あったかいおもてなし……!」


 ナタリア(カティア母)


「子どもたちの笑顔……天使……?」


 そこへ キッズ軍団8名 が突撃してくる。


 陽翔(8歳)

 結音(8歳)

 燈真(6歳)

 灯乃(6歳)

 彩羽(4歳)

 悠翔(4歳)

 春介(17歳)

 春海(17歳)

 燈真


「アリョーナスにーたん!!ぼくの“爆笑恋愛相談所”の会員になって!!」


 灯乃


「かてぃあおねーしゃん、きょうの“爆笑かくれんぼ大会”で勝負するっ!」


 アリョーナスとカティア、

 まさか到着初日に 恋愛相談と爆笑かくれんぼ に巻き込まれるとは思わず笑うしかない。


 両家の親族も口を開いた。


 アレグ(父)


「す、すごい……にぎやか……!これは……文化の衝撃……!」


 アンドリー(レフチェンコ父)


「教育現場より騒がしい……いや、温かい……いや、圧がすごい……!」


 そして事件が起きる。


 悠翔(4)が突然、

 アリョーナスの脚にぎゅーっと抱きつき、


 悠翔


「おにーしゃん!だっこ!!むぎゅー!!」


 陽翔と結音と燈真がツッコミ。


 陽翔


「悠翔、はよ離れんね!びっくりしとるやろ!」


 結音


「初対面でむぎゅーは反則やろー!」


 燈真


「いや、ワイももうちょっと仲良くなりたい!」


 アリョーナスは笑いながら悠翔を抱き上げ、


 アリョーナス


「こんな歓迎、初めてだよ!」


 カティアも灯乃に手を引っ張られ、


 灯乃


「はやく遊ぼ!!わたし、案内するけん!」


 その光景を見て、美鈴ばあちゃんはふと涙ぐむ。


 美鈴


「……よかった。あの子らが……日本で笑えるようになって……」


 家族8人の肩に降り積もっていた“亡命の影”が、

 子どもたちの笑い声で溶けていくようだった。


 3.ありがとうの贈り物


 その夜、アリョーナスとカティアは

「ありがとうのしるし」として、母国のお酒を皆に手渡す。


 カティア


「とても強いお酒だから……気をつけてね?」


 光子と優子はニヤッ。


 光子


「よし、一口だけいくか!!」


 優子


「せっかくのお祝いばい!」


 一口、くいっ。


 ……次の瞬間。


 二人の目が とろ〜ん と溶けた。


 光子


「みかぁ〜……だっこぉ……」


 優子


「ゆーま〜……ねむい〜〜……」


 完全に 幼児化モード 発動。


 春介と春海が叫ぶ。


 春海


「やっぱり発動した!!」


 春介


「このパターン知っとる!!」


 アリョーナス&カティア

「なにこれ!?ほんとにこうなるの!?」


 美香

「うん。いつものことやけん気にせんで」


 優馬

「俺も“もう慣れた”。」


 光子と優子はそのまま床でコロコロ転がり、

 子どもたちが爆笑し、


 アリョーナス家とレフチェンコ家は

 笑いすぎて呼吸困難になるほど大爆笑。


 そして翌日——

 光子・優子・美香・アリョーナス・カティアの5人は

 全員そろって整骨院送りとなった。


 ◆ おわりに


 新しい家族を迎えた小倉家とファイブピーチ★。

 亡命の影を抱えた家族8人が、

 “爆笑”という名の最強の歓迎で、

 ようやく心から笑える日々を取り戻していく——。


 これから先、

 アリョーナス&カティアが音楽と笑いで

 どんな奇跡を起こしていくのか。


 まだ物語は、始まったばかりである。

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