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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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春介と春海、3年生になった日**



**2054年・春――福岡高校音楽科


春介と春海、3年生になった日**


福岡高校の校門に、春の風が通り抜ける。

桜の花びらが舞う中、**赤嶺春介チューバと赤嶺春海(打楽器)**は、真新しい学年章を胸につけて、校舎へ歩いていく。


■ 3年生になった2人の姿


背が伸びて、肩幅も広くなった春介は、のんびりした笑顔のままなのに、どこか“部長の風格”がある。


一方で春海は、相変わらずキレッキレのツッコミと、音に対する鋭い耳を持ちつつも、後輩からは

「春海先輩こええ……でも優しい……」

と最大級の尊敬を集める副部長ぶり。


2人とも、偉そうにする気はゼロ。

「みんな同じ“音楽の仲間”っていうスタンス」で、後輩からは慕われまくっている。



◆ 新入生、軽めの練習


放課後の音楽室。

新入生たちは緊張でカチコチ。


春介は、ふだん通りの柔らかい声で言う。


春介

「今日は軽ーく音出ししよ。まずは深呼吸しよっか。

 音楽は楽しむのがいちばんよー?」


この“ゆるい空気”に、新入生たちは一気に肩の力がほどける。


春海は前に立ち、スティックを指先でくるくる回しながら、


春海

「ほんなら最初は基礎打ちからね。

 安心してよ、今日は鬼じゃないけぇ。

 でもテンポずらしたら容赦なくツッコむけぇの!」


新入生たち「(緊張しつつ爆笑)」


そんな空気の中で始まる軽い合奏。

すると春介の深いチューバの響きと、春海の安定したリズムが空間を一気に“福高サウンド”に染める。


新入生A「なにこれ……プロやん……」

新入生B「え、3年ってこんな音出るん?」

新入生C「ついていきたい……!」


2人の実力を目の当たりにして、新入生たちは

“この先輩たちについていこう”

と心の中で決意するのだった。



**◆ ピーチシード★ レコーディング開始!


(春介・春海・穂乃果・水湊)**


スタジオに入る4人。


今日は自作曲のレコーディング。



① 穂乃果作詞 × 春海作曲『春の海の出会い』


・春の浜辺で出会った恋

・最初はぎこちないのに、潮風で距離が縮まっていく

・甘酸っぱくて、少し切ない


春海がピアノの前でメロディを確認する。

リズムは柔らかく、穂乃果の歌詞に合わせて、海風のように移り変わる。


春介はベースラインを丁寧に刻み、

水湊はアコギで柔らかいアルペジオを響かせる。


穂乃果がマイク前で歌い出すと、

4人の空気が“ふわり”とひとつになった。



② 穂乃果作詞 × 水湊作曲『ドライブデート☆スピードラブ』


(※ボーカルチェンジあり)


・軽快なドライブデート

・助手席で照れる気持ち

・赤になった信号で一瞬だけ会う“好き”の視線


水湊がギターを“ジャッ!”と鳴らすと、

春海が即座にハイハットを刻みはじめる。


春介

「おぉ〜ノリええねぇ!」


春海

「水湊、サビ前のギター上げるで!穂乃果、コーラス頼むで!」


穂乃果

「任せてっ!」


3人の声と楽器が重なり、

スタジオの温度が一気に“青春POP”に変わる。


4人のレコーディングは、

「青春そのもの」のような空気に満ちていた。



◆ そして、それぞれのデートへ


レコーディング後、4人はそれぞれの方向へ。



● 春介 × 穂乃果


海沿いデート


波打ち際を歩きながら、穂乃果はふと春介を見る。


穂乃果

「曲、すごくよかった……春介のベース、ほんとに“優しい”音がするね」


春介

「穂乃果の歌詞が良いけんよ〜。

 人の心に寄り添う歌、書けるのすごいと思う」


潮風の中、自然に手が触れて――

そっとつないで歩き出した。



● 春海 × 水湊


ドライブデート(実車練習中)


水湊の運転する車。

春海は助手席で地図アプリ片手に、


春海

「そこ右やで!

 ……いや左やったわ、今の忘れて!」


水湊

「おい!反対やないかーい!」


車内はずっと爆笑。

信号待ちでふと見合うと、

曲の歌詞そのままに、ほんのり赤くなる2人。


水湊

「……曲みたいになったな」


春海

「……せやねぇ」


2人は照れながら笑った。



◆ おわりに


2054年、春。

春介と春海は“部長・副部長”になっても、

相変わらず優しくて、実力はプロ級で、

後輩から愛される先輩になっていた。


ピーチシード★の音楽も動き出し、

恋も音楽も、青春まっただ中。


これからの夏――

日本一周の鉄道旅が始まるまで、

まだまだ物語は続いていく。




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