夏の“大移動計画”ミーティング
◆ 夏の“大移動計画”ミーティング
場所:博多の某カフェ貸切。
集まっているのは、
* 光子&翼&陽翔&燈真&彩羽
* 優子&拓実&結音&灯乃&悠翔
* 美香&アキラ&春介&春海
* 美鈴&優馬
* そして、新メンバー
肥後祥子&祥子の恋人・健太
テーブルの上には、
* 日本地図
* 時刻表タブレット
* 鉄道雑誌
* おやつのポテチとドーナツ
が、ぎゅうぎゅう。
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◆ 「日本狭い」と言ってたけど…
光子
「えー、今回のルートはですね〜
門司港から九州ぐるっと一周して、
瀬戸内側を岡山まで上がって、
四国グルっと回って、
岡山から関西→紀伊半島→東海→南関東→
千葉の安房鴨川まで行くコースとなっておりまーす」
優子
「……うち、ずっと“日本て狭い”って言いよったけどさ」
光子
「うん」
優子
「これ、どう見ても広いやろ。」
一同爆笑。
翼
「地図で見ると“ちょっとお出かけ”感あるけど、
実際は**“日本列島ほぼ一筆書き”**よね」
拓実
「しかも“各駅・快速メイン縛り”やけんね。
新幹線乗れても、各駅停車タイプだけとか、
もはや修行やん」
美香
「でもさ、
**『海岸線沿いに日本をなで回す旅』**って響き、ロマンあるよね」
春海
「表現よ(笑)」
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◆ 祥子&恋人、旅メンバーに加入
祥子
「夏、マラソンのレースも一段落するし、
オフもらえたから……
私も参加していいですか?」
光子
「もちろん!
“金メダルランナーの脚”を鈍行列車で酷使する旅へようこそ!」
健太
「(ぺこり)初めまして、
祥子の……えっと、その……」
優子
「彼氏さんやろ?(ニヤニヤ)」
祥子
「ちょ、ゆうこさん!!
そうです、彼氏です!!」
一同
「おおおお〜〜〜〜」
美鈴
「よかったねぇ……
あんなつらいこと乗り越えて、
今はこんなに優しそうな彼氏と旅できるようになってねぇ…」
優馬
「“前科なし”でよかった〜(ボソッ)」
健太
「いや、それは当然ですって!!」
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◆ 子どもたちの現状アップデート
ここで、子ども組の近況確認タイム。
* 陽翔&結音 → 小学3年生
* 燈真 → 小学1年生(ピカピカの一年生)
* 灯乃 → 幼稚園・年長さん
* 悠翔&彩羽 → 幼稚園・年少さん
◆ 入学式&入園式、バタバタだった件
少し時間を巻き戻して、春。
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◆ 小学校の入学式
博多南小学校・体育館。
燈真、ぶかぶかの一年生の制服姿。
ランドセルはピカピカ、顔はド緊張。
校長先生
「ご入学おめでとうございます」
燈真(小声)
「……はーい」
陽翔&結音(来賓席から)
「とうま〜〜〜!!がんばれ〜〜〜〜!!」
先生
「ちょ、静かにね〜お兄ちゃんお姉ちゃん(笑)」
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◆ 幼稚園・年長&年少ダブル進級カオス
一方その頃、幼稚園では。
* 年長:灯乃
* 年少:悠翔&彩羽
教室前の廊下は、
お名前シール貼り、
持ち物チェック、
写真撮影で軽く修羅場。
優子
「ひーちゃん(悠翔)、
それ灯乃のお道具箱やけん、持っていかんでよろしい!」
悠翔
「ひーちゃんの〜〜〜!!」
灯乃
「それ、ひーちゃんやない。
灯乃のやけん!!」
光子
「こっちもこっちで、
“彩羽、上履き逆事件”発生中〜」
彩羽
「おにーしゃん、はく〜」
美鈴(園長モード)
「はいはいはい、
み〜んな一回ストップ!
“上履きは足に、帽子は頭に、お道具箱は手に”
はい、復唱〜!」
園児たち
「“うわばきはあし〜!ぼうしはあたま〜!おどうぐばこはて〜!”」
保護者席:笑いと撮影のシャッター音。
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◆ 再び旅の打ち合わせへ
時は戻って、旅会議。
陽翔
「ねえねえ、
門司港から一周して、またどっかで海見える?」
翼
「めっちゃ見えるよ。
瀬戸内海、日本海、太平洋、全部やね」
結音
「え、うちら、
“さんぶかいせんゆうしょう”?」
優子
「三冠みたいに言わんでよ(笑)
まぁ三大海制覇の旅やね」
燈真
「とうま、でんしゃのなかで、おべんとうたべる〜!」
彩羽
「おにーしゃん、だっこ〜」
悠翔
「おねえしゃーん、ぎゅー!!」
すると、祥子がふっと笑う。
祥子
「……なんか、すごいですね」
光子
「何が?」
祥子
「昔は、
“男の足音”が怖くて、外に出るのも怖くて、
駅まで行くだけでも精一杯だったのに。
今は、
こ〜んな賑やかなみんなと一緒に、
日本を一周しようとしてるんだな〜って」
健太
「俺も、ちゃんとついていきます。
“アホ枠”としては翼さんに勝てないですけど(笑)」
翼
「そこで俺を基準にするな」
優子
「アホ枠はもう満員です〜」
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◆ 日本は狭い?広い?
地図を見つめながら、優子がポツリ。
優子
「……日本は狭いって言う人多いけどさ」
光子
「うん」
優子
「“家族と仲間と一緒に旅したら、
どこまでも広くなるね”」
光子
「うまいこと言ったね?
今日、なんか食べた?ポエム用サプリ?」
優子
「うるさいわ(笑)」
春介
「でも実際、
“狭い”って思うか“広い”って思うかって、
一緒にいるメンバーで変わるっちゃろうね」
春海
「うん。
このメンバーなら、
日本どころか世界一周でも
“修学旅行ノリ”になりそうやし」
祥子
「じゃあ今日は、
“日本はちょうどいい広さ”ってことで」
美鈴
「よかね、それ。
“家族で笑いながら回るには、ちょうどいい広さ”」
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◆ こうして、夏に向けて
* 子どもたちは新しいクラス・新しい園生活にバタバタしつつ
* 大人たちは仕事とスケジュールをやりくりしつつ
* 旅行会社も時刻表も、もはや軽く悲鳴を上げつつ
「日本の海岸線なで回し・鈍行&各駅停車の旅」
の準備が、本格的に動き出した。




