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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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55/91

爆笑勝利インタビュー

◆オリンピック 卓球シングルス準々決勝後


――ヨハネスブルク・アスリートパーク特設インタビュールーム


照明がまぶしい。

拓実は汗をタオルで軽く拭いながら、淡々とした表情……のはずが口元はニヤリ。



■拓実・勝利インタビュー


記者

「見事な勝利です!スローペースからの高速ラリー、緩急が完璧でした。今のお気持ちは?」


拓実

「まだ引き出し全部出してないんで。

ここで負けたら……優子に怒られますしね!」


(会場:ドッッッ!!)


記者(苦笑)

「そ、そちらのご家庭事情もプレッシャーになるんですね」


拓実

「ええ、家に帰った時の“説教時間”のほうが、試合よりしんどいですから」

(ドッと笑い)



■結衣・勝利インタビュー(ミックスダブルスのペア)


記者

「今日の勝利、いかがですか?粘る相手に対しての勝ち切り、素晴らしかったです!」


結衣

「はい、旦那……拓実さんの試合を見てたら、負けたら私も旦那に怒られるかなって思って。

ほら、ミックスのペアですからね。家でもチームワーク大事ですよ?」


観客:爆笑

スタッフも肩震えてる。


拓実

「……家の中まで混合ダブルスにしなくていいから!」



◆そのころ――日本・福岡


柳川家のリビングは阿鼻叫喚の爆笑地帯



優子(テレビに向かって大声)

「なんちゅうこと言うとるとねアンタら!!

こげん大事な試合で夫婦ネタぶっこんでどうすると!?」


結音(6)

「パパ、ママにおこられると〜?」


悠翔(1)

「ばぶぅ!(←雰囲気だけ叱ってる)」


灯乃(4)

「ママ、パパのいうこと、ちゃんときかせなよ〜!ほら、わたしがビシッていくけん!」


優子

「いや、なんでアンタが上から目線なん?」



◆青柳家も同時に視聴中


光子

「は〜〜〜〜ギャグしよる場合か!試合中やろ!」


陽翔(6)

「たくみおじちゃん、ママにおこられるよね?」


燈真(4)

「うん、ぜったいおこられる〜(ケラケラ)」


彩羽(2)

「ぷんぷん!(怒りポーズ)」


「……まあ、拓実らしいっちゃらしいけどねぇ。

次はオレの番やけど、余計なこと言わんほうが良さそうやな」


光子

「絶対言わんでよ!? こっちの胃がもたんけんね!」



◆SNSも大炎上(※ほぼ爆笑の意味)


* 「拓実の“優子に怒られます”は名言www」

* 「結衣さんまで乗ってくるの草」

* 「夫婦ペア ミックスどころか家でもタッグ組んでる」

* 「優子のツッコミがいちばん見たい」



◆次戦への期待が一気に高まる


拓実

「準決勝も、怒られたくないんで勝ちますよ」


結衣

「私も家庭平和のために勝ちます」


優子(テレビ前で)

「勝利理由そこやないっ!!(でも勝ってね!!)」




◆ ヨハネスブルク・テニスセンター


男子シングルス 準々決勝


青柳 翼(日本) vs ジョージ・ハミルトン(イギリス)


センターコート。

ナイターのライトに、うっすら赤みのあるヨハネスブルクの空が浮かぶ。


アナウンサー

「いよいよ男子シングルス準々決勝、

 日本の青柳 翼が登場です!

 相手はイギリスの新エース、ジョージ・ハミルトン!」


ハミルトンは紳士的な所作のわりに、

フォアハンドは爆撃級。

芝シーズンで頭角を現し、

今大会もここまでストレート勝ち続き。


解説

「ハミルトンは、

 **“一度波に乗ると止まらないタイプ”**ですね。

 翼選手としては、その波に乗せる前に

 スッとリードを取っておきたいところです」


翼はベンチでシューズの紐を締め直し、

ラケットを軽く二度、グリップで叩く。


(卓球のほうも、こっちも。

 ここからは一試合ごとが“伝説入り候補”やけん。

 やることは変わらん。相手のテニスを全部“材料”にするだけ)



◆ 第1セット:イギリスの爆音サーブを“黙らせる”


ハミルトンのサーブから。

いきなり220km台後半のフラットサーブ。

翼は最初の一本をあえてブロック気味に返し、

ラリーの長さと軌道を確認する。


アナウンサー

『ハミルトン、いきなりフルスロットル!』


が――

2本目から、翼のリターンが変わる。


・少し下がって“見送る球”を確認

・次はベースラインすれすれのディフェンスリターン

・3本目、いきなりショートクロスのリターンエース


ハミルトン

(今の取られるの!?)


解説

「青柳は、

 “どこまでが本当に入ってくるサーブか”を

 最初のゲームで全部測ってますね」


ラリーに入っても、

ハミルトンのフォアは強烈だが、

翼は半歩下がり気味のポジションで

スピンをしっかりかけて返す。


相手の打球の速さを、

そのまま自分のペースの“弾み”に変えながら――

じわじわとラリーの主導権を奪っていく。


6-3。

まずは翼がセットを先取。



◆ 第2セット:ハミルトンの反撃、タイブレークの攻防


第2セット。

ハミルトンも黙っていない。


・サーブにスライスとキックを混ぜる

・ネットプレーも増やし、“前でも勝負”に切り替える


アナウンサー

『ハミルトン、ここでギアチェンジです!』


翼はベースラインから

少しだけ前に詰める。


(前に出るなら――

 “頭の上を気にしながらの一歩”に変えたる)


ロブ、ドロップ、

ときどき強烈なパッシング。


「前に出にくい状況」を

じわじわと積み上げていく。


それでもハミルトンのサービスゲームは崩れず、

タイブレークへ。


タイブレーク 4-4。

ここで翼、リターンで一歩踏み込む。


・相手のキックサーブを

 “待ってました”のバックハンドリターンエース

→ 5-4


・続くポイントは、長いラリーの末、

 バックハンドダウン・ザ・ライン

→ 6-4


最後は、

ワイドへのサーブから、

フォアの逆クロスで仕留める。


7-6(4)でセット連取。



◆ 第3セット:円熟味の“締め”


第3セット、

ハミルトンはなおも全開だが、

逆にミスが増え始める。


解説

「青柳は、

 “相手のMAX”を2セット分全部受け止めた上で、

 今は“少しずらした球”だけを選んで打ってますね。

 それで精神的にジワジワ削っています」


・深いスピンでバックを突き

・甘くなればフォアで逆クロス

・ネットダッシュにはロブ


観客がどよめくような

スーパーショットも時折挟みつつ、

最後まで一度もブレイクを許さず――


6-4。


レフリー

「Game, set, match, Aoyagi!

 6-3, 7-6, 6-4!」


ベスト4進出。

三大会連続金メダルへ、あと二つ。



◆ ミックスダブルス 準々決勝


青柳 翼 & 上原 玲奈(日本)

vs イタリアペア(ロッシ/ビアンキ)


同じ日、少し時間をおいてミックスダブルス準々決勝。

相手はイタリア。


・男子 ロッシ:サーブとフォアの破壊力

・女子 ビアンキ:ネット際のボレー職人


アナウンサー

「イタリアペアは、“前後の分業”が非常にはっきりしていますね。

 ロッシが後ろで砲撃、ビアンキが前で仕留める、という形です」


玲奈

「はい、“砲弾の運転手さん”と“仕留め係さん”やね」


「じゃあ、そのルート途中で塞いでしまおうか」



◆ 第1セット:ルート封鎖戦術


序盤から、

イタリアは典型的なパターンで攻めてくる。


* ロッシの強烈サーブ

* 翼・玲奈のリターン

* すぐにビアンキがネットに詰める

* ロッシの重いストロークで押し込み、ボレーで決める


……というのが理想形。


しかし、日本ペアは

その“理想形”に入らせない。


・玲奈が早いタイミングでリターンをクロス深く入れる

・翼があえてスピンの高いボールを混ぜ、

 ビアンキがポジションを取りづらくする


解説

「上原選手のリターンコースがいいですね。

 “ネット前に気持ちよく立たせない”ボールばかりです」


ビアンキが前に出る前に、

ラリーが横の展開に伸びてしまい、

ロッシが単独で打ち合う形が増える。


そこを翼が、

スピンとコースでいなしていく。


第1セット 6-3。



◆ 第2セット:イタリアの“前詰めギャンブル”


2セット目、

イタリアはさらに前に出てくる。


・セカンドサーブからでもサーブ&ボレー

・ビアンキは“ロブされてもいいから前!”の覚悟


アナウンサー

『イタリア、勝負に出ました!

 前に詰めて一気にポイントを取りにいく作戦です!』


玲奈

「ふふ、“それ待ってました”って感じやね」


「“頭の上のロブ祭り”開催しよか」


以降、

日本ペアは前に出てきた瞬間を狙い撃ち。


・足元にスライス

・少し下がったところでふわっとロブ

・逆に翼がネットに詰めてボレー


イタリアペアは左右だけでなく、

前後に振られ続け、

明らかに疲労が見え始める。


解説

「青柳・上原ペアは、

 **“前で勝負したいペアに、

 前後のランニングを強制する”**いやらしい配球ですね」


第2セットも 6-3。



◆ 第3セット:円熟ペアの“仕事完了”


3セット目。

イタリアは懸命に食らいつくも、

日本ペアの完成度が一枚上だった。


・玲奈のリターンエース

・翼のセンター狙いのサーブで“間”を割る

・中盤からは無理をしないラリーで削る


ビアンキのボレーもロッシのストロークも

決して悪くはない。

それでも、

「あと一歩届かない」ポイントが続く。


最後は、

翼のワイドへのサービスエースで締め。


6-4。


レフリー

「Game, set, match, Aoyagi / Uehara!

 6-3, 6-3, 6-4!」


これで、

ミックスダブルスもベスト4進出。



◆ 日本のリビング・爆笑応援アフター


優子

「はぁ〜〜、こっちも順調に勝ち上がりよるねぇ。

 卓球もテニスも、“家族でベスト4常連”てなんね?」


光子(電話越し)

『もう世界ランキングじゃなくて、

 “家族ランキング”作ったほうが早かレベルやね』


陽翔

「パパ、またつぎもかつよね!」


結音

「たくみパパとつばさおじちゃん、

 “二人で金メダルネタ”また増やすっちゃろ?」


燈真

「メダルの数よりネタの数のほうが多そうやけどね!」


美香

「どっちも増えてくれたら一番楽しいけどね(笑)」





◆ 準々決勝勝利後:青柳 翼の“禁断インタビュー”


センターコート脇。

汗を拭きながらマイクを向けられる翼。

興奮冷めやらぬ観客の歓声。



インタビュアー


「青柳選手、見事なストレート勝ちでした!

 まずは今の気持ちを!」


「え〜、今日はハミルトン選手、

 エグいボールばっか打ってきて大変やったですけど…」


観客(笑)


「でも、福岡の嫁(光子)が“あなたならできる!”って

 朝からビデオ通話で気合い入れてくれたんで…

 なんかこう、**“勝たんと帰れん空気”**になりまして…」


会場、爆笑。


インタビュアー

「ご…ご家庭のプレッシャーですか?」


「プレッシャーというか…

 決勝で勝ったら、ご褒美の“ちゅ〜”くださいって交渉中でして。」


観客

「うおおおおおお!!(爆笑&悲鳴)」


インタビュアー

「ちゅ、ちゅ〜!?

 あの…国際放送ですが……?」


「大丈夫です。うちの嫁は、

 **“世界の前でも平気でちゅ〜するタイプ”**なので。」


会場どよめき→大拍手。


日本のテレビ中継でも光子が映り、


光子

「……あいつ、何言いようとね!?

 帰ってきたら説教しつつ、しゃーなかけん、

 1回くらいはしてやるけど!」


優子

「1回で済まんやろ〜!!」



◆ ミックスダブルス勝利後:上原玲奈の“夫婦爆弾”


続いて玲奈にもインタビュー。


インタビュアー

「上原選手、青柳選手と素晴らしいコンビネーションでした!」


玲奈

「ありがとうございます!

 今日は前のお仕事ぜ〜んぶ翼くんに任せて、

 私はさばくだけで良かったですけど…

 とりあえずうちは **旦那への“おねだり”**考え中です。」


インタビュアー

「お、おねだり……?」


玲奈

「翼くんが『光子さんにちゅ〜』言うなら、

 うちも旦那に“おねだりちゅ〜”したろうかなと。

 “勝利ちゅ〜”ってやつ?」


観客、大爆笑。


「いや、玲奈さん、それ巻き込むのやめてくださいよ!」


玲奈

「何言いよると〜、

 あなたが“火の玉ちゅ〜爆弾”投げたんよ?」


会場、拍手の波。



◆ 日本のリビング:家族のリアクション地獄


光子

「……こら翼ァァァァ!!

 国際放送でちゅ〜ちゅ〜言うな!!

 どの口で言うとっちゃ!!」


陽翔(6歳)

「パパ、ちゅ〜って言ったぁ!!」


燈真(4歳)

「パパ、ちゅ〜もらえると!? ずるい〜!」


彩羽(1歳半)

「ちゅー!!(意味分かってない)」



優子

「玲奈さんも巻き込まれとるし!

 てか、拓実に“おねだりちゅ〜”したら、

 たぶんアイツ気絶するばい!」


拓実(応援席)

「……ちょ、待って。

 俺、今日の試合前に精神乱れるやん……」


結音(6歳)

「パパ、ちゅ〜されると?」


灯乃(4歳)

「ちゅ〜の練習しとく?」


悠翔(1歳)

「おねしゃーん、ちゅ〜!!」


優子

「……やめんかい!!」



◆ スタジオ解説席


解説

「青柳選手と上原選手、

 あの落ち着いたプレーからは想像できない

 **“アフター爆笑力”**ですね……」


アナウンサー

「ヨハネスブルク大会は、

 **テニス・卓球・家族ネタの“三本立て興行”**になっています!」

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