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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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福岡高校音楽科OGスペシャル


◆ 『M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ』


福岡高校音楽科OGスペシャル


――「音楽で食べてます/たまに腹筋も崩壊させてます」


(ジングル♪)


光子

「みなさ〜んこんばんは! M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ、光子です!」


優子

「優子です!

 きょうはですね、“うちらの黒歴史を一番よく知ってるメンバー”を呼んでしまいました!」


光子

「福岡高校音楽科OG、吹奏楽部の同期3人!

 まずはミュージックセラピスト、久保田朱里くぼた・あかり!」


朱里

「こんばんは〜。久保田朱里です。

 音で癒やしを…のはずが、今日は笑いで腹筋いじめに来ました」


優子

「宣戦布告きたね?」


光子

「続きまして、某県警・警察音楽隊、29歳にして隊長!

 小林樹里こばやし・じゅり!」


樹里

「どうも〜。小林樹里です。

 普段は敬礼してますけど、今日はだいぶ崩れた姿をお届けする予定です」


優子

「“崩れた敬礼”ってなんよ」


光子

「そして最後は、博多南中学校の音楽教師、

 大村しおり(おおむら・しおり)!」


しおり

「こんばんは。大村しおりです。

 昼は真面目に合唱指導、夜は“元・吹部カオスメンバー”として暴露に来ました」


優子

「紹介からもう怪しいひとたちしかおらん」



◆ ① いま、どんな仕事してるの?


光子

「じゃあまずは、お仕事のお話から。朱里ん、ミュージックセラピストって、どんなことしよるか、ざっくり説明してもらってもよか?」


朱里

「一番多いのは、病院と高齢者施設、それから発達支援センターかな。

 歌ったり、簡単な楽器を一緒に鳴らしたりして、

 “心と体をほぐすお手伝い”をしてます」


優子

「この前、こっそり見学行ったけどさ、

 **“おばあちゃんたちが朱里んのトロンボーンでめっちゃノリノリ”**やったよね」


朱里

「あれね、“懐メロ演歌メドレー”やったんよ。

 途中で“川の流れのように”吹きよったら、

 利用者さんが急に立ち上がって、

 **“ここで転調っちゃろ?”**って指揮し始めて」


光子

「プロやん」


朱里

「最後、その方の一言が

 **『あんた、昔よりトロンボーン上手なったねぇ』**って」


優子

「“昔”っていつから見られとったん?」


朱里

「どうも、うちらが高校のときに出演してた市民ホールの演奏会、

 毎年聴きに来てくれてたらしくて。

 “金髪の双子の横で吹きよった子でしょ?”って言われた」


光子

「金髪じゃなか! 茶髪もしてなか!!」


優子

「高校時代から記憶に残る顔やったってことやね(にやにや)」



樹里パートへ。


光子

「じゃ、樹里。警察音楽隊の隊長って、なんかもう肩書きだけで堅そうやけど」


樹里

「堅いところもあるけど、やってること、意外と“サービス業”に近いよ。

 交通安全教室とか、地域のイベント、式典、慰霊祭、いろいろ」


優子

「福岡駅前で演奏してるやつ?」


樹里

「そうそう。

 この前、“飲酒運転撲滅キャンペーン”で演奏したとき、

 曲目を“ルパン三世”にしたんよ」


光子

「攻めるね?」


樹里

「“逃げても逃げても捕まるけん、最初から飲酒運転はせんどこ!”って

 MC入れたら、

 おじさんたちめっちゃ苦笑いしよった」


優子

「効き目ありそう」


樹里

「隊長になってから一番大変なのは、

 “笑いのツボが浅い隊員たちを、式典中に笑わせないこと”」


光子

「あ、うちらのせいやんね?」


樹里

「そう。高校時代に、双子のせいで“式典=いつ笑いが飛んで来るかわからん”って刷り込まれてるから、

 厳粛な場面で誰かがくしゃみしただけで、

 **“次ギャグ来るんやないか”**って身構えて震えてる」


優子

「トラウマみたいに言わんで?」



しおりパート。


優子

「しおり先生は…もう、博多南中の生徒からしたら、“歌の女神”みたいな存在よね」


しおり

「いやいやいやいや!!

 現実は、“成長期の声変わりボーイズと日々戦う音楽教師”よ」


光子

「合唱コンクールとか楽しそうやけど?」


しおり

「楽しいよ。

 でも、指導中に

 “先生、その『じいちゃん笑って行こう』って曲、M&Yの歌でしょ? 先生、双子推し?”

 とか普通に聞かれる」


優子

「見つかっとるやん…」


しおり

「授業で“音楽と平和”のテーマやるとき、

 光子と優子のジュネーブ・スピーチの映像とか、

 “3月11日の祈り”の映画のワンシーンを使わせてもらうとよ」


光子

「ありがたか〜〜」


しおり

「生徒たち、真剣に見終わったあと、

 “先生、双子の高校時代ってどんなんやった?”って聞いてくる」


優子

「おっと、ここからが本題やね?」



◆ ② 高校時代の爆笑ネタ大放出


光子

「じゃ、順番に行こうか。

 “福岡高校吹奏楽部・双子黒歴史アーカイブ”」


朱里

「まずは“お昼の校内放送ジャック事件”」


優子

「あーーーあれね」


朱里

「当時、お昼休みに“リクエスト音楽を流す生徒会放送”があって。

 普通は流行りのJ-POPとかクラシックがかかるんだけど」


しおり

「ある日突然、

 **“博多弁ツッコミ講座”になった」


光子

「え、なんでやったかね〜?」


朱里

「光子と優子が

 “食堂混みすぎて暇やけん、なんかやろう”って、

 放送室の友達に頼み込んで」


しおり

「昼のチャイム鳴った瞬間に、

 スピーカーから

 『はいみなさん、今日の“博多弁ツッコミ講座”の時間ばい!』

 って光子の声が」


優子

「懐かしっ!」


朱里

「『“なんばしよーと?”は、語尾を下げるとマジギレ、

 上げるとツッコミです』とか解説し始めて、

 最後に二人で生ツッコミ漫才」


しおり

「職員室から“放送止めて!”って電話鳴りっぱなしやったらしいけど」


樹里

「その一方で、

 食堂のおばちゃんたちは爆笑でお盆よろめいてたっていう」


光子

「あれが、M&Y初の“全国ネットじゃないけど校内ネットデビュー”やったね」



樹里の暴露。


樹里

「次、“体育祭の指揮者事件”」


優子

「あーー、やばいの来た」


樹里

「応援合戦で、

 各組に“指揮担当”が一人ずつ選ばれたんよね。

 で、赤組の指揮が光子、白組の指揮が優子」


しおり

「なんでそうなるとっていう人事」


朱里

「本番が始まったら、

 **光子の指揮が完全に“爆笑発電所モード”**になって」


樹里

「普通ならタクトを振るだけなのに、

 サビで急に**“博多祇園山笠の追い山ポーズ”**し始めて、

 吹奏楽部もつられてテンポ上がる」


優子

「それを見た私が、“負けてたまるか”って、

 マーチの最中に“お辞儀指揮”始めたんよね」


光子

「一小節ごとに90度お辞儀する指揮者」


樹里

「結果、

 **“どっちの組も減点なのに、観客の拍手は歴代最大”**っていう」


しおり

「あとから先生たちが職員室で

 “あれは叱るべきか、褒めるべきか…”って会議してた」



しおりの暴露。


しおり

「あと、“定期演奏会のアンコールサプライズ事件”ね」


優子

「あー、あの“予定にないMC”ね」


しおり

「アンコール曲が終わって、

 “ありがとうございました〜”って締めたあとに、

 照明が落ちて一瞬真っ暗になって…」


朱里

「次にライトがついたら、

 ステージ中央に光子と優子が正座しとるんよ」


樹里

「“本日はご来場、まことにありがとうございます。

 ここで、保護者の皆様に、

 日頃の娘たちのやらかしを謝罪させていただきます”って」


しおり

「会場、“え、何始まるん?”って空気になったとき、

 幕の袖から『晩ごはんまだー?』っていう録音が流れて」


朱里

「二人の家での生・親子漫才の録音ね」


光子

「お母さん(美鈴)の声で

 『あんたら、楽譜より冷蔵庫の場所覚えなさい』っていうやつ」


優子

「やめんね、あれを公共の場で流したことは、今でもちょっとだけ後悔しとる」


樹里

「いや、あれで“吹奏楽部=お堅い”ってイメージが崩れて、

 “音楽って楽しんでいいんだ”って思ったって言うお客さん多かったよ」


しおり

「現に、今わたし、中学校で

 **“音楽=テストの点じゃなくて、心と笑顔の方が大事やろ?”**って

 話すとき、

 あの演奏会の話、めっちゃするもん」



◆ ③ 今だから言える本音


光子

「なんか、真面目な話も挟もうか。

 高校は楽しかったけど、きついこともあったやん?」


朱里

「うん。受験はしんどかったし、

 “音楽で食べていく”って、今でも不安になるときあるけどね」


「でも、あの頃の吹奏楽部で、

 ギャグ飛ばしながら、本気で音出してた時間があるけん、

 “どんな現場でも、ちょっと笑いを忘れんようにしよう”って思うと」


優子

「ミュージックセラピストって、笑いもセラピーやもんね」


朱里

「そう。

 トロンボーンのスライド、

 わざと“びよ〜〜ん”ってやると子どもたち笑うし、

 その一瞬で、心のバリアがちょっと下がるんよ」



樹里

「警察音楽隊も同じでね。

 “硬い制服”着とるけど、

 演奏が終わったあと、

 おじいちゃんおばあちゃんが

 **“あんたら見よったら、まだ日本も捨てたもんじゃなかねぇ”**って言ってくれるのが嬉しい」


「隊長としては、

 “キッチリ守るところは守る、でも、

 笑えるときはちゃんと笑う警察官でいたいな”って思う」



しおり

「学校は…もちろん、いじめもあれば、家庭環境がしんどい子もおるけど」


「そんな中で、音楽室が

 **“ちょっとだけ呼吸しに来れる場所”**になればいいなって思う」


「合唱練習のあとに、こっそりM&Yの曲流すとね、

 男子も女子も、

 “あ、この歌知っとる!”って口ずさみ始めるのよ」


光子

「うわ、それは泣くやつ」


しおり

「“先生、光子さんと優子さん、高校のときどんな人やった?”って聞かれたら、

 **“テスト前日に『なんか歌作ろうや』って言い出す人たち”**って答えとる」


優子

「そこはもっといいこと言って?」


しおり

「でもね、そのあと必ず付け加える。

 **“あの人たちは、誰かが落ち込んどったら、

 必ず一番に変なギャグで笑わせに行く人たちやった”**って」


スタジオに、少しあったかい沈黙。


光子

「……ありがと」


優子

「なんか…じーんと来たところで、

 オチ、いる?」


樹里

「いるよね?」


朱里

「いるね」


しおり

「じゃあ最後に一言。

 “高校の頃、双子が真面目に譜面と向き合っている瞬間は、

 いまだに数えるほどしか見てません”」


光子

「結局それかーーーい!!」



◆ ④ エンディング&次回へのフリ


(エンディングBGM)


優子

「というわけで、今日は

 福岡高校音楽科OG、吹奏楽部同期3人を迎えてお送りしました!」


光子

「ミュージックセラピスト:久保田朱里、

 警察音楽隊隊長:小林樹里、

 博多南中音楽教師:大村しおり、でした〜!」


朱里

「楽しかった〜!」


樹里

「笑いすぎて明日、敬礼で肩つりそう」


しおり

「授業中に双子ネタ話しすぎんように気をつけます」


優子

「このあとの配信限定・裏トークでは、

 **“まだ放送で言えなかった双子の高校時代の黒歴史と、

 現在進行形で子どもにバラされつつある事案”**を語ってもらいます!」


光子

「それ絶対、春介と春海にも聞かれとるやつやん…」


優子

「というわけで、今週もお相手は――」


光子&優子

「光子と! 優子でした〜!

 みんな、自分の青春も、

 ちょっと笑い混ぜながら大事にしていこ〜!」


(ジングル&フェードアウト)



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