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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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発達凸凹と音楽と爆笑と

 ◆ 『M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ』

 日向さおりスペシャル


 ――「発達凸凹と音楽と爆笑と。」


(ジングル♪)


 光子

「みなさ〜んこんばんは! M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ、光子です!」


 優子

「優子です。きょうはね、うちら的にも“絶対聴いてほしかったゲスト回”!」


 光子

「ファイブピーチ★サポートメンバーであり、

 ギタリスト奏太の奥さん、そして陽生くんのママ!」


 優子

「日向さおりさんで〜す!」


 さおり

「こんばんは〜。日向さおりです。

 あの……たぶん今日、途中から“情報量多すぎ大渋滞”になると思いますけど、よろしくお願いします」


 光子

「自己紹介からすでにカオス宣言」


 優子

「ようこそカオスの本丸へ!」


(スタジオ笑い)


 ◆ さおり、自分の「凸凹」について話す


 光子

「さおりん、今日はさ、リスナーさんにもちゃんと伝えたくて。

 さおりんには、発達障害の診断が出てるよね?」


 さおり

「そうですね。ADHDと、自閉スペクトラムのグレー寄り。

 “注意がふっとぶのと、興味のあることしか異常に覚えられないやつ”です」


 優子

「自分で説明うますぎん?」


 さおり

「お医者さんの説明が長かったけん、まとめました。

 簡単にいうと――

 **“やらかし多いけど、興味あることへの集中力がバグってる人”**です」


 光子

「うちらの周り、そういう人めっちゃ多いね?」


 優子

「カオスファミリーやけん」


 さおり

「診断ついたのは大人になってからで。

 “ダメ人間”って思ってた部分が、“特性の出方ですよー”って言われて、

 ちょっと肩の力が抜けましたね」


 ◆ 家庭の工夫① 見える化・ルーティン・分業


 優子

「で、一番気になるところ。

 “どうやって家庭を回してるのか”」


 光子

「だってさおりん、

 ・バンド活動

 ・作詞ちょこちょこ

 ・ママ業

 ・奏太の管理(←ここ重要)

 全部やってるやん」


 さおり

「管理ちゃうし(笑)

 でも正直、一人で完璧にやろうとしたら即・爆発ですね」


「なのでうちでは――」


 指を一本ずつ立てて説明。


 さおり

「① “見える化”を全部に導入

 予定も買い物リストも、“頭で覚えない”ルールにしました」


「冷蔵庫にホワイトボードが3枚貼ってあって、

 ・今日やること

 ・今週やること

 ・そのうちやること

 を全部書き出してます」


 優子

「そのうちやること、永遠に残りがちなやつ」


 さおり

「そう、あそこは**“夢の墓場”**って呼んでます」


(スタジオ笑い)


 さおり

「② ルーティンを“曲”にする

 朝の支度が一番バタバタするので、

 “朝のルーティンソング”を作って、

 陽生と一緒に歌いながら動くんですよ」


 光子

「それ聞きたい!!」


 さおり(即興で)

「♪起きたら まずは カーテンあけて〜

 お水を飲んで おトイレ行って〜

 着替えたら お皿をテーブルへ〜

 ママはそこで フリーズしない〜」


 優子

「最後の歌詞、リアルすぎん?」


 さおり

「“ここでフリーズしない”って自分に言い聞かせるパートです」


「③ 分業する勇気

 洗濯物畳むのは壊滅的に苦手なんで、

 “畳まない収納”に変えました」


 光子

「え、どうやって?」


 さおり

「引き出しに“上・下・パジャマ・予備”だけ書いて、

 全部放り込む方式。

 畳む時間は“陽生と遊ぶ時間”にしました」


 優子

「それ、めっちゃ合理的やん」


 さおり

「“完璧な畳み方”を目指すと頭パンクするので、

 “生活が回る最低ライン”にハードル下げました」


 ◆ 家庭の工夫② 奏太とのコンビ運営


 光子

「で、奏太くんとの夫婦コンビ。

 あの人、ギターに関しては天才、

 日常生活に関しては“ボケ担当”やん?」


 優子

「“ギター持ってない時の奏太、迷子説”あるしね」


 さおり

「そうですねぇ……

 “発達凸凹 × 天然ボケ”のコンビなんで、

 放っておくと家の中が“無人島”みたいになります」


(全員爆笑)


 さおり

「だから、役割分担は超シンプル」


「・スケジュール管理 → さおり

 ・献立と買い物 → 奏太

 ・洗い物 → ふたりでやる(ギターの話しながら)

 ・ギャグの供給 → 家族全員」


 光子

「最後のが一番大事やん!」


 優子

「献立を奏太くんが決めるって、攻めてない?」


 さおり

「いや、あの人ね、

 **“冷蔵庫の中見てからメニュー考える能力だけ修羅レベル”**なんですよ」


「私がやると、“買い物メモ忘れる”→“必要なもの半分抜けてる”→“謎の調味料だけ増える”ルートに入るので」


 優子

「ありがち〜〜〜!!」


 ◆ 音楽活動の工夫:感覚と集中力との付き合い方


 光子

「音楽活動のほうは?

 発達特性って、リハとか本番にも影響するよね?」


 さおり

「しますね。

 私は “音に敏感で、人の気配にも敏感で、でも興味ある音楽には沼るタイプ” なので」


「リハの時は――」


 指を折りながら。


 さおり

「・イヤモニ+片耳だけ耳栓

 → 全部の音をちゃんと聞くと頭クラックするので、

 “今必要な音”だけに集中できるようにしています」


「・譜面は色分け&アイコン化

 → フォルテは赤、ピアノは青、キメのリフは炎のマーク、

 “ミスったら死ぬとこ”にはドクロマークつけてます」


 優子

「ドクロ多くない?」


 さおり

「“ここでコケたら光子さんのMCが3倍長くなる”とこは全部ドクロです」


 光子

「ちょっと待って!?

 うち、保険で喋らされよるやん!」


(スタジオ爆笑)


 さおり

「でも発達障害って、

 “一度ハマったものへの集中力と継続力”はすごいんですよ」


「音楽に関しては、

 譜面記憶と構成記憶だけは異常に強いので、

 それを“自分の武器”として使うようにしています」


 ◆ 爆笑ネタ①:買い物メモが歌詞になる


 優子

「さ、お待ちかね。

 さおりん爆笑やらかし集、行きますか」


 光子

「まずは、“買い物メモ事件”からお願いします」


 さおり

「あぁ……あれですね……」


「ある日、ライブ用の歌詞カードと、

 買い物メモを書いてたんですけど――

 思考がごっちゃになってしまって」


「本番前に歌詞確認したら、

 サビがこうなってたんです」


 さおり(読み上げるように)

「♪君への想いは 止まらない

 牛乳 卵 にんじん 玉ねぎ〜……」


(スタジオ崩壊)


 光子

「急に鍋仕込むな!!」


 優子

「“想いは止まらない”からの“カレーの材料”!!」


 さおり

「奏太に見せたら、真顔で

 **“今日、これで歌う?”**って言われました」


 ケンタ(ゲスト席で聞いてる設定でもOK)

「それ歌ったら、会場全員“晩ごはんカレー”になるやつ」


 ◆ 爆笑ネタ②:冷蔵庫の中が「音階ラベリング」


 光子

「もう一個好きなのが、“冷蔵庫ドレミ事件”」


 さおり

「あれね……

 “覚えやすいようにしよう!”と思って、

 冷蔵庫の棚ごとに音階ふったんですよ」


「一段目:ド

 二段目:レ

 三段目:ミ って」


 優子

「なんでそうなった」


 さおり

「で、奏太に“マヨネーズどこ?”って聞かれたから、

 **“ミの奥!”**って答えたら」


「キッチンから

 “音階で冷蔵庫説明するな!”

 ってツッコミが飛んできました」


(全員爆笑)


 光子

「でもちょっとカッコいいやん。

 **“今夜のスープの主役は、ミに眠る野菜たちです”**みたいな」


 優子

「料理番組のナレーションやないんよ!」


 ◆ 爆笑ネタ③:衣装忘れジャージ本番


 優子

「トドメは、“衣装忘れてジャージ本番”の話を……」


 さおり

「……あれは完全に私のADHD案件です」


「本番の日、

 衣装一式をハンガーごと玄関にかけてたんですよ。

 “これで忘れん!”と思って」


「で、陽生を抱っこして荷物持って、

 そのハンガーだけ、きれ〜いに避けて出て行った」


 光子

「あるあるすぎて泣ける」


 さおり

「会場着いてから気づいて、

 “あ、今日私、リハ用ジャージしかない”って」


 優子

「どうしたと?」


 さおり

「スタッフさんと相談して、

 **“いっそ全員ジャージで出よう”**ってなりました」


 光子

「ファイブピーチ★+サポメン=全員ジャージライブ」


 さおり

「でもね、

 お客さんめっちゃ喜んだんですよ」


『うわ、部活の延長みたいでエモい!』

『ジャージでこんだけカッコよく演奏できるの、逆に尊い』って」


 優子

「失敗が、そのまんま“新ネタ”と“新しいスタイル”になったやつやね」


 さおり

「それから、“たまにジャージライブやってください”って要望が来て、

 “忘れたのが正式採用になる”という謎現象が……」


(スタジオ爆笑)


 ◆ さおりが伝えたいこと


 光子

「さおりん、最後にさ。

 同じように発達凸凹で悩んでるリスナーさんに、一言お願いしたい」


 さおり

「はい」


 少し声のトーンを落とす。


 さおり

「私はずっと、

 **“ちゃんとできない自分はダメ”**って思ってました」


「忘れ物多いし、時間読めないし、部屋すぐ散らかるし、

 人付き合いも“空気読めない”って言われて、

 “私が普通になれたら、周りの人もっと楽なんだろうなぁ”って」


「でも、

 診断が出て、

 家族や仲間が“さおり仕様”に合わせてくれて、

 工夫を重ねる中で、

 少しずつ考えが変わってきました」


「**“普通になろう”じゃなくて、

 “自分の脳みそのクセを前提に、どう暮らすかを設計する”**って感じで」


「発達障害って聞くと、

 マイナスイメージが先に来ることもあると思いますけど――

 “工夫次第で、むしろめちゃくちゃ武器になる部分もある”

 って、私は音楽で実感しています」


「だから、

 “私はダメなんだ”じゃなくて、

 “私はどういう設定のキャラで、どんな装備なら戦えるか?”

 って考えてもらえたら、ちょっと楽になるかもしれません」


 優子

「“キャラ設定”って考え方、めっちゃいいね」


 光子

「うちも“爆走ボケ属性”やけん、自分の扱い方考えたもんね」


 さおり

「うん。

 私、**“忘れ物しがちなサポート魔法使い”**くらいのノリで生きてます」


 ◆ エンディング:双子、完全にヘロヘロ


(エンディングBGM)


 光子

「いや〜、今日はマジで……お腹が……」


 優子

「発達凸凹トーク、真面目に勉強になりつつ、

 爆笑エピソードの破壊力がえぐかった……」


 光子

「“サビで牛乳・卵・にんじん・玉ねぎ”は、一生忘れん」


 優子

「ミの奥のマヨネーズもな」


 さおり

「今度ライブでやりましょうか?」


 光子・優子

「やめて!!(笑)」


 光子

「でもね、

 **“発達障害をネタにする”んじゃなくて、

 “特性と一緒に生きてる日常を、笑いも交えて話してくれた”**のが、

 すごく嬉しかった」


 優子

「きっとラジオ聴いてる“凸凹持ちさん”たちにも、

 届いたと思う」


 さおり

「“完璧にできなくて大丈夫”って、

 私も毎日、自分に言い聞かせてますからね。

 一緒に、ちょっとずつ工夫していきましょう」


 光子

「というわけで、今日のゲストは

 日向さおりさんでした〜!」


 優子

「ありがとう〜!!」


 さおり

「ありがとうございました〜!」


 光子

「M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ、今週もお相手は――」


 光子&優子

「光子と! 優子でした!

 みんな、自分の“設定”を大事にしつつ、生きていこ〜!」


(フェードアウト)

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