発達凸凹と音楽と爆笑と
◆ 『M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ』
日向さおりスペシャル
――「発達凸凹と音楽と爆笑と。」
(ジングル♪)
光子
「みなさ〜んこんばんは! M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ、光子です!」
優子
「優子です。きょうはね、うちら的にも“絶対聴いてほしかったゲスト回”!」
光子
「ファイブピーチ★サポートメンバーであり、
ギタリスト奏太の奥さん、そして陽生くんのママ!」
優子
「日向さおりさんで〜す!」
さおり
「こんばんは〜。日向さおりです。
あの……たぶん今日、途中から“情報量多すぎ大渋滞”になると思いますけど、よろしくお願いします」
光子
「自己紹介からすでにカオス宣言」
優子
「ようこそカオスの本丸へ!」
(スタジオ笑い)
◆ さおり、自分の「凸凹」について話す
光子
「さおりん、今日はさ、リスナーさんにもちゃんと伝えたくて。
さおりんには、発達障害の診断が出てるよね?」
さおり
「そうですね。ADHDと、自閉スペクトラムのグレー寄り。
“注意がふっとぶのと、興味のあることしか異常に覚えられないやつ”です」
優子
「自分で説明うますぎん?」
さおり
「お医者さんの説明が長かったけん、まとめました。
簡単にいうと――
**“やらかし多いけど、興味あることへの集中力がバグってる人”**です」
光子
「うちらの周り、そういう人めっちゃ多いね?」
優子
「カオスファミリーやけん」
さおり
「診断ついたのは大人になってからで。
“ダメ人間”って思ってた部分が、“特性の出方ですよー”って言われて、
ちょっと肩の力が抜けましたね」
◆ 家庭の工夫① 見える化・ルーティン・分業
優子
「で、一番気になるところ。
“どうやって家庭を回してるのか”」
光子
「だってさおりん、
・バンド活動
・作詞ちょこちょこ
・ママ業
・奏太の管理(←ここ重要)
全部やってるやん」
さおり
「管理ちゃうし(笑)
でも正直、一人で完璧にやろうとしたら即・爆発ですね」
「なのでうちでは――」
指を一本ずつ立てて説明。
さおり
「① “見える化”を全部に導入
予定も買い物リストも、“頭で覚えない”ルールにしました」
「冷蔵庫にホワイトボードが3枚貼ってあって、
・今日やること
・今週やること
・そのうちやること
を全部書き出してます」
優子
「そのうちやること、永遠に残りがちなやつ」
さおり
「そう、あそこは**“夢の墓場”**って呼んでます」
(スタジオ笑い)
さおり
「② ルーティンを“曲”にする
朝の支度が一番バタバタするので、
“朝のルーティンソング”を作って、
陽生と一緒に歌いながら動くんですよ」
光子
「それ聞きたい!!」
さおり(即興で)
「♪起きたら まずは カーテンあけて〜
お水を飲んで おトイレ行って〜
着替えたら お皿をテーブルへ〜
ママはそこで フリーズしない〜」
優子
「最後の歌詞、リアルすぎん?」
さおり
「“ここでフリーズしない”って自分に言い聞かせるパートです」
「③ 分業する勇気
洗濯物畳むのは壊滅的に苦手なんで、
“畳まない収納”に変えました」
光子
「え、どうやって?」
さおり
「引き出しに“上・下・パジャマ・予備”だけ書いて、
全部放り込む方式。
畳む時間は“陽生と遊ぶ時間”にしました」
優子
「それ、めっちゃ合理的やん」
さおり
「“完璧な畳み方”を目指すと頭パンクするので、
“生活が回る最低ライン”にハードル下げました」
◆ 家庭の工夫② 奏太とのコンビ運営
光子
「で、奏太くんとの夫婦コンビ。
あの人、ギターに関しては天才、
日常生活に関しては“ボケ担当”やん?」
優子
「“ギター持ってない時の奏太、迷子説”あるしね」
さおり
「そうですねぇ……
“発達凸凹 × 天然ボケ”のコンビなんで、
放っておくと家の中が“無人島”みたいになります」
(全員爆笑)
さおり
「だから、役割分担は超シンプル」
「・スケジュール管理 → さおり
・献立と買い物 → 奏太
・洗い物 → ふたりでやる(ギターの話しながら)
・ギャグの供給 → 家族全員」
光子
「最後のが一番大事やん!」
優子
「献立を奏太くんが決めるって、攻めてない?」
さおり
「いや、あの人ね、
**“冷蔵庫の中見てからメニュー考える能力だけ修羅レベル”**なんですよ」
「私がやると、“買い物メモ忘れる”→“必要なもの半分抜けてる”→“謎の調味料だけ増える”ルートに入るので」
優子
「ありがち〜〜〜!!」
◆ 音楽活動の工夫:感覚と集中力との付き合い方
光子
「音楽活動のほうは?
発達特性って、リハとか本番にも影響するよね?」
さおり
「しますね。
私は “音に敏感で、人の気配にも敏感で、でも興味ある音楽には沼るタイプ” なので」
「リハの時は――」
指を折りながら。
さおり
「・イヤモニ+片耳だけ耳栓
→ 全部の音をちゃんと聞くと頭クラックするので、
“今必要な音”だけに集中できるようにしています」
「・譜面は色分け&アイコン化
→ フォルテは赤、ピアノは青、キメのリフは炎のマーク、
“ミスったら死ぬとこ”にはドクロマークつけてます」
優子
「ドクロ多くない?」
さおり
「“ここでコケたら光子さんのMCが3倍長くなる”とこは全部ドクロです」
光子
「ちょっと待って!?
うち、保険で喋らされよるやん!」
(スタジオ爆笑)
さおり
「でも発達障害って、
“一度ハマったものへの集中力と継続力”はすごいんですよ」
「音楽に関しては、
譜面記憶と構成記憶だけは異常に強いので、
それを“自分の武器”として使うようにしています」
◆ 爆笑ネタ①:買い物メモが歌詞になる
優子
「さ、お待ちかね。
さおりん爆笑やらかし集、行きますか」
光子
「まずは、“買い物メモ事件”からお願いします」
さおり
「あぁ……あれですね……」
「ある日、ライブ用の歌詞カードと、
買い物メモを書いてたんですけど――
思考がごっちゃになってしまって」
「本番前に歌詞確認したら、
サビがこうなってたんです」
さおり(読み上げるように)
「♪君への想いは 止まらない
牛乳 卵 にんじん 玉ねぎ〜……」
(スタジオ崩壊)
光子
「急に鍋仕込むな!!」
優子
「“想いは止まらない”からの“カレーの材料”!!」
さおり
「奏太に見せたら、真顔で
**“今日、これで歌う?”**って言われました」
ケンタ(ゲスト席で聞いてる設定でもOK)
「それ歌ったら、会場全員“晩ごはんカレー”になるやつ」
◆ 爆笑ネタ②:冷蔵庫の中が「音階ラベリング」
光子
「もう一個好きなのが、“冷蔵庫ドレミ事件”」
さおり
「あれね……
“覚えやすいようにしよう!”と思って、
冷蔵庫の棚ごとに音階ふったんですよ」
「一段目:ド
二段目:レ
三段目:ミ って」
優子
「なんでそうなった」
さおり
「で、奏太に“マヨネーズどこ?”って聞かれたから、
**“ミの奥!”**って答えたら」
「キッチンから
“音階で冷蔵庫説明するな!”
ってツッコミが飛んできました」
(全員爆笑)
光子
「でもちょっとカッコいいやん。
**“今夜のスープの主役は、ミに眠る野菜たちです”**みたいな」
優子
「料理番組のナレーションやないんよ!」
◆ 爆笑ネタ③:衣装忘れジャージ本番
優子
「トドメは、“衣装忘れてジャージ本番”の話を……」
さおり
「……あれは完全に私のADHD案件です」
「本番の日、
衣装一式をハンガーごと玄関にかけてたんですよ。
“これで忘れん!”と思って」
「で、陽生を抱っこして荷物持って、
そのハンガーだけ、きれ〜いに避けて出て行った」
光子
「あるあるすぎて泣ける」
さおり
「会場着いてから気づいて、
“あ、今日私、リハ用ジャージしかない”って」
優子
「どうしたと?」
さおり
「スタッフさんと相談して、
**“いっそ全員ジャージで出よう”**ってなりました」
光子
「ファイブピーチ★+サポメン=全員ジャージライブ」
さおり
「でもね、
お客さんめっちゃ喜んだんですよ」
『うわ、部活の延長みたいでエモい!』
『ジャージでこんだけカッコよく演奏できるの、逆に尊い』って」
優子
「失敗が、そのまんま“新ネタ”と“新しいスタイル”になったやつやね」
さおり
「それから、“たまにジャージライブやってください”って要望が来て、
“忘れたのが正式採用になる”という謎現象が……」
(スタジオ爆笑)
◆ さおりが伝えたいこと
光子
「さおりん、最後にさ。
同じように発達凸凹で悩んでるリスナーさんに、一言お願いしたい」
さおり
「はい」
少し声のトーンを落とす。
さおり
「私はずっと、
**“ちゃんとできない自分はダメ”**って思ってました」
「忘れ物多いし、時間読めないし、部屋すぐ散らかるし、
人付き合いも“空気読めない”って言われて、
“私が普通になれたら、周りの人もっと楽なんだろうなぁ”って」
「でも、
診断が出て、
家族や仲間が“さおり仕様”に合わせてくれて、
工夫を重ねる中で、
少しずつ考えが変わってきました」
「**“普通になろう”じゃなくて、
“自分の脳みそのクセを前提に、どう暮らすかを設計する”**って感じで」
「発達障害って聞くと、
マイナスイメージが先に来ることもあると思いますけど――
“工夫次第で、むしろめちゃくちゃ武器になる部分もある”
って、私は音楽で実感しています」
「だから、
“私はダメなんだ”じゃなくて、
“私はどういう設定のキャラで、どんな装備なら戦えるか?”
って考えてもらえたら、ちょっと楽になるかもしれません」
優子
「“キャラ設定”って考え方、めっちゃいいね」
光子
「うちも“爆走ボケ属性”やけん、自分の扱い方考えたもんね」
さおり
「うん。
私、**“忘れ物しがちなサポート魔法使い”**くらいのノリで生きてます」
◆ エンディング:双子、完全にヘロヘロ
(エンディングBGM)
光子
「いや〜、今日はマジで……お腹が……」
優子
「発達凸凹トーク、真面目に勉強になりつつ、
爆笑エピソードの破壊力がえぐかった……」
光子
「“サビで牛乳・卵・にんじん・玉ねぎ”は、一生忘れん」
優子
「ミの奥のマヨネーズもな」
さおり
「今度ライブでやりましょうか?」
光子・優子
「やめて!!(笑)」
光子
「でもね、
**“発達障害をネタにする”んじゃなくて、
“特性と一緒に生きてる日常を、笑いも交えて話してくれた”**のが、
すごく嬉しかった」
優子
「きっとラジオ聴いてる“凸凹持ちさん”たちにも、
届いたと思う」
さおり
「“完璧にできなくて大丈夫”って、
私も毎日、自分に言い聞かせてますからね。
一緒に、ちょっとずつ工夫していきましょう」
光子
「というわけで、今日のゲストは
日向さおりさんでした〜!」
優子
「ありがとう〜!!」
さおり
「ありがとうございました〜!」
光子
「M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ、今週もお相手は――」
光子&優子
「光子と! 優子でした!
みんな、自分の“設定”を大事にしつつ、生きていこ〜!」
(フェードアウト)




