2052年5月20日・陽翔&結音 6歳バースデー
◆ 2052年5月20日・陽翔&結音 6歳バースデー
5月後半。
外はすでに「初夏どころか真夏手前か!」という暑さ。
でも、博多南の小倉家リビングはエアコンと子どもパワーで快適&カオス。
ガーランドには
「6th BIRTHDAY HARUTO & YUNON」 の文字。
テーブル中央には、
いちご・チョコ・クッキーのせ盛り盛りケーキがドーン。
主役はもちろん、
6歳になった 青柳陽翔 と 柳川結音。
◆ オープニング:6歳、もう“自分のネタを持つ”お年頃
光子:
「陽翔〜、結音〜、6歳おめでと〜!!」
優子:
「6歳ってことは、“小学生に片足突っ込んだギャグ年齢”やね〜?」
美鈴:
「ようわからん基準ばい」
陽翔:
「きょうは“6さいきねんスペシャル”のネタ、
はると じぶんで かんがえてきたけんね!」
結音:
「ゆのんも〜! “すきなひと ないしょトーク”つき ネタつくった〜!」
優馬:
「おっと、“ないしょトーク”とかいうワードが急に生々しくなってきたぞ」
拓実:
「6歳ってそういうお年頃よねぇ……」
◆ 第1部:陽翔&結音の 6歳記念ネタライブ
即席ステージ前に、
大人組はソファ、ちびっこ組は床に座ってスタンバイ。
光子(MC):
「それでは! 世界初公開!
ふわもちぷにすけ 6歳記念ライブ!」
陽翔&結音:
「「いぇ〜〜い!!」」
陽翔:
「どうも〜、“はると&ゆのん”です!」
結音:
「“ふわもちぷにすけ”っていうユニットなりました〜!」
陽翔:
「“ふわ”が はるとで〜」
結音:
「“もち”が ゆのんで〜」
2人:
「“ぷにすけ”は、ひみつの なまえ〜〜!!」
春介:
「6歳になってもそこは秘密なんやね」
春海:
「むしろ謎が深まっとる」
◆ ネタその1:お風呂あるある・6歳Ver.
結音:
「さいしょは、“おふろあるある・6さいばん”!」
陽翔:
「こないだね〜、はると おとうたんといっしょにおふろはいっとったらね〜」
(湯船につかるジェスチャー)
陽翔:
「おとうたんが“よし、せなかながしてやろう”っていって、
タオルでゴシゴシしよってね〜」
結音:
「そしたら〜、
“あっ、すべった!”っていって、
シャワーのホースで じぶんの おしり ビシッ!て たたいてもーたと!」
陽翔:
「“あいたぁ〜! だれや今 おしりペチったん!”っていよったけど……」
2人:
「“じぶんや〜〜〜!!”」
客席:
「「ぎゃはははは!!!」」
優子:
「リアルにありそうで嫌なんよね〜こういうの」
翼:
「いや、否定はできん……」
◆ ネタその2:ママの“寝起きビフォーアフター”
結音:
「つぎは、“ママのねおきビフォーアフター〜”」
結音、優子の真似で、
髪ボサボサ・半目でベッドから起き上がる。
結音:
「“ゆのん〜……あと3ぷん……いや5ぷん……”」
陽翔:
「で、ゆのんが“ママ、おきんと ひのちゃんに さきにあそばれるよ〜”っていったらね〜」
結音、がばっと起きて、
結音(急にハキハキ):
「“なにっ!? じゃあ ママ、“はやおきアイドルモード”にはいります!!”」
髪を手ぐしで整えながら、
急にアイドルポーズを決める。
結音:
「“おはよ〜☆ いま おきました〜☆ さっきのママは きのうのママです〜☆”」
陽翔:
「“きのうのママ”て なんやねん!!」
優馬:
「表現が高度やな」
拓実:
「6歳、比喩がレベルアップしとる」
優子:
「…当たらずとも遠からずなのがつらい」
◆ 第2部:女子連合・6歳女子のリアル恋バナコント
女子連合メンバー:
結音(6)
灯乃(3)
彩羽(1だけどテンションだけ一人前)
光子(MC):
「つづきまして〜、“青柳&柳川女子連合”による、
『すきなひと ほんねトークかいぎ』 で〜す!」
3人:
「「いぇ〜!!」」
◆ コント:すきなひと ほんねトークかいぎ
結音:
「きょうのぎだいは、“ほんとは だれが いちばんすきか”です!」
灯乃:
「ひのはね〜、“おにーしゃん”がすき〜。
はるにぃも、とうまにぃも、どっちも!」
陽翔&燈真:
「「だからどっちやねん!!!」」
彩羽:
「いろはは〜、“おにーしゃん ぜんいん すき〜!”」
陽翔&燈真:
「「ぜんいんてなん!!!」」
結音:
「ゆのんはね〜、
“はるにぃ”も“とぅま”も すきやけど〜……」
ちょっとだけ頬を赤くして、
結音:
「いちばんは、“いっしょに ケーキわけてくれるひと”がすき〜!」
灯乃&彩羽:
「「けーき わけてくれるひと さいきょう〜!!」」
春海:
「6歳女子の価値観、妙にリアルなんよね」
美香:
「“ケーキを分けてくれる男は信頼できる”みたいな」
優子:
「やめなさいそういう人生訓みたいなまとめ方」
◆ 第3部:男子同盟+特別枠・ドタバタ6歳ヒーロー劇
男子同盟:
陽翔(6)
燈真(3)
悠翔(1・爆速歩き)
+ 特別枠:彩羽(1)
光子(MC):
「つぎは、“男子同盟+女子特別枠”による、
『6さいヒーローショー 〜あくやくはだれや問題〜』!」
全員:
「「いぇ〜〜!!」」
◆ コント:6さいヒーローショー
陽翔:
「はるとは、“はるレッド”!」
燈真:
「とぅまは、“ブレインぶるー!”」
悠翔:
「ゆーとは〜、“おねえしゃ〜ん ついほ〜くブラック!”」
大人組:
「肩書きひどい!!」
彩羽:
「いろはは、“ケーキみまもりピンク〜!”」
—
陽翔:
「じゃあ、あくやく きめよ〜!」
燈真:
「“せんたくきプリンまおう”!」
春介&春海:
「「未だに語り継がれるのか洗濯機プリン……」」
悠翔:
「“おふろコーヒーゼリーまおう”も おる〜!」
優馬:
「こっちはお父さん案件やろ!」
彩羽:
「いろはは〜、“やさいのこし まおう”きらい〜!」
美鈴:
「そこはちゃんと食べなさい!」
—
ラスト、決めポーズ。
陽翔:
「それじゃあ いくよ〜!
“ふわぷにジャスティス!”」
燈真:
「“ブレインぶるー、たまにバグる〜!”」
悠翔:
「“おねえしゃん おいかけ ぶらっく〜!”」
彩羽:
「“ケーキ まもる ぴんく〜!”」
4人:
「「せーの!
ストップ! ぎゅー! ライト!!」」
\全員で決めポーズ/
大人一同:
「「あっち世界行くーーーー!!!」」
笑いすぎてソファからずり落ちる優馬、
床を叩いて笑うアキラ、
ハンカチで涙を拭きながら笑う美香。
光子:
「これが“6歳の破壊力”かぁ……」
優子:
「5歳のときより、ちゃんと“オチ”つけてきとるのが怖い」
◆ 6歳の抱負・改訂版
ケーキのろうそくは “6本ずつ”。
全員で歌って、二人がふーっと吹き消す。
光子:
「じゃあ改めて、“6歳の抱負”いってみよっか〜」
陽翔:
「はるとはね〜、
もっとチューバじょうずになって、
こんどは じぶんで ふく きょく つくる!
“ひいじいちゃんに とどけるマーチ”つくる!」
大人一同:
「「……!!」」
優馬:
「……それは、ずるいくらい ええ抱負やな」
美鈴:
「ひいじいちゃん、絶対、天国で よろこぶねぇ」
結音:
「ゆのんはね〜、
うた もっともっと がんばって、
いつか じぶんで つくった うたで、
ケーキアイドルライブ する〜!!」
灯乃&彩羽:
「「けーきあいどる〜〜!!!」」
美香:
「作曲とスイーツの二刀流アイドルやね」
優子:
「虫歯とカロリー管理だけ、マネージャーに任せよっか」
—
こうして、
“6歳になったふわもちぷにすけ” は
ギャグも夢も、ぐっとレベルアップ。
笑いすぎて、
大人も子どもも全員ヘロヘロになりながら——
陽翔と結音の6歳の一年が、
にぎやかに、頼もしく、幕を開けるのであった。
2052年5月20日。
ケーキもギャグもひと段落したかに見えた小倉家リビングに——
さらなるカオスの火種が投下されようとしていた。
◆ トリプルコンビ結成で、カオス3乗
陽翔:
「じゃあつぎはね〜、“こんび しゃっふるネタ”する〜!」
結音:
「きょうはスペシャルやけん、
3こんびでネタする〜!!」
光子:
「お、ユニット増えた」
優子:
「名字シャッフルしたら、とんでもない化学反応起きそうやねぇ」
陣形はこうだ:
① 陽翔 & 結音 ……《ふわもちぷにすけ》本体
② 燈真 & 灯乃 ……双子(?)テンションの《ふわぷによしよし隊》
③ 彩羽 & 悠翔 ……爆速1歳コンビ《ばくそうベビーず》
子どもたち、なぜか自主的に前に並び、
陽翔が一歩前へ出て宣言する。
陽翔:
「それでは〜!
“ふわぷにカオス☆トリプルアタック” はじまるよ〜!!」
大人たち:
「すでにタイトルから不安しかない!!」
◆ ①ふわもちぷにすけ:家族あるある・6歳版
結音:
「さいしょは、“はると&ゆのん”から〜!」
陽翔:
「きょうのネタは、“おとなたちの ひみつかいぎ”!」
結音、ソファを指さして、
結音:
「あそこに すわっとる おとなたちね〜、
よる おそくなったら、
“こどもには きかせられん はなしタイム” しよると〜!!」
美鈴:
「ギクッ」
優馬:
「い、いやいや…そんな大した話しとらんて!」
陽翔:
「このまえ かくれて きいとったらね〜」
陽翔、優馬の真似で偉そうに腕組み。
陽翔(低音):
「“ワシが 初代エロ大魔王やけんねぇ〜”」
結音、光子の真似で。
結音:
「“おとうたん、それ自慢にならんけん〜!”」
陽翔:
「**“でも こうやって みんなで わらえるのが、
いちばんの しあわせたい”**って
さいご いよったと〜!」
一瞬、ほろっとした空気になる。
結音:
「…と みせかけて〜!」
結音、急に顔をドヤっとさせて、
結音:
「そのあと すぐ、
“で、つぎに売り払うDVDはどれにする?”って
はなししよった〜!!」
光子&優子:
「そこ子どもにバレとったーーー!!」
大人一同:
「「ぎゃはははは!!!」」
優馬:
「やめてぇぇ、そのエピソードは地味に生々しい!!」
◆ ②ふわぷによしよし隊:看病ごっこカオス
お次は、燈真と灯乃の出番。
灯乃:
「つぎは、“とぅまと ひのの よしよし隊〜!”」
燈真:
「“あかちゃんおいかけ係 とぅま”と〜」
灯乃:
「“おしゃべりつっこみ係 ひの”です〜!」
光子:
「役割分担がすでに漫才コンビ」
——設定は「風邪をひいたお兄ちゃんを看病する妹&弟」。
燈真、わざとらしく「ゴホゴホ」と咳き込みながら布団に入る。
燈真:
「おにーしゃん、げほげほ…」
灯乃、タオルとおもちゃの体温計を持って登場。
灯乃:
「おにーしゃん、たいちょう どげな〜?」
燈真:
「さむい〜、あつい〜、さむい〜、
ポテトたべたい〜」
灯乃:
「さいご ただの よくばり〜!!」
客席:
「「わかる〜!!」」
灯乃は、お世話セットの中から
ぬいぐるみと絵本と、なぜかリモコンを取り出す。
灯乃:
「おくすりは〜、“よしよし〜”と、
“おはなしよんであげる〜”と、
すきなテレビみせてあげる〜”!」
燈真:
「それ ただの てんご(甘やかし)〜!!」
2人:
「「てんご よしよし隊でした〜!」」
春海:
「でも正直それされたら治る気がする」
春介:
「精神面からのアプローチやな」
◆ ③ばくそうベビーず:高速カオス追いかけっこ
最後は、彩羽と悠翔。
彩羽:
「いろはと〜」
悠翔:
「ゆーとは〜」
2人:
「「ばくそうベビーず〜!!」」
すでにテンションだけフルスロットル。
陽翔:
「こんどは、“おにーしゃん おねえしゃん ついほうゲーム”する〜!」
ルールは簡単:
お兄ちゃんズ(陽翔&燈真)と
お姉ちゃんズ(結音&灯乃)を
彩羽&悠翔が交互に追いかけ回す。
光子:
「ちょ、ちょっと待って、それ普通に危ないやつやん」
優子:
「いや、リビング限定なら…(と言いつつカメラ構える)」
音楽も何もないのに、
なぜか2人で「3・2・1、ゴー!!」と叫び、
カタカタカタカタッ(小さな足音)
タッタッタッタッ(爆速歩き)
彩羽:
「おにーしゃ〜ん!! つかまえたら ぎゅーする〜!!」
陽翔:
「ぎゃー! うれしいけど にげる〜!!」
悠翔:
「おねえしゃ〜ん!! まってぇ〜!!」
結音:
「“おねえしゃん”って どっちよ〜〜!!」
灯乃:
「ひの? ゆのん? どっち〜!?」
ソファの周りをぐるぐる走り回るちびっこたち。
春介:
「リビングがサーキットになっとる」
春海:
「タイム計測したいレベルで速い」
最後は、4人の足元に
彩羽と悠翔が同時に“タックルぎゅー”。
彩羽&悠翔:
「「つかまえたーー!!」」
陽翔・結音・燈真・灯乃:
「「ぎゃああああ!! かわいくて うごけん!!!」」
大人一同:
「「あっち世界行くーーーー!!!」」
ピッ…(青柳家の前で車が止まる)
翔一
「光子ちゃん、優子ちゃん、今日は呼んでくれてありがとう」
瑛一
「ひ、陽翔くんと結音ちゃん、誕生日おめでとう…!」
由香
「……お邪魔します。今日は…よろしくお願いします」
由香はまだ少し緊張気味。
でも、その表情には以前にはなかった 落ち着きと柔らかい影 があった。
彼女は、
・更生プログラム
・地域の支援員
・そして“美鈴と優馬、光子と優子”の粘り強い寄り添い
により、ゆっくり立ち直ってきた。
美鈴(園長モードでは鬼、家庭では菩薩)が
そっと肩に触れる。
美鈴
「由香さん、来てくれてありがとう。
今日は、孫と…あんたの“家族”に囲まれて、ゆっくりしぃね」
由香
「……はい(小さく微笑む)」
翔一と瑛一も、安心したようにうなずく。
そこに飛んでくる“爆笑弾”
燈真(4歳)
「そこのおねーさん!ぼくの“スーパーボケ”見てって!!」
(自作の段ボールマントを広げる)
燈真
「みて!ひこうき〜……ブーン……
ぶつかったあぁぁ!!(フェイントで転がる)」
灯乃(3歳)
「ひーちゃん、しょうもな!!」
(すかさずツッコミキック ※ただし3歳)
悠翔(1歳)
「おねえしゃーんだっこ〜♡」
瑛一
「……(笑いこらえきれず)ぷっ……いや無理……!
こ、この子たちすごい……!」
翔一
「こらえろ瑛一!まだ開始5分だぞ!」
由香だけは──最初こそ戸惑っていたが、
燈真の“超絶しょうもない転がりギャグ”に 完全にやられた。
由香
「ふ……ふふっ……くく……っ」
「な、なにこれ……(涙目)」
光子
「由香さん、笑うの久しぶりに見たぁ〜!」
優子
「こげん笑う由香さん、めっちゃ可愛いよ!」
由香
「もう……あなたたちの子どもたち……“反則”……(笑い泣き)」
そしてついに──
青柳家 & 柳川家 & 吉田家による
“カオス3家ファミリー合同ギャグ祭り”
が爆誕。
その渦の中で、
由香は誰よりも大きく笑っていた。
翔一は、少し離れてその姿を見つめ、
翔一
「……この家族に、どれだけ救われとるんやろな。
ほんま、ありがとうな……光子ちゃん、優子ちゃん…」
光子・優子
「家族やけんね〜!」
「助け合うっちゃ普通やん!」
━━━━━━━━━━━━━━
由香の答え:
“ここに帰ってこられた人”
━━━━━━━━━━━━━━
由香はもう「加害者の影」ではなく、
“立ち直り、家族と共に歩き出した女性”として描かれていく。
笑いの渦の真ん中で、
瑛一と翔一に手を引かれ、
子どもたちから抱きつかれて、
涙を拭いながら笑っている──
それが2052年5月の由香。




