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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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悠翔(1歳8ヶ月)――突然の“おねえしゃーん期”突入!!

 ◆ 2052年春

 悠翔(1歳8ヶ月)――突然の“おねえしゃーん期”突入!!


 柳川家のリビング。

 夕方のまったりタイム……のはずが、すでにカオスの香り。


 結音ゆのん

「ひのちゃん〜、今日の絵本いっしょに読むと〜?」


 灯乃ひの

「ゆのんねえちゃん、さっきから読んでくれよるとに、

 ひの、まだページめくれてない〜!」


 そこへ、テテテテテッ……と、

 爆速歩行+高速ヨチヨチステップで近づいてくる影。


 悠翔(ゆうと/1歳):

「おねえぇぇぇぇぇぇしゃーーーーーん!!!」


 結音&灯乃:

「「……どっち!!?」」


 ◆ 1. 誰に言ってるの?大混乱の瞬間


 悠翔は、結音にも、灯乃にも、

 どちらにも手を伸ばしながら突進してくる。


 優子:

「ゆうと、どっちの“おねえしゃん”ね?」


 悠翔:

「ん〜〜〜とねぇ……

 おねえしゃーーーーーん!!!!」


 優子:

「わからん!!(笑)」


 拓実:

「汎用型“おねえしゃん”になっとる……」


 ◆ 2. 本人は明確なつもり


 結音:

「ゆうと、ゆのんのこと呼んだと?」


 悠翔:

「んーん!

 ひーちゃん でも ゆのんちゃん でもない!

 おねえしゃん!!」


 灯乃:

「えっ!? じゃあひの、どのへんがおねえしゃんなん!?

 ひの、まだ“おてんばプリンセス”やけど!!?」


 結音:

「ゆのんかもしれんやん?

 ゆのんは今日、年長さんになったんよ?」


 悠翔:

「んぇ〜〜……」


 ひとしきり考えて……

 にっこり笑って、


 悠翔:

「どっちも おねえしゃん!!!」


 結音&灯乃:

「「雑ーーーー!!!」」


 ◆ 3. 優子、爆笑で崩れ落ちる


 優子:

「ゆうと、まとめて呼ぶ気やね!?

 ひーちゃんとゆのんちゃんは別枠やろ〜?」


 悠翔:

「べつわく? え〜〜〜……

 ゆうと、

 おねえしゃん1と おねえしゃん2にする!!」


 結音:

「番号制!?!?(笑)」


 灯乃:

「ひの2!? ゆのん1!?

 それとも、ひの1!? ゆのん2!?

 どっちね〜〜!?」


 悠翔(超満面の笑顔):

「ひみちゅ」


 優子:

「ぐはぁッ!!!(尊死)」

「秘密にすんな〜〜〜!!!」


 ◆ 4. 光子側にも飛び火


 その晩、光子家とビデオ通話。


 彩羽(あいは/1歳):

「ばぶばぶ〜〜!!」


 悠翔:

「あいはの おねえしゃん!!」


 光子:

「いやあいはは妹ポジションよ!?(笑)」


 陽翔:

「ゆうと、乱射しよるねぇ“おねえしゃん”……」


 燈真:

「とぅま、今日“おにいしゃん”って言われた!!」


 光子:

「えっ、燈真にも!?(笑)」


 悠翔:

「んふふ〜〜〜

 ぜんいん おねえしゃん!!」


 全員:

「全員!?!?!?」


 ◆ 5. ついに分類方法が判明(?)


 数日後。


 優子:

「ゆうと、なんで最近“おねえしゃん”言いよると?

 ゆのんとひの、呼び分けてたやん?」


 悠翔、少し考え……

 指を二本出して言った。


 悠翔:

「だってね……

 だっこ してくれるひと、

 ぜんいん おねえしゃん!!」


 全員:

「……あぁーーーーー!!(納得&爆笑)」


 結音:

「じゃあゆうと、抱っこしてほしいときに言いようると?」


 悠翔:

「んっ!! おねえしゃん、ゆうとだっこ〜〜〜!!」


 灯乃:

「はいはいひのがする〜!!!」


 超高速で走っていき、

 豪快にぎゅー!!!


 悠翔:

「おねえしゃん だいすきっ♡」


 灯乃:

「ひの、いま“おねえしゃん”の誇りを持った!!」


 結音:

「じゃあゆのんも“おねえしゃん”やけん、ぎゅー!!」


 悠翔:

「おねえしゃん2も だいすきっ♡」


 灯乃:

「番号制やめんかい!!」


 ◆ ◆ 結論


 悠翔にとっての「おねえしゃーん」=

 “抱っこしてくれる最高の人”の称号


 結音でも灯乃でも、

 彩羽でも燈真でも、

 タイミング次第でだれでも「おねえしゃん」になる。


 柳川&青柳の両家は、

 毎日“おねえしゃん呼ばれ争奪戦”で

 腹筋が無限に鍛えられているのであった。

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