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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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柳川家・カオス増量ナイト(2051年冬)

◆ 柳川家・カオス増量ナイト(2051年冬)


灯乃がようやく寝息を立てはじめ、

結音と優子と拓実がほっと一息ついたその瞬間――


リビングの奥から、

“タタタタタタタタッ!!!!”

という、もはや爆速の獣みたいな足音が近づいてくる。


優子:

「ん? なんか来たで……?」


拓実:

「……まさか……」


次の瞬間、視界に飛び込んできたのは――


◆ 悠翔(ゆうと/1歳)爆速降臨!!!


悠翔:

「ひーーーちゃぁぁぁぁぁん!!!

 ゆのんちゃぁぁぁぁぁん!!!!」


ついに 高速ハイハイを卒業し、完全二足歩行を手に入れた爆速ベビー。

スピードはもう小型バイク並。


結音:

「うわっ!? 来たぁ!!」


灯乃:

「きゃーーーー!! ゆーとがあるいとるー!!」


悠翔はそのまま全速力で突進し、

まずは灯乃に “ぎゅむーーっ!!!”


灯乃:

「ぐえっ!! ひの、つぶれるーー!!」


次に、方向転換も異常にキレが良い。

“キュッ” と90度ターンして、

結音にも――


悠翔:

「ゆのんちゃぁぁぁん!!!

 だっこーー!!!」


結音:

「わっ、ちょ、まっ……」

「ちょっと待ってゆうと!!! 重い重い!! 1歳の勢いじゃない!!」


拓実:

「ゆのん、しっかり受け止めろ!キャッチや!キャッチ!!」


優子は笑いが止まらない。


優子:

「もう、今日のうちの子ら、テンションおかしかぁ!!

 ひのの幼稚園カウントダウンで盛り上がったけん、全員ハイなっとる!!」


◆ 抱っこ要求タイム、カオスの極み


悠翔は結音に抱きついたまま、

今度は灯乃にも向かって両手をバサバサ広げる。


悠翔:

「ひーーーちゃぁぁぁん!!

 だっこ こうかーーん!!!」


灯乃:

「交換!? ひの、交換てなに!?」


悠翔:

「だっこ!! だっこ!! ぜんぶ!!」


結音:

「ゆうと、“全部”は無理!!」


しかし悠翔は聞かない。

ニコニコ笑いながら、姉2人にむぎゅむぎゅハグの無限ループ。


灯乃:

「ぎゅーされすぎて、ひの、ぺちゃんこなっとう!!」


結音:

「ママぁ!! 助けてぇ!!」


優子は笑いすぎて涙目。


優子:

「いや、うちの子たち……

 この家の“末っ子無双”すごすぎん?(笑)」


拓実:

「将来は、間違いなく“ピーチギャラクシー∞”のエネルギー担当やな。

 あいつ、今の時点でパワーやばいもん」


◆ そして、爆速の極み


突然、悠翔は3秒ほど固まり――


悠翔:

「……だっ!!」


次の瞬間、

灯乃と結音の間を “ぶおぉぉぉぉん!!!” と駆け抜ける。


拓実:

「うおっ!? 速っ!!」


優子:

「ちょっ……明日から“ゆうとチャージ”って番組作ったほうがよかんやない?(笑)」


灯乃:

「ひの、ゆうとに勝てん……」

(ちょっと誇らしげ)


結音:

「ゆうとは……もはや……赤ちゃんやない……」


優子:

「進化しとるね……完全に」


拓実:

「ポケモンでいうと“爆走期”入っとる」


◆ 最後は強制おやすみ


悠翔:

「ままーー!! だっこーー!!!」


優子:

「よしよし、はい、おいで〜」


(ぎゅー)


灯乃と結音は同時にため息。


灯乃:

「はぁ……ひの、つかれた……」


結音:

「ねぇママ、ゆうとって……」

「こんなに元気で、だいじょうぶなん……?」


優子:

「だいじょうぶ。

 うちの家系の“エロ大魔王遺伝子”で元気ばい!(笑)」


結音&灯乃:

「やだぁぁぁぁぁ!!!!!」


リビングに“爆笑”が響き渡る。


そして灯乃も結音も、

爆速ベビー・悠翔に振り回されながら、

そのままコテッと眠りにつく。


優子は子どもたちの寝顔を見ながら、

そっと呟いた。


優子:

「……今日も、にぎやかで、しあわせやね」


拓実:

「ほんと。うちの家、カオスやけど……最高や」


その言葉に、悠翔が寝言で――


悠翔:

「ひー……ちゃ……ん……ぎゅ……」


優子:

「……かわいすぎん?(笑)」


にぎやかで、ドタバタで、

だけど温かすぎる柳川家の夜は、こうして更けていった。




◆ 青柳家の“カオス姫”降臨篇(2051年冬)


柳川家が爆速1歳児・悠翔に翻弄されていたその頃――


青柳家も負けていなかった。


なぜなら。


青柳彩羽(あおやぎ いろは・1歳)


=むぎゅー大魔王・抱っこモンスター


が覚醒してしまったからである。


◆ ① 彩羽、兄2人への“むぎゅー奇襲”


光子が夕飯の食器を片付けていると、

リビングの奥から トテテテテッ!! と小刻みな足音が。


光子:

「……あ、来た。」


次の瞬間、


彩羽:

「とぅーーーまっ!! はるとぉーーー!!

 むぎゅーーーーーっ!!!」


青柳燈真(3歳/爆笑恋愛相談所の主):

「ぎゃっ!! ちょ、まっ……苦しい苦しい苦しい!!」


青柳陽翔(4歳/超甘えん坊兄):

「わっ!! 彩羽!! 胸ぐら掴んでむぎゅするのやめてぇぇ!!」


彩羽は体のサイズに似合わず、

“全力のハグ(力加減ゼロ)” を決める天才だった。


燈真:

「お、おかあしゃん……

 いろは……いろは 強すぎる……!」


光子:

「はいはい、離してあげるよ〜(笑)

 彩羽は今日も元気やねぇ」


彩羽:

「むぎゅーがしごとっ!!」


光子:

「仕事なの!?」


陽翔:

「ママ……うちの妹……強かぁ……」


◆ ② 燈真の“恋愛相談コント”が始まる


ひとしきりむぎゅ攻撃が終わると、

燈真が突然、手をパッと上げた。


燈真:

「つぎは〜〜〜!!

 とぅまの れんあいそうだんしょ!!」


光子:

(あ、始まった……)


陽翔:

「また始まった……」


彩羽:

「とぅーまっ! とぅーまっ!!」


燈真は、なぜか背中にタオルをマントみたいに巻き、

急に“相談所モード”に入る。


燈真:

「はい、つぎのおきゃくしゃ〜〜!!

 しつもん、あるひと〜〜!!」


◆ ③ 彩羽、まさかの相談内容


彩羽:

「はぁい!!!」


光子:

「えっ!? 彩羽、相談あると?」


彩羽:

「とぅま、きいて!

 いろはねぇ……

 おにいちゃん だっこしたい!!」


燈真:

「それは もう やっとる!!!

 ちょっとまって!!」


陽翔:

「そうそう! もう散々むぎゅされたよ!!」


彩羽は真剣な顔で言う。


彩羽:

「もっと!!」


光子:

「欲しがりすぎ!!(笑)」


◆ ④ 燈真の回答が“爆笑級”


燈真は腕組みして、

どこで覚えたのか“恋愛マスター”みたいな顔をする。


燈真:

「……いろはちゃん……

 “むぎゅー”はね……

 すきの きもちが おおすぎると

  だいばくはつ するの!!」


光子:

「爆発!?!?」


陽翔:

「なにそれ!!」


彩羽:

「ばくはつするの!? いろは ばくはつするの!?!?」


燈真:

「うん! でもね、だいじょぶ!!

 とぅまが とめる!!

 “ぎゅーの うけとめかた” わかる!!」


光子:

「そんな特技持っとったん!?」


陽翔:

「ママ、うちの弟なんかすごい!!」


彩羽:

「とぅま、すごい!!!」


燈真はドヤ顔で胸を張る。


燈真:

「はい、つぎの おきゃくしゃ〜〜!!

 れんあいそうだんしょ〜〜〜〜おわりっ!!」


光子:

「えっ、終わり!?(笑)」


みんな、魂が半分くらい飛んでいた。


◆ ⑤ そして兄2人は完全ノックアウト


陽翔:

「ママぁ……燈真と彩羽が暴れすぎて……

 ぼく、さっきから息が吸えん……」


燈真:

「はると、だいじょぶ!!

 おれの ハグで なおしてあげる!!」


陽翔:

「やめてぇぇ!!(泣き笑い)」


彩羽:

「いろはも!!」


光子:

「ちょっとちょっと!!

 兄ちゃん2人を潰さんでよ!!(笑)」


◆ ⑥ 最後は光子の一言で締まる


光子:

「……うちの子たち、

 柳川家に負けんくらいカオスったいね……」


陽翔:

「ママ……ほんとそう思う……」


燈真:

「とぅまの そうだんしょ、またやる!!」


彩羽:

「いろは、むぎゅーいっぱいする!!」


光子:

「(笑)

 ……はいはい、今日も平和でよかねぇ」


青柳家に、今日も温かくて爆笑な夜が訪れる。




◆ 2052年・一番のりお誕生日は、燈真


年が明けてしばらく。3月20日は


今日は――

青柳燈真あおやぎ・とうま、4歳の誕生日。


青柳家のリビングには、大きめのテーブルがどーん。

その上には、ホールケーキがひとつ。


真っ白な生クリームの上に、

いちごがこれでもかと並んでいて、

真ん中にはチョコのプレート。


「とうま 4さい おたんじょうび おめでとう!」


そのケーキの上に、

ろうそくが4本、ぴょこんと立っている。


◆ 優子一家、到着!


玄関がバタバタと騒がしくなる。


優子:

「おじゃましま〜す! お誕生会、乱入でーす!」


拓実:

「本日のスペシャルゲスト、柳川ファミリーで〜す」


結音(ゆのん/5歳):

「とぅまくん、おたんじょうびおめでと〜〜!!」


灯乃(ひの/3歳):

「とぅまぁぁぁ!! きょうは“おたんじょうびむぎゅー”する日と!? する日と!?」


悠翔(ゆうと/1歳):

「とぅーーまっ!! だっこーー!!」


既にテンションMAXな3人が、

リビングに突撃していく。


光子:

「はいはい、走らんとって〜! ケーキにダイブするけん!」


青柳翼:

「ケーキは守らなあかんラインやからな……(笑)」


◆ 主役・燈真、ごあいさつ(?)


みんなに囲まれた主役の燈真は、

なぜか今日もタオルマントを背負っている。


燈真:

「きょうの しゅやくは、

 “4さいのれんあいそうだんしょ・とぅませんせい”です!!」


光子:

「今日は“お誕生日の主役です”だけでよかけん!(笑)」


陽翔(はると/5歳):

「とぅま、まずは“おめでとうって言われる係”やけんね?」


燈真:

「わかった!!

 “おめでとう”は ぜんぶ うけとめる!!」


結音:

「受け止めるスタイルなんだ……」


◆ ケーキの前に、全員集合


テーブルの前に、子どもたちがずらりと並ぶ。


陽翔・結音・燈真・灯乃・悠翔・彩羽。

ちびっこ6人が横一列に並ぶと、

それだけでカメラのメモリが足りなくなりそうな“破壊力”。


彩羽(いろは/1歳):

「とぅま、ケーキっ!! ケーキっ!!」


光子:

「いろはは、まずろうそく消させてあげてね〜」


優子:

「さぁ、それじゃあ、ろうそくに火をつけまーす」


翼がチャッ、とライターで火をつける。

4本の炎がゆらゆらと揺れて、

部屋の空気が一気に“お誕生日モード”になる。


◆ ハッピーバースデー、2052年・第1号


光子:

「それじゃあみんな、準備はよかね?」


優子:

「せーのでいくよ〜」


全員:

「せーのっ!」


♪ ハッピーバースデー トゥー ユー

 ハッピーバースデー トゥー ユー

 ハッピーバースデー でぃあ と〜う〜ま〜

 ハッピーバースデー トゥー ユー!!


歌いながら、

陽翔と結音は手拍子。

灯乃と悠翔はなぜか盆踊りみたいな動きをし、

彩羽はケーキに全意識を集中させている。


歌が終わると、光子がニコッと笑って言う。


光子:

「燈真、お願いね。

 “2052年第一号のふーっ”やけん!」


燈真:

「おまかせください!!」


◆ “ふーーっ!”が事件を呼ぶ


燈真、ふぅぅぅっと息を吸い込んで――


燈真:

「ふーーーーっ!!」


ろうそくの火が、

3本だけ消えた。


1本だけ、

「勝ち残り感」全開で、

ぷるぷる揺れながら残っている。


陽翔:

「あ、ひとつ残った!」


結音:

「とぅまの“未練ろうそく”やね」


燈真:

「みれん ろうそく!!?」


灯乃:

「じゃあ、ひのがふーする!!」


優子:

「主役から奪い取らんとって!!(笑)」


拓実:

「ここは“家族代表ふー”ってことで、陽翔、行ったれ」


陽翔:

「よーし、弟のために!」


陽翔&燈真:

「せーのっ!!」


二人でふーーーっと吹きかけて、

ようやく最後の火が消えた。


全員:

「おめでとーーー!!!!」


彩羽:

「けーき!! いろはのケーキは!?」


光子:

「はいはい、今から切るけん、ちょっと待って〜」


◆ 兄弟&いとこからのお祝いコメント(カオス)


ケーキを切り分けている間、

優子がスマホでカメラを構える。


優子:

「はーい、それじゃあ、燈真にひとことずつ“おめでとうメッセージ”いこっか」


● 陽翔から


陽翔:

「とぅま、4さいおめでとう。

 いつも“れんあいそうだんしょ”で

 わけのわからんこと言うけど、

 ぼくはわりと好きです。」


光子:

「“わりと”って付けるのやめなさい(笑)」


● 結音から


結音:

「とぅまくん、4さいおめでと。

 ゆのんのことを“すきですか?”って毎回きいてくるけど……

 おともだちとしては、とっても“好き”です。」


燈真:

「“おともだちとして”!?

 それは なにか びみょうなかんじ!!」


優子:

「3歳にして微妙さ感じ取るな(笑)」


● 灯乃から


灯乃:

「とぅまぁ、4さいおめでと!!

 ひの、とぅまのこと、

 むぎゅーするひととして だいすき!!」


燈真:

「それは うれしい!! でも つぶれる!!」


● 悠翔から


悠翔:

「とぅまー! だっこーー!!」


優子:

「コメントが“だっこ”一択(笑)」


燈真:

「ゆうと……ゆうとは もう ことばより からだで つたえてくる……!」


● 彩羽から


彩羽:

「とぅま、おたんじょうび おめでと!!

 いろは、とぅまを いちばん ぎゅーする!!」


光子:

「いろは、それはさっき実行済みやね」


燈真:

「……とぅま、

 いのちが なんぼ あっても たりんかもしれん。」


全員:

「アハハハハ!!」


◆ 大人たちからの、ちょっとまじめな一言


ケーキをみんなでほおばりながら、

大人組もひとことずつ。


翼:

「燈真、4歳おめでとう。

 なんでも“相談所”にするとこ、

 パパはけっこう誇りに思ってるで。

 これからも、いっぱい聞いて、いっぱい考える子になってな」


光子:

「とぅま、

 生まれてきてくれてありがとう。

 笑いのセンスも、抱きしめる力も強すぎるけど(笑)、

 その“まっすぐさ”があれば、きっとこの先も大丈夫やけん」


拓実:

「とぅま、

 将来、ゆのんのこと泣かせたら……

 パパ、卓球ラケット持って説教行くけんね。」


結音:

「ちょっとパパぁぁ!!今ここで言う!?///」


優子:

「でもね、

 とぅまみたいな子が、

 “だいじな人をちゃんと笑わせてくれる男の子”になってくれたら、

 うちは安心しとるよ。

 4歳、おめでとう」


燈真:

「……なんか きょう、

 いっしょうぶん ほめられた きがする……!」


陽翔:

「また明日からゼロリセットやけどね」


燈真:

「えぇぇぇぇぇ!!」


◆ 2052年のスタートライン


こうして――

2052年、最初のハッピーバースデーは、

大笑いと、ちょっとの照れくささと、

ケーキのいちごまみれの口で幕を閉じる。


光子:

「さぁ、とぅまが“今年いちばん”に年を重ねたけん、

 ここからみんなも、順番に“またひとつ”大きくなるよ〜」


優子:

「笑って、泣いて、また笑って。

 今年もカオス全開でいこうかね〜?」


子どもたち:

「いこーーー!!!!!」


その元気な声に、

窓の外の冬空も、

少しだけ明るくなったように見えた。

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