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美香と光子と優子の爆笑ストーリー。光子と優子29歳  作者: リンダ


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高浜線の海と、湧き水の街と、紙の煙突と、赤穂浪士ギャグ討ち入り

旅の18日目 ― 高浜線の海と、湧き水の街と、紙の煙突と、赤穂浪士ギャグ討ち入り


伊予鉄・高浜線 ― 海の向こうに本州を感じる朝


道後の朝。

たっぷり温泉に浸かった翌日も、やっぱりこの一行は電車に乗る。


道後温泉から松山市駅方面へ出て、

そこから 伊予鉄・高浜線 に乗り換え。


陽翔「きょうはどこまで行くと?」

燈真「高浜線って、海のほう?」

悠翔「船、見えるかな?」


ガタンゴトンと揺られていくうちに、

車窓に少しずつ海が近づいてくる。


結音「うみ、また来た〜!」

灯乃「きょうのうみは、ちょっと“しゅっと”しとる〜」


終点・高浜に近づくと、

本州行きの船が停泊している港が見えてくる。


「ここから本州に渡る船も出とるんよね」


拓実

「線路だけやなくて、海の上にも“道”があるって感じやな」


光子

「鉄道の“端っこ”と、船の“はじまり”が重なっとる場所なんやね」


優子

「海上交通の要って、こういうことなんやな〜って、

 実際に見ると実感するよね」


港に並ぶフェリーを眺めながら、

“この先もまだ旅は続く”という、不思議な安心感みたいなものが生まれていた。



松山 → 伊予西条 ― 予讃線で、湧き水の街へ


高浜から再び松山に戻り、

今度は 予讃線で伊予西条方面へ。


列車に揺られながら、

愛媛の海と山の景色が、少しずつ東へと流れていく。


伊予西条に着いて改札を出ると、

どこか空気がひんやりしている。


陽翔「なんか、すずしい〜」

燈真「空気、きれいって感じするね」


ここはきれいな湧き水のあふれる街。

街中のいたるところに、水が湧き出る場所がある。


結音

「みず、キラキラしとる〜!」


灯乃

「のんだらおいしそう〜」


実際に飲める場所では、

カップに少しだけ汲んで、一口ずつ味わう。


「うわ、冷たっ。これ、生き返るやつや」


拓実

「スポドリもええけど、

 こういう水が身体に一番染みるんかもしれんな」


光子

「四万十川の水を“流れる透明”っていうなら、

 ここは“湧き出す透明”って感じやね」


優子

「“なんとなく、ここで育った人は芯がまっすぐそう”って思ってしまう」


しばらく、湧き水スポットを巡りながら、

静かな街歩きを楽しんだあと、再び駅へと戻っていった。



海沿いを東へ ― 川之江の製紙工場の煙突を眺めながら


伊予西条から再び予讃線に乗り、

今度は川之江方面へ。


車窓には、

瀬戸内の海と、

ときどき顔を出す製紙工場の巨大な煙突たち。


陽翔「なんか、でっかいストローみたい!」

燈真「もくもく、すごいね」

悠翔「紙、ここでいっぱい作りよると?」


結音

「さっきの湧き水の街と、紙の工場。

 なんか“水が仕事しよる場所”って感じ〜」


灯乃

「みんなのノートも、どっかの町から来とるんよね」


光子

「“紙を作る街”って、

 “誰かの文字とか絵を支える街”でもあるんよね」


優子

「こういう工場の景色も、

 “日本の海沿いには、海だけじゃなくて、働く煙突も一緒にある”っていう象徴やなぁ」


列車はそんな景色を横目に、

観音寺から坂出方面へと走り続ける。



坂出 → マリンライナー → 播州赤穂へ


坂出に着き、

ここからは再び本州へ渡る マリンライナー に乗車。


結音

「また、うみのうえ走る電車〜!」

灯乃

「きょう、何回“海”って言ったかな〜」


陽翔

「うみカウンターほしい」


燈真

「“海ポイント”ためたら、なんかもらえると?」


優子

「いや、もらえるのは“思い出”だけやけどね」


マリンライナーで瀬戸大橋を渡り、岡山側へ。

そこからさらに乗り継ぎ、列車は播州赤穂へと走っていく。


「ここからは、歴史の空気濃度が一気に上がるエリアやね」


拓実

「急に“忠臣蔵ゾーン”入ってくるもんな」



播州赤穂 ― 赤穂浪士ゆかりの地を散策


播州赤穂に到着し、

一行は 赤穂城跡や大石神社など、赤穂浪士ゆかりの史跡を見て回る。


陽翔「ここで、ろうしさんたち、がんばったと?」

燈真「討ち入りって、なんか、こわい感じもするけど……」

悠翔「でも“仲間のこと大事にした話”って聞いた」


光子

「“正義”って、いつの時代もむずかしいよね。

 やなせさんも“アンパンマン”でずっと考え続けとったし」


優子

「赤穂浪士も、ある意味“自分らの正義”を貫いた人たちやね。

 複雑やけど、“覚悟決めた大人たちの話”って感じする」


史跡の静けさの中に、

昼の喧騒とは違う、ピンと張った空気が漂っていた。


祥子

「歴史の現場って、“あの日あの時の決断”が、

 今もここに残っとるってことなんよね」


「その上を、いま自分たちが歩いてるって思うと、不思議です」


見学を終えた一行は、赤穂の宿へ。

温泉と夕食を済ませ、

いよいよ 夜の爆笑通信タイム に突入する。



爆笑通信 in 播州赤穂 ― 赤穂浪士、まさかのギャグ討ち入り


今夜のタイトルは画面にドーンとこう出る。


「M&Yのフライデー爆笑ラジオカフェ

出張版:“赤穂浪士・ギャグ討ち入りの巻”」


光子

「はいどうも〜!

 今日は播州赤穂から、“歴史に怒られん程度にふざけていく”回でーす!」


優子

「本日のテーマは、

 “もし赤穂浪士の中に、爆笑発電所メンバーが紛れ込んでたら”です」


コメント欄

《絶対ロクなことにならん》《歴史に謝れw》《でも見たいw》


「じゃあ、軽く配役だけ決めよか」


拓実

「討ち入りチームの一人が、

 “雪の中すべってコケる係”っていう残念ポジションね」


祥子

「マラソンランナー枠は、

 “江戸までの道中ずっと走って先回りする伝令係”で」


「“討ち入りの前に全員のウォーミングアップをさせるトレーナー役”とかもありますね」


光子

「うちら姉妹が入ったら、多分こうなるよね」


──ここから、爆笑寸劇モード。



★ ギャグ討ち入り・ダイジェスト


(場面:雪の降る江戸の町。討ち入り直前の会議)


大石(役:翼)

「諸君、いよいよ今宵、討ち入りである!」


浪士A(役:拓実)

「おおーっ!! ……の前に、ストレッチだけやっとこうか」


浪士B(役:隼)

「心拍数あがりすぎると、階段でコケますからね。

 深呼吸いきまーす。吸ってー、吐いてー」


浪士一同

「はーい」


そこへ、なぜか紛れ込んでいる 光子&優子&祥子。


光子(謎の浪士その1)

「はいみなさん! 討ち入り前にワンポイントレッスンでーす!」


優子(謎の浪士その2)

「本日のテーマは、

 “静かに走るコツと、すべらないギャグの差し込み方”です!」


祥子(マラソン浪士)

「足音を立てない走りは、マラソンと一緒でね、

 かかとからドーンと着地しないのがポイントなんですよ」


浪士C

「え、討ち入り前にそんな指導受けた人類、今までおる?」


光子

「でね、“すべらないギャグ”のほうは――」


優子

「それはもう、雪の上で滑らんことから始まるんよ。

 ここでコケたら一生イジられるけんね」


浪士D

「命がけで行こうとしてるのに、“すべった・すべってない”の評価つくん?」


大石(翼)

「よし、では最終確認だ。

 掛け声は、“エイエイオー”でよいな?」


光子

「ちょっと待った」


優子

「ここはやっぱり――」


全員で

「エイエイ“お風呂〜!”」


浪士一同

「なんで風呂!?!?」


祥子

「だって、終わったあとは全員、

 “お風呂とごはんと笑い”が必要でしょ?」


「討ち入りのあと、ちゃんとケアしないと身体が冷えますからね」


大石(翼)

「……まあ、たしかに。

 では、掛け声改め――」


全員

「ごはんとお風呂と笑いのために、討ち入り、いざー!!」


──という、

完全に歴史の教科書から怒られそうなコントが展開される。



本編まとめトーク


寸劇が終わって、ふたたび素に戻る12人。


光子

「というわけで、赤穂浪士の皆さま、

 本当にごめんなさい。

 でも、あなたたちの“覚悟”を現代なりに笑いと一緒に受け取った結果が、これでした」


優子

「“命がけで何かをやり遂げようとした人たち”を、

 “笑っていい存在”にするんじゃなくて、

 “笑いながらでも語り継ぎたい存在”にしたいなって思うとよ」


「昔の人たちの生き方を、

 “怖い話”とか“堅苦しい話”だけで終わらせんで、

 ちょっと自分ごととして近くに感じられるようにね」


拓実

「子どもらにとっても、

 “なんかよくわからんけど、昔すごい覚悟した人たちがいた”って

 心のどっかに残ってくれたら、それでええかなって」


祥子

「歴史の現場も、鉄道も、湧き水も、工場も、温泉も、

 全部まとめて“今のわたしたち”につながっとるんやなって思えた一日でした」


「そして結論としては――」


全員

「ごはんとお風呂と笑いがあれば、

 赤穂でも、どこでも世界の真ん中や〜!」


コメント欄

《888888》《討ち入りコント最高》《教科書の横に書きたい》

《今日も元気もらった》《歴史と笑いのミックス、好き》


こうして18日目は、


* 高浜線と港の船が見せてくれた“海上交通の要”

* 伊予西条の湧き水の街の透明さ

* 川之江の製紙工場の煙突が示す“働く海沿い”

* マリンライナーで本州に戻る爽快感

* 播州赤穂の歴史の重み

* そして、赤穂浪士をちょっとだけ身近にしてしまう爆笑コント


で、

笑いと反省と感謝に包まれながら終わっていった。



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