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涙腺異常事態につき、ご迷惑お掛けしてます!

更新スピードが落ちてんぞ、グズッ!

と皆様思っていらっしゃるであろう事は、重々承知の上なのですが、またも小生の悪い癖が……。


基本的に飽きっぽいので……申し訳ないOrz

 ギルドから出た私たちは、三人の行きつけの食堂、名前はモリモリ亭に向かうことになった。


 モリモリ亭……。名前からしてマッチョの店員が、筋肉を隆起させながら接客しているイメージしか思い浮かばん。ついでに妙に白い歯をキラーン☆ってさせながらの接客、な?


 ギルドから歩いて数分の、立地条件は中々良い場所にモリモリ亭なる食堂はあった。


 外観は普通のアットホームな雰囲気のお店だ。いかがわしい感じや、暑苦しい雰囲気は微塵も感じられない。


 私が気にしすぎだったかと、首を振りながら両開きの扉を押すと、そこには私が目を疑う様な光景が広がっていた。


 既に食事をしている、お客さんのテーブルの器の中に鎮座しているのは、どう考えても魔獣の雪トカゲじゃないですか?


 雪トカゲは寒い地方にはごく当たり前に棲息している小型の魔獣で、気性はそんなに荒くないけど、氷魔法を使ってくる厄介な魔獣という認識しか、私の中にはない。

 そんな魔獣が何故か食堂のテーブルの上にあるのだから、異様としか言いようが無い光景であった。



 私がその異様な光景に目を奪われて居る間にも、他の三人は勝手知ったる振る舞いで、スタスタと店の中に入って行ってしまう。


 あうあうあう…。待ってぇ~!こんな異様な場所に一人で置いてかんで下さいっ!


 小走りにヘスさんの後に続こうとしましたが、どうやら私には運が無かった様です。

 何故かと言いますと、急いでヘスさんを追いかけようとした私は、見事に足が縺れてしまい、雪トカゲが乗っている、こわもての男性達のテーブルに勢いよくダイブしてしまったのだから。



 ドンガラガッシャッーン!!!



 うっぎゃあっ!痛いっ!しっ…しかもベチャベチャするぅ~!でも匂いは美味しそうな感じだな?お腹減ったな……って、違う!そういう事じゃ無いっ!


 動揺し、慌てる私の頭に雪トカゲが入っていた器が見事にジャストフィットしていた。


 そんな私の無様で憐れな姿に、こわもてな男性陣から怒号が飛ぶ…………………かと思いきや、皆さん口々に私の事を心配して下さってます。


 申し訳ねぇ…申し訳ねぇよ。本当に。


「おい、嬢ちゃん?大丈夫か?」


「痛いとこはねぇのか?ん?」


「店員~!!何か拭くもの持って来いっ!」


 などと、仰って下さり、ご飯をダメにした私に対してなんと優しいお言葉……本当に申し訳御座いませんっ!!


 自分の情けなさに涙が滲んできちゃうよ……ううっ…ぐすぐす…。


「皆さん…ごめんなさいっ!!ヒグエグ……」


「おっおいぃぃぃ?一体今のどこに泣く要素があったんだ?」


「あれじゃね?雪トカゲ…小さい子にはビジュアルがちょっと悪いからな~?」


「確かにっ!そういや俺んとこのガキも、初めてこの料理を見た時はギャン泣きだったな……。まぁ、直ぐに美味しいっつって慣れたが」


「おいおい~そら!高い高いしてやるから、そろそろ泣き止みなっ!」


 突然泣き出した私に、皆さん大慌てで慰めて下さいます。


少し解せぬのは、何故か皆さん私を子供扱いしてくる事でしょうか?


そんなにか?そんなに幼く見えてるのだろうか?


年齢は確認しない方が身のためだろう。やぶ蛇って事もあるかもしれないですしね。うん。気にしたら負けだ。スルーしよっと。



 優しく慰めてくれる皆さんには申し訳ないのですが、どうやら私の涙は急には止まらないみたいです、しばしお持ちください。ズビッズビ……。



「うっ…うっ……ううっ…えうっ………」


 それにしても、私の涙腺どうなってんだ?泣き止もうとしてるのに、全く止まりませんけど?


 誰か~!助けてぇ~!このままじゃ涙を流しすぎて枯れ果ててしまうっ!!立ったままミイラ化してしまうんじゃ無かろうか?



 その時、泣いてる私を背後から抱き締めて来る腕があった。


「ちょっと……すいませんが、うちの子に何してくれてるんですか?」


 おうふっ。それは地の底より響く、不機嫌な低温ヴォイスのヘスさんでしたっ!

 うん、こんな事で確信を持ちたくは無かったですが、怒り方がリズさんを彷彿とさせます。

 流石は二卵性とはいえ、双子や。



 ヘスさんはジロリと辺りを見回すと、私に先程とは打って変わった優しい声で話し掛けて来る。


「どうしたの?リエラ?何で泣いてるの?まさか……虐められましたか?」


 えっ?違いますからっ!寧ろ一生懸命慰めてくれてました。


「ううっ…ズルズル…。違う…の…うっ…ヘス…さんの勘違い…ズズズッ…ですぅ…ひっ…」


 途中途中しゃくり上げるし、鼻水も垂れてくるし、この説明で通じましたかね?


 多分小汚ない顔をしていると思われる私と、ヘスさんの視線が交わった。


 驚いた表情をした後に、しょうがないなぁ…と言いたげなヘスさんは、自分のズボンのポケットからハンカチ…かな?を、取り出すと私の涙とついでに鼻水も拭ってくれた。


 それを見ていた周りの、こわもての男達は口々にこう言った。


「おい、兄ちゃん!妹を!一人にするなや?」


「そうだぞっ!こんなに小さいのにちゃんと見ててやらなきゃ駄目だろうが」


「まぁ…大事にはしているみたいだから、今回はこれ以上は言わないが、小さい子からは目を離さないように、次からはちゃんと気をつけるんだぞ?」


 ぐはっ!


 完全に勘違いしてるよ!言っておくが兄妹じゃないからな?てか、同い年だからな?

 ヘスさんのさっきの台詞が不味かったんだきっと。

「うちの子」ってなんじゃいっ!つちのこの1種か何かか!この~!!


 頭に来た私は、後ろから抱き締めていたヘスさんの腕の中で、向かい合わせにグルリと回ると、ポカポカとヘスさんの胸を叩いたのであった。








さぁ~てっ!来週のモブ生きは………。


*父上の血管がブチ切れる!?


*矮小な笑みを浮かべる少女


*バナナの皮で滑って臨死体験をする


の3本ですっ!!


また見てくださいね?ジャン・ケン・ポォン☆


うふふふ腐腐腐ッ!




って、冗談です。


お魚くわえたどら猫を追い掛ける女性が主役のアニメの次回予告風に閉めたかっただけですので、作者を罵倒するのは、今すぐ止めましょう。


ミジンコ並みのメンタルなのでプチッと消えます。




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